パリ発殺人列車
十津川警部の逆転

目次 主な登場人物
第1章 フランスからの招待状
第2章 東京からの脅迫状
第3章 東京の夜に
第4章 寂しい死
第5章 再びパリ
第6章 逆転への戦い
ISBN4-16-745427-0
2005/4/10初版
文藝春秋
514円(税引)
306ページ
大越コンツェルン総帥・大越専一郎
グルノーブル市長
大越の秘書・三浦、松野ユキ 駐仏大使・堀田
立花ゆう子

本多捜査一課長・三上刑事部長
白井敬刑事・青森県警田中刑事
パリ警視庁シャルル・J・ポール広報担当官・クリスチーナ婦警
ロンドン警視庁デニス・ウィーバー刑事・エリザベス警視
モスクワ警察ミハイロフ刑事
ニューヨーク市警J・バード刑事
パリ警視庁ピエール・ジレ警部
マニラ警察T・ロドリゲス刑事
フランスで開かれた「世界都市警察大会」に出席した十津川警部は、パリに向うTGVの中で
大富豪・大越専一郎の女性秘書が射殺される事件に遭遇する。
さらに同行した白井刑事の死体がセーヌ川に浮かんだ。そして、謎の連続殺人は日本でも続く…。
日仏を舞台に十津川警部が大活躍するシリーズ異色の傑作。 (表紙うらのページ参考)

単行本 1990年7月 カッパノベルズ刊
1次文庫 1993年12月 光文社文庫刊
今回は、十津川警部は日本の代表として、世界都市警察大会に出席します。
ただ、やはり気楽な出張は許されず、これまた、日本から来た秘書が殺されるという事件に出会ってしまいます。
「十津川警部の行くところ、事件あり」という感じです(笑)。
TGVの方式は、韓国新幹線にも採用されていて、どちらが優秀なのか?などと論議されております。それは、 その国の鉄道の成り立ち方が似ているなど、で考え方が異なると思います。とりあえず、TGVには乗ってみたいな とは思っていますが、パスポートも持たず、鎖国を守っている私にとっては、難しい夢かな(笑)。


評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)