オリエント急行を追え
目次 主な登場人物
第1章 再来日の日
第2章 トカレフ自動拳銃
第3章 偽装
第4章 出発
第5章 私立探偵
第6章 亡命者
第7章 ベルリンの壁
第8章 ライター
第9章 保護者
第10章 ココム
第11章 モスクワ
第12章 赤い流星号
第13章 連動
第14章 誘拐
第15章 危険信号
第16章 接触
第17章 ノボシビルスク
第18章 日本人
第19章 決断
第20章 SL出発
第21章 迎撃
第22章 凍土の中で
第23章 時間との戦い
第24章 夜の別荘
ISBN978-4-396-33637-0

平成23年2月25日初版
祥伝社文庫 に1-32
619円(税引)
297ページ
ジャパン出版・三崎
警視庁外事課・佐伯
元国務大臣・松井勝彦(昨年8月死亡)
十津川の妻・十津川直子
元十津川の部下で私立探偵・橋本豊
松井の娘・松井ゆみ
ハインリッヒ、ゲルト・ハイマー
J・F・ブラウン
S大教授・藤川史郎
老人・藤本収一郎
ロシア号の怪しい男
かおる交易社長・村田保太郎
K組幹部

本多捜査一課長
警察庁国際部長・新田、尾形副総監
交通係高野刑事
和歌山県警相川警部
イベントで日本に運ばれたオリエント急行から、百丁ものトカレフと白骨化した手首が発見された。 調査に赴いた刑事がベルリンで行方を絶ち、特命を帯びた十津川は、犯人を迫ってベルリンからモスクワ、 さらに極寒のシベリアへ!一方、亀井刑事は日本で暗躍するドイツ人の影を探り出していた…。 東西ドイツ統一直後、激動の東ヨーロッパと日本での息詰まる攻防。
(裏表紙文参照)
海外ものになると、十津川警部は、例えば記憶喪失になってしまうとか、2度と日本に帰ってこられない ほどのピンチに追い込まれます。この事件では、部下の日下刑事も含め、そんなピンチになってしまいます。 さて、どうピンチを乗り越えるのでしょうか。
章の数が多い分、次々と展開が変わる感じがして、読み出したら読みやすくなるのですが、途中、東北大震災が起きて あまり読む気にならなかったので、途中読み返したのがあり、3か月ほどかかってしまいました。
評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 舞台は、東西ドイツが統一された頃。極秘任務にてベルリンへ!