湖西線12x4の謎
目次 主な登場人物
第1章 KOKOKU
第2章 近江今津駅
第3章 遺骨
第4章 絵馬の言葉
第5章 第3の死体
第6章 切迫
第7章 終わりよければ
ISBN4-04-788175-9

平成17/11/30初版
カドカワ・エンターテーメント
800円(税引)
元刑事、私立探偵・黒田伸行
黒田伸行の娘・黒田真紀
黒田の部屋で死んでた男
久介ジイ
三浦亜季
元・三浦重工社長・三浦俊太郎と妻・文子
三浦重工経営陣
水野健介、原辰三郎、 寺西博司、江上久典、青野明

三田村刑事・北条早苗刑事
本多捜査一課長
捜査二課中村警部
滋賀県警桜井警部
日下刑事は、叔父である元刑事・黒田伸行のマンションを訪れた。彼の娘から、 父と連絡が取れないと相談を受けたからだ。部屋で日下が目にしたものは、何者かの死体だった!
さらに現場には<KOKOKU 12X4>という謎のメッセージが残されていた。十津川警部が捜査に乗り出すが まもなく黒田の死体が琵琶湖で発見される。現場である湖西へと飛ぶ十津川。
やがて第三の死体が発見され・・・。犯人の目的は?謎の文字は何を意味するのか? 点が線へと繋がったとき、予想だにしなかった恐るべき陰謀が浮かびあがる。(裏表紙文)
なにやら、暗号めいた題目で、「これはひさびさに時刻表トリックもの?」 と正直思ったのですが、そこは十津川警部がトリック慣れをしてしまったせいか、それほど苦悩する事 なく解いてしまったようです(笑)。
途中、久介ジイの生活の様子が長いくだりで書かれている。 もしかしたら、琵琶湖周辺にて昔からの生活様式に、西村京太郎さんが感動してこの事を書きたかった のかもしれません。

評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 題名や表紙の感じから期待したほどのトリックではなかったので・・。すいません。