十津川警部「故郷」
目次 主な登場人物
第1章 若狭小浜
第2章 高校時代の故郷
第3章 新聞記事
第4章 遺言
第5章 私立探偵
第6章 相関図
第7章 小浜を去る日
ISBN4-396-20783-2

平成16/8/30初版
祥伝社
819円(税引)
ホステス・広瀬ゆかり
片山刑事の妹・片山みどり
佐伯香織、木村雄介、三浦信行、黒田大輔
元小浜市議・水谷精一郎
水谷の秘書で佐伯香織の元夫・荒木豊
元十津川の部下・橋本豊
私立探偵・中西進
益田善行

三田村刑事・北条早苗刑事
田中刑事・三上刑事部長
小浜警察署松本警部
<刑事がホステスと無理心中!?>
死体で発見された部下・片山の無実を 信じ、十津川は彼の故郷・若狭小浜に飛んだ。
兄の死を予感していたという片山の妹みどりの家には空き巣が潜入。
狙いは遺品の日記と手紙だった。高校時代の同人詩仲間4人とのことを記したものがなぜ?
そして十津川は、一年前のお水送り神事の夜に起きた市議殺しを、片山が極秘調査していたことを知る。
同人仲間の容疑 を晴らそうとした、友情に厚い片山がなぜ殺されたのか?
北陸の小京都で十津川が知る悲痛な真実は!?(裏表紙文)
始めのページに片山刑事が死んでいるところを発見される。
が、一応この後の事件でも片山刑事 が登場するので・・・(笑)。
本とともについている帯のところに、「8年の歳月が変えたものとは?」という文がある。
10年ひと昔という言葉があり、ほぼ一昔となる。
8年逢っていなければ、結婚していたり立場は変わるものだと 私も思う。
ただ、その人本人の人柄はそれほど変わらないのではと私は思う。いやそう信じたい。
きっと片山刑事もそう思っていたのだろうが、生憎、友人達はもともとそんなもんだったのかもしれないですね。
ちょっと悲しいお話でした。

評価
☆☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) ネタばらししちゃいました。