「のと恋路号」殺意の旅
目次 コメント
第1章 のと恋路号
第2章 刑事
第3章 失踪
第4章 捜査会議
第5章 K・T
第6章 雨の金沢
第7章 山中温泉
第8章 ハワイ
第9章 伝言
第10章 セブ島にて
第11章 対決
第12章 1つの解決
今は走ってないみたいですが、のと鉄道の恋路号が出てくる話です。 元々は1992年11月に中交文庫より刊行されたものとの事です。
能登半島殺人事件に続けての能登ものを読みました。最後の方に出てくる政治部分は森村誠一さんの方が詳しいかな。 もう少し、追い込む部分が欲しかった気がします。
評価 ☆☆☆☆ 星四つ(星五個で満点評価)
H10/9/25初版・H15/5/20再版 角川文庫
476円(税引)
自分にプロポーズまでしていた中原はなぜ自殺してしまったのか? 井岡あや子は割り切れぬ思いを胸に中原が自殺前に訪れた能登恋路海岸へ傷心の旅にでた。 彼女は恋路駅にノートに残されていた中原のメッセージを見つけるが、それは何者かに破りとられてしまう。 一方、中原の死を他殺の面から捜査していた十津川警部の部下が失踪してしまう。 事件の真相を追う十津川たちは何かを隠そうとする政治的圧力に捜査を妨害される。なぜ・・・。