目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 白浜―東京 第2章 後を継ぐ者 第3章 青岸渡寺 第4章 戦いの始まり 第5章 追跡 第6章 攻防 第7章 対決と結末 |
ISBN4-575-50800-4 2001/10/16第1刷 双葉文庫 に-01-10 524円(税引) 285ページ |
上田貢一郎 シーサイドホテル・花田賢臣 高梨ゆう子 竹下加奈子・有村晴子 S組・渡辺志郎 シーサイドビュー・高梨社長、伊原副社長 T銀行和歌山支社・岡部支店長 剣持美佐子・井上弘 私立探偵・有田啓介 花田の弁護士・松野 北条早苗刑事・三田村刑事・ 三上刑事部長 和歌山県警大木刑事・林刑事・木村警部 和歌山県警寺本本部長 警視庁捜査四課中村警部 | |
南紀白浜のホテルで男性が転落死、そして新宿のホテルでは女性が服毒死・・・。 無関係にみえたこのふたつの死は奇妙な縁で繋がっていた。 十津川警部が捜査に乗り出すが、さらに死者は増えていく。 はたして、裏に隠れた事件の真相とは?? (裏表紙文参照) |
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十津川警部シリーズで、「駅シリーズ」や「本線シリーズ」などがありますが、
この作品は、言わば、「半島シリーズ」になるのかな?まあ、この作品の他は、十津川警部の妻・直子さんが
誘拐される「能登半島殺人事件」と西本刑事が見合いした相手と旅行した先で事件に出会う
「知多半島殺人事件」と私的に読んだのは2作品となっています。2作品とも、捜査側の関係者が加害者として
登場しましたが、どうやら今回はそれはなかったようですね。 青岸渡寺は那智大社の近くにある寺のようです。南紀白浜から那智大社までなので、紀伊半島と呼んでもいい のかもしれませんが、裏表紙の文句で言うと「次々と死者が増えていく」とは何やら物騒な事件なようですよ。 評価 ☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 半島シリーズとでも言いますか? |