目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 暗殺プラン 第2章 接点 第3章 光州へ 第4章 爆発 第5章 列車ジャック 第6章 圧力 第7章 ラスト・アタック |
ISBN4-334-07624-6 2005/12/20初版第1刷 カッパノベルズ 762円(税引) 新書2弾書き200ページ |
中央新聞社・田口 N物産国際課・李信晶 副総理・小野塚勲 副総理の妻・小野塚由美子 長谷川智子 韓国国際局長、キム・ソクドウ 佐藤大介、韓国青年将校ら 韓国陸軍第15師団 外務省局長 三田村刑事・北条早苗刑事 本多捜査一課長・三上刑事部長 ソウル警察外事係アン・テジュン 日本側SP・小森刑事、荒木刑事 韓国側SP・ハン刑事、パク刑事 | |
開業間もない韓国新幹線を舞台にした、政府要人の暗殺計画を示唆する文書が、警視庁捜査一課に届いた。 文書のタイトルは“PLAN OF「A」”。Aは、Assassination(暗殺)を意味する頭文字だ。 その一週間後、東京都内で、在日韓国人三世、イ・シンジョンの絞殺死体が発見された。 彼女は、近く予定されている政府特使の韓国訪問時に通訳を務めることになっていた。 そして、ソウル市内で起きた日本人女性の殺人事件―。急遽、韓国へ飛んだ十津川と亀井は、女性刑事、アン・テジュンの協力を得て、 危機の迫る韓国新幹線に乗り込んだ!精力的な現地取材の成果を生かし、険悪な日韓関係と、韓国国内の抱える社会問題をモチーフに、 巨匠が描く、渾身の社会派トラベル・ミステリー。 (裏表紙文) 「小説宝石」 2005年5月号から2005年10月号連載 |
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ちょっと日本の226事件に似た見解のこの事件ですが、登場人物を細かく見ると、途中からある人が突然、
車内からいなくなってしまうんです。答えを言いますと、北条早苗刑事です。十津川警部を含む捜査陣が危機になっている
にも関わらず、援護もないようなので、どこに消えたのでしょうか???。読んでみてください。 韓国新幹線は、日本の新幹線の方式ではなく、フランス型新幹線で、最前車と最後車は機関車となっており、それを挟んで 16両の編成となっているようです。 個人的には、国外の鉄道は興味がないので、すいません。 評価 ☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点) かなりすごい展開となってます。 |