目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 メッセージ 第2章 画家の眼 第3章 いちばん美しい場所 第4章 爆弾 第5章 オモチャと幼女 第6章 江ノ電論争 第7章 抗議するマニア |
ISBN978-4-19-850847-0 2009/12/31初版 徳間書店 857円(税引) 202ページ(新書版) |
大学生・原田大輔、父・健一郎 原田の旧友・白石翔 画家・戸山秋穂 倉田友子 ビジネスホテルフロント係りの女姓 田中学 友子の友人・小暮裕美 寺沢信介、妻・亜紀、長男・信一 雑誌「列車マンスリー」社長・瀬戸新太郎 北条早苗刑事・三田村刑事 三上刑事部長 神奈川県警矢吹警部 | |
東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が毒殺された。 現場に残されたオモチャの江ノ電に「2」という数字が貼られていたことから、警視庁捜査一課の十津川と亀井は、 第二の殺人が江ノ電に関係すると推理、鎌倉へ向かう。 翌朝、江ノ電が女性を轢いたとの連絡が入ったが、轢かれる前に女性は絞殺されていた。 その後、鎌倉駅に放り込まれた女性のハンドバッグから江ノ電のオモチャが発見されるが、 身許を証明する物は残されていなかった。 二つの事件に関係性はあるのか?十津川警部シリーズ最新作。 (裏表紙文参照) 初出「問題小説」2009年4月号〜10月号 |
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十津川警部の事件で、江ノ電が登場するものとして、「十津川警部の青春」に収録してある
「江ノ電の中の目撃者」が有名だそうだが、まだ私自身は読んでいません。今度読んでみたいと思っています。 こちらの事件では、なぜか犯行現場などに登場する「江ノ電のおもちゃ」。これが、今回の事件のキーワードに なっているようです。下に江ノ電のプラレールを並べてみましたが、登場するおもちゃは、プラレールじゃない みたいです。 評価 ☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) 特に、個人の恨みで、電車を止めるのは、やめてください。 | |||