十津川警部 十年目の真実


目次 主な登場人物
第1章 ビデオテープ
第2章 三田商会
第3章 新しい展開
第4章 ひかり121号の再現
第5章 早すぎたダイイングメッセージ
第6章 終局への道
第7章 最後の罠
ISBN4-396-33022-7

平成14年/2/20初版発行
平成20年/8/15第12版発行

祥伝社文庫
552円(税別)
320ページ
郵便配達・井上
白石透
小柳直記・玲子夫妻
井上の友人・岡島多加志
三田商会・脇田三郎
仁村健治・森恒彦
坂本ひろみ
小笠原欽也
水野功・秋山アキ

北条早苗刑事・三田村刑事
三上刑事部長
大阪府警生活安全課・川口警部
東海道新幹線の車内で時限爆弾が炸裂し、乗客の小柳夫妻が即死した。
犯行は明らかに彼らを狙ったものだった。その直後、「犯行を指示するビデオがある」との通報に、十津川警部は色めきだった。
ところが容疑者すべてに完璧なアリバイがあり、第二第三の殺人が発生。
やがて、小柳が関わる十年前の事件が明るみ出るや、捜査は意外な展開に!(裏表紙文)

平成11年7月、ノン・ノベルズから新書版で刊行されたもの
TBS系十津川警部(渡瀬恒彦さん)シリーズ第44作、特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜、原作。初回放送、2011年4月11日
この題名に「十津川警部」と名前が入ると、かつて十津川警部が捜査した事件の真実が内容かと思ってしまいました。
単純に十津川警部が出てくるという事なのでしょう。
事件ですが、プラスチック爆弾を使っての犯行とかなり荒々しい内容。新幹線での時限爆弾もそのようです。こんな事件が起こらない事を 祈りたいと思います。
敵の敵は味方?主犯はあの人だろうとわかりますが、誰と誰が組んでいるのか、よく読んでないとわからなくなる作品でした。
ちなみに、あまりにも多くの本を買っているので、何を買ったかが分からず、2冊買ってしまいました。その本の表紙は100系新幹線が大きく 載っている下のタイプの本でした。(こちらは、双葉文庫から発行されたものです。)

評価
☆☆☆☆☆ 星3つ(星5つで満点)    十年目の真実とは、何?