十津川警部
東京上空500メートルの罠

目次 主な登場人物
第1章 突然の危機
第2章 北東へ進路を取れ
第3章 パラシュート降下
第4章 訓練空域
第5章 着地点は遠野
第6章 高度を維持せよ
第7章 嵐のち快晴

ISBN978-4-575-51390-5

2010年11月14日第1刷
双葉文庫に01-47
600円(税引)
299ページ
ツェッペリンNTワン号乗客
 Rテレビ社長・島崎幸彦、建設会社社長・遠山和久
 総合商社社長・寺脇幸平、エース広告社長・松岡明
 アパレルメーカー社長・高見圭子、IT産業社長・長谷川浩二
 女優・南みゆき
 ファーストフードチェーン店社長・木ノ内学(当日欠席)
ツェッペリンNTワン号乗務員
 機長・井川隆、副操縦士・三浦徹
 CA・木村由美
ジャパン天空会社社長秘書・佐藤
航空自衛隊飛行団隊長・前田武史

北条早苗刑事・三田村刑事・田中刑事・片山刑事
三上刑事部長
岩手県警遠野警察署安田刑事
北海道警小野田警部、内藤警部
桶川運航基地から招待客七名を乗せ、東京遊覧に飛び立った世界最大の飛行船ツェッペリンNTワン号がハイジャックされた。
犯人からのたびかさなる要求に応じて事件は解決したかに思えたが。
初の犯罪に十津川警部が挑む。
(裏表紙文参照)

本書は、2008年12月、双葉社より刊行されました。
今回は飛行船のハイジャックというちょっと変わった設定です。昔は飛行船が火事になり、墜落した事件がありましたが、 今は飛行船の気球の中身はヘリウムガスで、不燃性という特性を持ち、万が一、推進するエンジンが止まったとしても、落ちる事はないとの事。
確か名探偵コナンで、飛行船のハイジャックという設定はありましたが(笑)・・

今回は、犯人の要求に従わなければ、飛行船に取りつけた爆弾を爆発させるという事で、飛び続ける飛行船に、 犯人の一見が乗っていると思われる双発機が近づき、ぴったりマークをする状態となり、最悪の状態になります。十津川たちが取った打開する手とは?

といったところで、読んでいると、ちょっとびっくりする策をします。ちょっと考えがつかなかったです。
飛行船に乗船した乗客・乗員の命は?犯人は誰なのか?

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)   飛行船、ハイジャックされる!