富士急行の女性客
目次 主な登場人物
第1章 青木ケ原樹海
第2章 日本ミステリーの会
第3章 内部崩壊
第4章 会の秘密
第5章 女性への疑問
第6章 許す女
第7章 終結

ISBN978-4-334-07692-4

2010/01/25初版
カッパノベルズ
800円(税引)
新書211ページ
富士急車掌・白川健介
崎田めぐみ・寺西博
青木ヶ原ガイド・石田
金子修・中野新太郎・新藤晃子
落合由美
金子の妻・金子典子
めぐみの父・崎田幸太郎

北条早苗刑事・三田村刑事・片山刑事
三上刑事部長
東京石神井警察生活安全課渡辺刑事
絶景富士山を眺めながら走る人気列車「フジサン特急」に乗ってきた、年の差を感じさせるカップル。
終点の河口湖駅で仲良く降りたのを車掌は見たのだが、帰りの列車には女一人。
消えた五十代の男は、日本各地の不思議な場所を探検する男女五人のサークルに入っていて、
青木ヶ原樹海を調べようとしていたらしいのだが―。食い違う関係者の証言。十津川警部は真実を見極められるのか。
(裏表紙文参照)

「小説宝石」2009年5月号〜2009年9月号まで連載された作品。
題名に「富士急」と書かれてあるので、興味津々で読んでみた。
読んですぐに「フジサン特急」が登場するのだが、内容はあまり「富士急」とは無縁のもの。ちょっと残念。
この中に出てくる「日本ミステリーの会」ですが、日本の不思議な場所を訪れ、レポートするという会。しかし、この中で、 一人が殺され、一人が行方不明になった。なにやら怪しい「日本ミステリーの会」のメンバー。何を隠しているのだろうか?

評価
☆☆☆ 星3つ(星5つで満点) グループ内の愛憎劇!?
関連参考 青いとうぶのホームページ・富士急行
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