びわ湖環状線に死す
目次 主な登場人物
第1章 遺品
第2章 今度は殺された
第3章 近江塩津駅
第4章 男と女
第5章 疑問あり
第6章 事件の余波
第7章 善意の報酬
ISBN978-4-334-07672-6

2008/4/25初版
カッパノベルズ
819円(税引)
225ページ
森本久司、青木英太郎
希望の館職員・柴田圭太、佐々木館長
精神科医・加賀美
五個荘市役所係長・黒田多恵
河村と名乗る男
森本あかり?
彦根の質屋主人・崎田隆介
N自動車会長・小田啓輔
会長の息子で社長・小田啓一
久司の元妻・武部美代子

三上刑事部長
彦根警察署小野警部補・佐伯警部
長浜警察署寺本警部補
東京にある「希望の館」は、身寄りのない重病の患者などを収容していた。 その一人、森本久司が死亡した。職員の柴田は遺品の中に、近江商人に関するものを見つけ、遺族を探しに滋賀県 に出向く。だが、手がかりはなく、逆に柴田に警告の電話がかかる。一方、「希望の館」では森本と同室だった 青木が殺害される。そんな中、森本の娘に関する情報が入り、指定された「びわ湖環状線」の車内に乗り込んだ 柴田が目にしたのは、女性の死体だった。遺品に潜むのは、殺意なのか?十津川警部が挑むのは、人の悲しき業 なのか?びわ湖の闇を十津川警部が追い詰める!
(表紙うらのページ参考)
この本を選んだのは、表紙の夕焼けの琵琶湖と思われる湖を背景に117系が走る 光景が良く買いました。ただ実際に「びわ湖環状線」なる場所で死んだのは、一人の女性だけでしたので、 この題名をつけた印象がなかったのは、ちょっと残念でした。それとも、私が読み取る事ができなかったのかな?
身寄りのない重病の患者などを収容する「希望の館」なるものどうやって経営しているんでしょうか?

「小説宝石」2007年7月より2008年1月まで連載されたものだそうです。
評価
☆☆☆☆☆ 星3つ(星5つで満点)