特急「有明」殺人事件
目次 主な登場人物
第1章 画家の死
第2章 九州再訪
第3章 西海岸
第4章 容疑者たち
第5章 過去への旅
第6章 罠を張る
ISBN4-396-33267-X

平成18年/2/20初版第1刷

祥伝社文庫
552円(税引)
264ページ
画家・太田垣信也、娘・宏美
太田垣の友人画家・後藤功
旅館「うれしの」女将・ツネ子
生方治郎、妻・あけみ
広田宗男・崎田実
緒方哲二・平松貢・大西宏行
黒田信夫・山崎浅治・広瀬とおる

清水刑事・三上刑事部長
熊本県警三浦刑事・白木警部
伊豆松崎警察署本橋刑事
有明海の三角湾に、著名な風景画家大田垣信也の水死体が上がった。
転落死の可能性から一転、自他殺の線が浮上するや、警視庁の十津川警部と亀井刑事が捜査に乗り出した。
やがて、大田垣の作風とは異質な美人画に注目した十津川が、絵のモデルの正体を探るうち、彼の画家仲間にも悲劇が!
鉄壁のアリバイ、時刻表の見えない糸を解きほぐす傑作トラベルミステリー。(表紙裏参考)

平成4年9月、角川書店より文庫判にて刊行
この頃、「ハイパー有明」がある事から、JR九州783系 が使用されていたと思われます。現在では、ほとんどが787系による運行と なっているようです。
その特急「有明」を舞台に事件が成り立っているように思いますが、あまり関係がないような・・・。まあ、その列車に乗れるか 乗れないかで、アリバイが成立しているので、納得しなければいけないのですがね。

評価
☆☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)