青い国から来た殺人者
目次 主な登場人物
第1章 東京・第一番
第2章 大阪・第二番
第3章 京都・第三番
第4章 共通点
第5章 遍路殺し
第6章 死へ誘う日記
第7章 青い国から来た殺人者
講評 第八回ミステリー文化大賞
   選考委員
解説 山前譲
ISBN978-4-334-74497-7

2008/11/20初版1刷

光文社文庫
495円(税引)
255ページ
S大学名誉教授・岡本義之
ホームレス・堀増二郎
クラブママ・寺島美弥子
原田絹子・青木
文部科学省局長・辻村
辻村の妻・晴子
晴子の同窓生・田中恭子、相原育代
荒木健一・荒木登美子
西原和之・広田芳郎
信用金庫支店長・小田

三田村刑事・北条早苗刑事
田中刑事・鈴木刑事
三上刑事部長
大阪府警松崎警部・木下刑事
京都府警矢吹警部
東京、大阪、そして京都。三都で起きた連続殺人事件の現場には、同じ筆跡のカードが遺されていた。
殺された三人を結ぶ接点は何か?青い海と空、そして緑の山に恵まれた四国を舞台に、十津川の必死の捜査が始まった。
愛と友情と裏切りをテーマに、巨匠が描くトラベル・ミステリーの傑作。
第八回日本ミステリー文学大賞受賞記念特別書下ろし作品が、待望の文庫化。 (裏表紙文)

2005年3月にカッパノベルズから刊行
この作品は、第八回ミステリー文化大賞受賞を記念として刊行された作品です。 この前の年の受賞者は、森村誠一さん。 赤川次郎さん、夏樹静子さん、内田康夫さん、島田荘司さんと京太郎さんの後には、現在の推理小説を盛り上げる 方々ばかりがいます。遅ればせながら、おめでとうございます。
大学の教授、ホームレス、クラブのママと接点がありそうでない3人の共通点は?捜査するうちに出てきた共通する場所 とは・・・。とは書いても、「四国を舞台に」と書いてあるのでね(笑)。

評価
☆☆☆☆ 星4つ(星5つで満点)