目次 | 主な登場人物 | ||
第1章 緊急入院 第2章 七月十四日 第3章 七月十五日 第4章 第一の殺人 第5章 疑惑の周辺 第6章 新たな殺人 第7章 共犯者 第8章 野望の行方 解説 山前 譲 |
ISBN4-04-152719-8 2004/9/10第1刷 角川文庫 480円(税別) 297ページ |
中根恭子医師・鈴木看護婦 斎藤医師、インターン・野口 鳥羽医院院長・鳥羽信介、娘・鳥羽ゆう子 国鉄総裁秘書・北野 出雲3号・山下車掌長 原田一夫 斎藤の叔父・遠藤真吉 ゆう子のボーイフレンド・小野純 小島ひとみ N製薬社長秘書・及川貴子 清水刑事・ 本多捜査一課長・三上刑事部長 島根県警本間刑事 警視庁十津川の同僚・会田警部 初動捜査班渡部警部・富田刑事 | |
ブルートレインの八分停車を利用して、人が殺される!? 亀井刑事は、腎臓結石で病院にいる時、レントゲン室で男が人を殺してやると言っているのを聞いた。 該当するブルートレインは六本。十津川警部と亀井は推理に推理を重ね、問題のブルートレインは「出雲3号」と推測したが…。 殺人、そして殺人。スピーディな展開と意外な結末。十津川と亀井の名コンビで贈る、長編トラベル・ミステリー。(裏表紙文) 初出版は「オール読物」2001年5月号〜11月号 単行本 2002年2月 文藝春秋刊 |
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テレビ朝日・東映版西村京太郎トラベルミステリーシリーズ第16作、寝台特急(ブルートレイン)八分停車、原作。初回放送、1989年9月30日 サブタイトルは、「東京−京都−出雲、殺人予告列車が走る」 十津川警部役三橋達也さん、亀井刑事役愛川欽也さん、ゲスト 酒井和歌子さん、中野誠也さん、並樹史朗さんなど 女と愛とミステリー西村京太郎トラベルミステリーシリーズ第3作、寝台特急(ブルートレイン)八分停車、原作。初回放送、2004年8月18日 サブタイトルは、「3時39分京都駅に仕掛けられた卑劣なワナ! 暗い過去の女を亀井刑事が追う」 十津川警部役神田正輝さん、亀井刑事役小林稔侍さん、ゲスト 藤真利子さん、志村東吾さん、津村鷹志さんなど | |||
内容は最初に捜査中の亀井刑事が、激痛に襲われる場面から始まります。急遽、救急車で病院に運ばれ、
診察された結果、腎臓結石という事で痛み止めの注射を打たれ、しばらくの間、ベッドで寝る事となります。 私自身にも結石があり、医者には動いたらのたうち回るほど、「痛いよ!」と言われており、やや恐怖なのですが、かなり大きく 動く隙間がなく、「様子を見ましょう。」という時期がかなり長いので、どうなる事なんでしょうか? 話は本編と離れましたが、真面目で亀井刑事は、捜査本部に戻ろうとしたその途中、「ブルートレインの8分を利用して、 人を殺す」という話をレントゲン室付近で聞きます。あまりにも、抽象的な話だったが、気になる亀井刑事は目星をつけて、 病状を気にして、亀井に捜査に加わる事を許可しない十津川にも内緒で、「出雲3号」に乗り込むのですが、肝心なところで・・・。 亀井の症状はいかに!実際に犯行は行われてしまうのか?寝台特急独特の雰囲気をバックに、スピーディーに展開する事件。 過去のトラベルミステリーで放映されたものを見ると、テレ朝系、テレ東系でそれぞれ1回計2回も、原作として扱われています。 読んでいてもおもしろかったです。 評価 ☆☆☆☆☆ 星5つ(星5つで満点) 亀井刑事、腎臓結石暴れる |