伊勢鉄道
主な接続路線等
駅名 乗り換え
乗り入れ JR関西
始点 河原田
鈴鹿 [鈴鹿市]
近鉄鈴鹿
終点 JR紀勢
営業距離 22.3km

路線データ
軌間 1067mm
単複線 河原田〜中瀬古間
複線
電化方式 全線非電化
閉塞方式 特殊自動閉塞式
会社
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伊勢鉄道の
トピックス
参考
写真は津駅に到着する伊勢鉄道イセV号車両
伊勢鉄道は関西本線の河原田駅から分岐し紀勢本線の津駅までの路線を持つ鉄道会社。以前は国鉄伊勢線として四日市の海側にある工場地域への貨物輸送を主に1973年に開業された。しかし、オイルショックなどの影響で工場事態の運営がうまくいかず、貨物輸送の需要がなく、しかも通常の旅客輸送も少ない事から、第2次特定地方交通線となり廃止対象路線となる。ただこの路線の救いとなったのは、当時、名古屋方面より南紀方面に向かう特急は、亀山駅にて方向転換をしなければならず、並行する近鉄名古屋線との所要時間が劣っていた事で、この短絡路線を開業した事で、方向転換が不要となる事。又、廃止対象となって三重県などが積極的に支援をした事が挙げられる。前項目に関しては現在でも有効に働いており、特急「南紀」や快速「みえ」がこの路線を走っており、スピードUPに繋がっている。
JRが特急や快速など運行しているが、普通列車としては1時間に1本程度で運行している。現在は写真のイセV号が運行されており、以前運行していたU号などはすでに引退しているようである。河原田方面に関しては、四日市駅まで直通運転をしている。又、鈴鹿サーキットでのレース開催日は名古屋方面から臨時列車が運行されるという事。
ひとり事
記憶に定かではないのですが、以前この路線に寝台特急「紀伊」が走っていた時には確か亀山経由だったと思う。なぜそう思ったのかというと、尾鷲付近を走っている時に名古屋を過ぎた頃の進行方向とは逆になっていた事に気づいたという事。今思ってみると懐かしく感じる。改めて調べてみると、短距離ではありますが、名古屋まで「出雲」と併合したり、進行方向が変わったり、牽引する機関車がEF81からDD51・DF50などと変化したりして、ブルートレイン全盛期の象徴だった気もする。この「紀伊」ですが、S59年2月改正で姿を消した。この伊勢鉄道開業からダブル期間もありましたが、「紀伊」はこの路線は走らなかったようである。

全駅参照
特急
快速
河原田 かわらだ 0.0 0.0 三重県四日市市河原田町  
鈴鹿 すずか 3.8 3.8 三重県鈴鹿市矢橋町
玉垣 たまがき 7.0 3.2 三重県鈴鹿市桜島町  
鈴鹿サーキット稲生 すずかさーきっといのう 9.1 2.1 三重県鈴鹿市稲生町  
徳田 とくだ 11.1 2.0 三重県鈴鹿市徳田町字初田  
中瀬古 なかせこ 12.7 1.6 三重県鈴鹿市中瀬古町字杉山  
伊勢上野 いせうえの 14.0 1.3 三重県安芸郡河芸町大字上野  
河芸 かわげ 16.4 2.4 三重県安芸郡河芸町浜田  
東一身田 ひがしいっしんでん 19.4 3.0 三重県津市一身田町平野  
22.3 2.9 三重県津市羽所町