チョロQ風92トレノ
〜かつての愛車を形を変えて〜

 現在では、都内に住んでおり、たまにしか乗らない自家用車はいらないので、 レンタカー使用の私ですが、以前は、92トレノが私の愛車でした。そのトレノはスーパーチャージャーで、 86トレノから続けられているリトラクタブル・ヘッドライト、電動スライドルーフといった装備で、 お気に入りでした。その車を形を変えて、 最終的には、ライトやウインカーなど点滅できて、リモコンで動く様にする事です。
 数少なくなった92トレノですが、ホームページやブログなどで載っている写真なども、参考にしていますので、 よろしくお願いします。さて、どこまでできるかな?

主な変更項目 左右独立モーターに変更。Bluetoothモジュール組み込み。

 走行する事に重点を置くと、舵切りは、重要なファクターと思っており、今回は、左右独立でモーターが動く様、変更しました。
 タミヤの楽しい工作シリーズのNo.168とNo.97は、左右独立のモーター駆動ができるもので、吟味すると、No.168の方がこじんまりとした スペースに組み込めそうなので、選択した(写真下の左)ものの、やはり入らないので、最小で利用できるギアを残し、切り刻んで、写真の 左から2番目まで、ちょっとかわいそうですが、小さくしました。(ギア比は、38.2:1)
 モーターが増えた分、曲げた時の左右の回転差がつけられないので、モータードライバーも増設します。でも、参考するRCカーの方は、 当然、1つのドライバーの組み込みとなっており、1枚のArduino用ユニバーサル基板では、こちらもスペースがないのと、 Bluetooth用のモジュールも載せるので、結局、写真左から3番目のように、3段重ねとなりました。
 又、単三2本では、パワーが分散されてしまうので、基板の横に、なんとか電池ボックスを切り刻んで入れ、組み込む事をしました。 この分、この上に重ねるボディの余肉取りは、結構大変でした。ただ、前回は表面に出る部分だけを、ABSに変えたので、偶然な事に、 ぶつかる余肉部分の大部分の材質は、ABSではないやわらかい材質だったので、幸いでした。ちなみに、当初、たたき台として作ったボディ は、下の右から2枚の写真のように、ひび割れがひどくなっていました。これは、サフェイサー作業の時、十分な乾燥の時間を与えなかった 為、本来の青の塗料と共に、割れが生じたと思います。

今後の課題

・真ん中の写真のように、配線しているように、ほぼ終えているのですが、あまりしっくりと走りません。その内容については、 次回に報告したいと思っています。ソフト側も、触れてませんし、まだ、原因が把握できてない部分もあるのですが・・・。
・回転差を与えるつもりで、モータードライバーを分けたのですが、回転差以上に、シャフトが左右別になったのが良いようで、 結果的に、1つのモータードライバーでも動くようです。ただ、戦車の様な動きを、ソフト上で組めば、可能となる楽しみは、 あるかもしれません。

トヨタさんのカタログの写真を見ると、
主な変更項目 (若干の形状変更を含め、)ボディ表面の材料変更(ABS化)

 今回は、フロンドガラスとドアの境界が間違っていたので、その変更と、後部のなめらかさが、なかったので、修正がてら、 ボディの材料をABSに変更しました。最初のは、最初から数か月経ちまして、サフェーサーで塗ったボディは、 かなりひび割れが酷くなりましたので・・・(汗)。
 フロントの省略していた実際のトレノで、ラジエターを冷やす口になっているナンバー上のフィンも作成、それと、リトラクタブルでない ライトの部分も、乳白のアクリルでなく、実物風にしてみました。あとは、バックミラーにガラス風アクリルを入れてみました。
 それと、今後の事を踏まえ、内部に、「Arduino」を入れました。真ん中の写真でわかるように、かなりギリギリですが(汗)。 一応、本を購入し、基本のLEDを光らせるプログラムを入れ、光らせたのが、最後の写真です。
 最初は、適当に走って、各部のライトが光れば、それで終わりと思っていたが、かなり欲が出てきた。できるだけ、頑張ってみるつもりです。 これからが、本格的な未体験ゾーンであり、進むのも、試行錯誤しながらとなり、今よりも、かなり遅いペースとなるだろう。

今後の課題

RCカー を作る というサイトを見つけた。最終の形として、この形+αを目指したいと思う。かなりハードルは高いと思うが、時間をかけて、なんとかしたいと思っている。
・という事で、当初はゆっくり走ればと、たのしい工作シリーズの低速ギアを買ったのですが、目標を踏まえ、標準ギアに取り換え、 スピードの強弱幅を広くとり、モータードライバーを組み込む。
・現状、曲がるのが難しい。とりあえず、前輪に輪ゴムをつけ、グリップの向上を図る。ダメなら、左右独立モーター化 (スペースがあるかな?)。
・サーボモータを入れ込み、舵を曲げたい。
・次の段階では、あるパターンの動作のプログラムを作り、Arduinoにより、動作するようにする。
・できれば、もう1つサーボモータを組み込み、リトラクタブルの上下を電動化したい。

主な変更項目 リトラクタブルライト化

 今回はまずサイドにつけたサイドバイザー(サンバイザーではなかった・・汗)をつけました。これは、若干薄くて両面加工なので、 裏加工の際、ちょっとした工夫が必要でしたが、あとは、横に貼り付けるだけですので、他の部品には手をつける事なく、 あまり手間はかかりませんでした。実は、前回の改造時には、データ上で形状が出来ていました。
 さて、問題は、リトラクタブルライト化です。こちらは、サイドバイザーのようにはいきません。 実は、ライトの箇所は、前から差してあるので、このパーツを、ライトが上がった形で製作したものを、付け替えれば、 外観上はリトラクタブル化は容易にできるのです。しかし、この方法はあえて取りませんでした。とはいうものの、 うちにあったカウンタックや、RX7のおもちゃのように、レバーで上下する手動の機構ですけどね(笑)。
 変えたパーツは、ボンネットの部品と、フロントのバンパーの部品です。

今後の課題

・材質的な事で、細かい気泡を埋める為、サフェサーを使用、空き時間で製作した為、乾燥が足りなかったのか、 細かいひび割れが生じている。軽量化や若干の形状なども考慮し、材質を変更する。
・当初言っていた野暮ったいリアウィングを含め、後ろから見た感じを全体的に、もう少しなんとかしたい。 (もう少し丸みを帯びた形にしたいのです。)とりあえず、リアウィングと、リアバンパーを 変更したい。
・リモコン化を見据え、LEDが付けられるようにする。
・サイドのドアとフロントガラスとの境の変更。
・足回り(ホイール・タイヤの溝入れ、材質など)

更新日 '13/01/13

主な変更項目 動力組込・舵切り

 FFの92トレノですが、舵切る前輪を動輪にするしくみは、ギアなど自力では難しいので、後輪を動輪に、 舵機構は、一般のプラモデルのような機構にしました。一時は、子供が興味がなくなったトーマスのプラレールをばらし、そのギアを使って 小じんまりとしたギアBOXを作ろうと格闘したのですが、かみ合わせがうまくいかず、結局は、タミヤで市販しているものを 流用して動輪を作りました(冷や汗)。今回外装パーツは、そのままという事で。
 1枚目・スイッチは後ろの下のほうに。5枚目・市販ギアBOXを使ったので、ちょっと底を低くしなければなりませんでした。
 ちょっと外装パーツが重たいのか、動き具合は、重たいです(苦笑)。

更新日 '12/12/23

たたき台

 この写真は、動きなしの初回(たたき台)として、出来上がった当時の写真です。ですので、単純に、置いておくのみのものでした。
 前からのビューはまずまずですが、後ろからは、リアウイングが太くて、ちょっと野暮ったいですかね。 あと、リアウィンドウ上の角が、なめらかではないですね。この変更は、そのうちに・・・・。 リアランプの部分、何度も作り直したんですけど、うーん。

更新日 '12/10/28