油女さんちの事情。
ある寒い日のこと。
任務を終えた下忍達が街を歩く。
「ひゃーっ、最近寒いよねぇ・・・」
そうつぶやくのは8班の華(byキバ)、日向ヒナタ嬢。
そう話した言葉も、白い息となっていく。
「ホントにそーだよなー・・・何か暖かい任務ってないのかよ」
そう答えるのはチームのリーダーを自負する犬塚キバ。
「暖かい任務ねぇ・・・あったら良いねぇ・・・」
ヒナタがそう言った。
「シノは?寒くないか?」
「寒いに決まってる」
キバの問いにあっさり答えるシノ。
「そかー・・・やっぱり寒いか。当然だよなー・・・」
普通の答えを返されてつまらなくなったキバ。
このままでは会話が止まってしまう。(=寂しい)
「あー・・・シノ・・・じゃぁ、今シノがしたいことって何だ?」
ギリギリのところで話題を切り出す。
それに対するシノの答えは。
「熱い風呂に入りたい」
と。
「・・・以外と普通なんだな・・・シノの願いって・・・」
ちょいと意外な感じ、とキバは付け足した。
「熱い風呂に入ったことが無いからな」
「「え?」」
シノのつぶやきに2人が反応する。
「熱い風呂に入ったこと無いって・・・
シノ君っていつも何度くらいの風呂に入ってるの・・・?」
「32度くらい」
「「えぇ!?」」
「ななな・・・何故!?低すぎねーか!?」
「仕方がないだろ」
シノは至って普通。
「40度近くの風呂に入ると・・・」
1.風呂に入る。
2.すると、中の虫がうごめき出す。
3.虫はあまり高い温度に数分間さらされると、だんだん暴れ出す。
4.もぞもぞしてたまらない。
5.体の中から飛び出してくる場合がある。
「からだ。」
「「えぇぇぇぇ!?」」
それが真実かどうかは、まだ誰も知らない―――
らしい。
***
私のシノに対するイメージはこんな感じです(嘘です
きっとキバとヒナタもなかなかシノにはついていけてないと思いますです。
以下おまけ。
かなりマニアックなネタなので・・・分かるかどうか。
リヴリーを知ってる方のみ下へお進み下さい。
事情 2。
「あ、シノくん、リヴリー始めたの?」
ヒナタが言った。
「あぁ、昨日から」
パソコンではなく、直に接する飼い方だった。
「どの種類にしたの?シノ君は」
ヒナタは興味を持って近づいていく。
「ワタメだ」
一瞬その場が静まりかえった。
「・・・ワタメ・・・あぁ、可愛いよね・・・ぇ。」
ヒナタはシノを傷つけないようにコメントする。
そこで会話が止まった。
(ま・・・まずいよ・・・何か話しかけなきゃ・・・)
「あ、あのさ、シノ君は何色めざしてるの?」
「黒だ」
ワタメに黒?とかヒナタは思ったがそこは黙っておくことにする。
「ふぅん・・・じゃぁ、クロヤマアリあげなきゃね」
「その必要はない」
「え?」
そういうと、シノは体内から虫を一匹取り出して。
リヴリーに差し出して。
「食え」
「ちょっと待ってシノ君!!それは違うよ!!」
***
リヴリーは食うのだろうか。出されたらなんでも。
てか食べたら黒くなるだろうか。
もし消化できなかったらチャクラをす・・・わないか。元々無いし(何
一番最初に思い付いたのがこのネタ(を
だから捨てる訳にはいかなかったのです・・・。(何が言いたい