278話 
我愛羅の死
9/30(FRI)UP



…………………


ココへの入り口で タイトルをご覧になった皆様は
さぞかし クリックする手が震えたかと思います。


ついに きた このタイトル。
んなもん
わざわざ書かんでも
守鶴を抜かれた時点で
こちとら 覚悟は出来てるんだよ――っ!

(今まで編集者をウソつき呼ばわりしてた事は さくっとスルー)

とは 言うものの

あからさまに書かれると 凹むんだなこれが。

チヨバア様が なんとかしてくれると思えばこそ なんとかこのタイトルにも耐えられますわ。


扉絵は 当然の事ながら 我愛羅です。
とりあえず
目が開いてるので 嬉しいです
瓢箪の方が大きく描かれてるじゃん
とか言う意地悪なツッコミは しません
(いや してるって)
髪も ちょっと昔の我愛羅風に流れが細かく描かれてて可愛いわ♪
でも ちょい短いか??

‘少年の選びし道を覆った深き闇―――運命と呼ぶにはあまりに悲しき終着’

(TへT)

なんつーかもう
今回 ちゃんと感想書けるのか?自分…_| ̄|○

もうね 岸本先生が 暁のリーダーなんじゃないかと思います。

いやもう 同等だねホント。
まあ 我愛羅には輝かしく陽の当たる明るい未来を生きるよりも
苦しい人生の方が キャラとして似合ってるってのは分るんだけどさぁ

クスン…
キッシーの意地悪っ(;´_ヘ;)


気を取り直して(直らないけど) 行ってみよう。

物凄い顔のデイダラ(多分)
激しい爆音から逃れるため カカシ班に向かってくるガイ班。
後ろから追って来る 爆風。

「間に合わない!」
ネジの叫び。 そして 我愛羅を連れて爆風から逃げる分身ナルト。

大きく森が描かれてるので
その爆発の射程範囲は 並大抵のものでは無く どんな忍でも逃げる事は不可能なのでしょう。
そう あの砂の里の上空で繰り広げられたレベルの爆発かも。

サ――――――

引いていく煙の中に浮かぶ5人の影
彼らの無事が 確認出来ます。
爆風を 手で避けようとしたナルトとサクラの手つきが激しく可愛いです♪
あの時(君麻呂の攻撃を避けようとした時)の我愛羅の手つきと同じね…
(;´_ヘ;)
(思い出して泣いてみる)

「どうなってる?」

唖然としている ガイ、リー、ネジ テンテン。

難を逃れ 木に降り立つナルトが見た方向には
ズズズズ…と 煙が異空間に吸い込まれていきます

‘どうにか間に合った…’

万華鏡写輪眼なカカシ
ブラボーっ!カカシセンセー!
爆発ごとデイダラを異空間に
ごぶっ飛ばしあそばされたんですね!

\(≧▼≦)/

ぶっちゃけ デイダラ戦の時は
折角の万華鏡も なんだか 普通の術っぽい感じで迫力欠けしてるな〜なんて思ってたんですが
これは凄いっ!
このためだけでも カカシの万華鏡写輪眼は大きな意味があると思います

(‘ためだけ’とか言うな?)

ハァハァしてるカカシの後姿に笑みを浮かべるガイ先生
‘…さすがは我がライバル…’

グラッと後ろに倒れるカカシ
心配するサクラとナルト。

どーでもエエですが マジでカカシ先生大丈夫ですか?!
今回を含めて すでに3回発動してるワケだから…
たたの写輪眼でも4回が限度みたいな事を言ってた気がするんだけど。

こりゃ イタチも驚くだろうな。

「それより みんな無事か…?」

気遣うカカシの元に 我愛羅を連れたナルトが降り立ちました。

広い草原に横たわる我愛羅。
その顔は 砂をまとう事無く 綺麗な顔…
改めて 守鶴の力を失ってるんだって事を思い知らされますわ。

そんな我愛羅の胸に サクラが手をかざします。

「…サクラちゃん」

ナルトが問いかけるも
その手には 何も感じられず 悲しげな面持ちで首を横に振るサクラ

目を閉じ 横たわる我愛羅を見下ろす面々…

ううっ…(;´_ヘ;)
分ってんだけどね… 分ってるんだけど
こう 決定的に描かれると 胸が えぐられるように辛いです

ナルトの頬に伝わる一筋の涙…
戦いが終わり 改めて彼の死を目にしたナルト

「…何で…我愛羅が… 我愛羅ばっかりが… こんなんで死んだんじゃ…!」

取り乱し始めるナルトに「少し落ち着け」と声をかけるチヨバア。

「うるせー!!」

。・゚・(ノД`)・゚・。

うっうっ… もうダメだアタシ…




目に一杯涙を浮かべ 怒鳴るナルトの姿は
同じ人柱力として辛い人生を送ってきた彼の今までの感情の全てがこもってるようにも見えます

怒りの矛先は チヨバアに…
里の武器として尾獣を憑かせ そして その尾獣の為に命を落した我愛羅
‘砂の里’ごと責めるナルト

「お前ら 我愛羅が何を思ってたか 少しは聞いた事あんのか!!」
「…何が‘人柱力’だ!!
偉そーに そんな言葉使って呼んでんじゃねェ!!!」


叫ぶだけ叫んで しゃくりあげて泣くナルト…

オバちゃんも アンタとマケず劣らず しゃくりあげてますよ―。・゚・(ノД`)・゚・。

もうね ナルト君も 今までずっと自分の内に秘めていた感情を爆発させたんだと思います。
今まで明るく振舞っていたナルト君の 本当の辛さが この叫びで 痛いほど伝わってくるよ〜。
彼自身も 九尾を抱え‘辛い’と思う感情は決して人に見せないからね
むしろ その辛いと思う心の内を隠して 明るく振舞ってたナルト
この叫びで 彼のストイックな一面を見たような気がします。

「我愛羅が何を思っていたか 少しは聞いた事があんのか!」

その叫びは そのままナルト自信の心の叫びのように感じてならないよ〜.・゜゜・(/Д\)・゜゜・.

「…サスケも助けらんねェ… 我愛羅も助けらんねェ…」

ひぃ〜〜〜〜〜っ
ナルトォ〜〜〜やめてくれ〜〜!!
そんな風に言わないでぇぇぇぇえっ!


(アタシもうダメ)


仲間を救えなかった事を
これでもか これでもかと 責めるナルト
そんなキミを抱きしめてやりたいです(;´_ヘ;)


こんな涙と鼻水でグシュグシュになったオバハンに抱きしめられても迷惑だろうけどね

ナルトに責められたチヨバアも
我愛羅と同じ人柱力であるナルトの言葉は胸に突き刺さったでしょう。
ましてや
そんな風に 里の道具にされた我愛羅が
里を恨まず 人として認められたいが為に 頑張り 風影になったんです。

無言で立ち上がるチヨバア

我愛羅の元に歩み 胸に手をかざします

ブゥゥウゥウン

「チヨバア様… その術は!!」
サクラの叫びに ニコリと微笑むチヨバア
サクラは あの時のチヨバアの言葉を思い出します

‘ワシには まだ やるべきことが…ある'

チヨバア自信も ずっと苦しんでたのかも…
里の為にしてきた事が こんなにも我愛羅を苦しめ そして死に追いやってしまった。
ナルトの言葉で‘人柱力’の辛さと 我愛羅の想いが分ったのなら
尚の事 その我愛羅の未来を 再びこの手で 繋ごうと思うでしょう。

自分の命を犠牲にしてまでも 我愛羅を救おうとする事が
今までの チヨバアの‘罪の重さ’を物語ってるような気がします。

「何してんだってばよ!!」

チヨバアに叫ぶナルトをキッと見据えるサクラ

我愛羅くんを… 生き返らせる!!

.・゜゜・(/Д\)・゜゜・.

嬉しいけど…嬉しいけど…
チ…チ…
チヨバア様ァァァァァアアアっ

。・゚・(ノД`)・゚・。

そんでもって
守鶴の力は―――っ??
(いや 黙って先を見守れや?)

はぁ…


なんかもう

とても少年誌を読んでるとは思えないような
この 汗と涙と鼻水は何なんですか?



ヘトヘトに疲れました。



姉と兄は?



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