Chianti Classico ( キャンティ・クラッシコ)
指定 DOCG
トスカーナ
地区 フィレンツエ県南部、シエナ県北部
制定期日 1967年(DOC)
1984年(DOCG)
使用品種 サンジョベーゼ種75%以上カナイオーロ・ネーロ種最大10%、トレッビアーノ種、マルヴァジア・トスカーナ種、他地域指定赤ワイン用品種(カヴェルネット・メルロー種などを含む)
重要度 ★★★★★
コメント 御存知、世界にその名高き”キャンティ・クラッシコ”。フィレンツエ県北部のグレーヴェ・イン・キャンティ、サン・カッシャーノ・ヴァリ・ディ・ペーザ、バルベリーノ・ヴァル・デルザ、タヴェルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ、そしてシエナ県のポッジボンシ、カステッリーナ・イン・キャンティ、ラッダ・イン・キャンティ、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ地区にて構成される選ばれた区域になす”キャンティ”の総称である。1967年にDOC、1984年にDOCGを獲得し、イタリアを代表する偉大な存在でありながらも、80年代後半に沸き起こった”スーぺル・トスカン”ブームに煽られる形で、地域全体のレベルも更に跳ね上がり、品種指定も従来の白ワイン品種混合スタイルからサンジョべーゼ種100%、もしくはカヴェルネット・ソーヴィニョン種、メルロー種などの大きな動きにも後押しされ、現代人の嗜好を見事に捕らえるワインとしても世界中の人々に愛されている。