Chianti ( キャンティ)
指定 DOCG
トスカーナ
地区 リヴォルノ県を除くトスカーナ全土
Chianti(キャンティ)
Chianti Rufina(キャンティ・ルフィーナ)
Chianti Colli Fioerntini(キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ)
Chianti Colli Senesi(キャンティ・コッリ・セネージ)
Chianti Colli Pisane(キャンティ・コッリ・ピザーネ)
Chianti Colli Aretini(キャンティ・コッリ・アレティーニ)
Chianti Montalbano(キャンティ・モンタルバーノ)
Chianti Montespertoli(キャンティ・モンテスペルトリ)
制定期日 1967年(DOC)
1987年(DOCG)
使用品種 サンジョベーゼ種主体、他地域指定赤、白ワイン用品種
重要度 ★★★
コメント 一般的に、”クラッシコ”という名称がワインに付けられるときは、”アルコール度数”又は”熟成期間”などが通常のものと異なる場合が多いのが常だが、この世界的に有名なワイン”キャンティ”の場合は区画的な仕分けが基本で、その根源は、1716年のコジモ3世の農地区画整理。いずれにせよ、DOCG格でありながら、実質的にセカンド、又はサード・ワイン的な価値に扱われる日常ワインであるケースも多い。それぞれの地域により各々が多少異なるスタイルを持ち、総体的なレベルも若干の格差が見られ、中でも”クラッシコ”に負けずと高い品質を誇っているのが、フィレンツエ北部ルフィーナ地区の”キャンティ・ルフィーナ”、続いてシエナ全域に広がる”キャンティ・コッリ・セネージ”、フィレンツエ郊外の”キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ”などが注目に値する内容を誇示している。