Carmignano ( カルミニャーノ)
指定 DOCG
トスカーナ
地区 プラート県カルミニャーノ、ポッジョ・ア・カイアーノ地区
制定期日 1975年(DOC)
1994年(DOCG)
使用品種 サンジョベーゼ種50%以上、カナイオーロ・ネーロ種最大20%、他トレッビアーノ種、マルヴァジア・トスカーナ、カヴェルネット・フラン、ソーヴィニョン種
重要度 ★★★★
コメント 20世紀初頭まで”キャンティ・モンタルバーノ”と混合されていたとは言え、1716年のコジモ3世の農地区画整理により仕切られた区域にそのままの形で残ることとなった歴史的なDOC。早くからカヴェルネット種の存在が確認され、他の伝統的赤ワインと比べて”気品”溢れるワインとして、1994年にはDOCGを獲得する名誉に至るが、本当に品質が向上し始めたのは90年代のこと。特に近年、代表格”ヴィッラ・カッペッツアーナ”を筆頭にその他生産者達も、差し迫るばかりの勢いで見事な品質改革に成功し、伝統的なスタイルを維持しながらも、美味しく、そして価格的にも抑えられた内容を示している。