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  Maremma(マレンマ一帯)


 「簡単に”良い”ワインが出来てしまう」
 よく、このマレンマの風土、天候がどれほどワイン生産に向いているかを表すのに云われる例え文句ですが、満更洒落でもありません。土の香りを根こそぎ伝える大地のワイン”モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ”を筆頭に、近年その価値が評価され始め、実際現在、多くの有名ワイナリーによる土地の買い付けが進んでおります。現在はまだまだ色々なことがテスト段階でもあり、優秀な葡萄はIGTに吸収されている傾向もうかがえますが、後5、6年もすれば、そんな彼らの作品が世の中を騒がせ、”第2のボルゲリ”みたいになることは間違いないでしょう。


始めにーガイド・ブックの採点方についてー
MASSA MARITTIMA(マッサ・マリッティマ)
MORIS FARMS(モリス・ファームス)


AVVOLTORE(アッヴォルトーレ)
 マレンマ北部の湾岸町フォッローニカ市から15分ほど昇ったところにある「天空の古都市、マッサ・マリッティマ」近郊のワイナリーが誇る、サンジョベーゼ、カヴェルネット・ソーヴィニョン、シラー種。その名「アッヴォルトーレ(巻きつくもの、ワイン用語で”心地良く舌に溶け込む”を指す)」の通り、見事な集中力を魅せる一本。ガンベロ・ロッソ誌の3ビッキエーリ獲得は今回が初めて。他にも”Morellino di Scansano(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)”、”Morellino di Scansano(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・リセルヴァ)”、そして地域のDOCワイン”Monteregio di Massa Marittima(モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ)”などが注目。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT アッヴォルト−レ‘1999 ★★★ ☆☆☆(93/100) 15/20
DOC モレッリーノ‘2000 ★★(86/100) 12,5/20
DOC リセルヴァ‘1999 - ★★(90/100) 15,5/20
DOC モンテレッジョ‘2000 - ★★(88/100) 12/20


MASSA VECCHIA(マッサ・ヴェッキア)


LE FONTE DI PIETRARSA
(レ・フォンテ・ディ・ピエトラルサ)
 安定した実力が感じられる情熱家ワイナリーの、カヴェルネット・ソーヴィニョン種。生産量が2,800本と少ないのが残念。その他、サンジョベーゼ種の”Poggio al Venti(ポッジョ・アル・ヴェンティ)”にアレアーティコ種のデザート・ワイン”Il Matto delle Giuncaie(イル・マット・デッレ・ジュンカイエ)”に於いても優秀。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT ピエトラルサ‘1998 ★★ ★★(89/100) 15/20
IGT ポッジョ・アル・ヴェンティ‘1998 ★★ ★★(87/100) 12/20
IGT マット・デッレ・ジュンカイエ‘1999 ★★ ★★(88/100) -/20


COLIBERTO(コリベルト)


MONTEREGIO DI MASSA MARITTIMA ROSSO THESAN

(モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ・ロッソ・ザサン)

 まだあまり知られていないDOCワイン”モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ”のみを生産するワイナリーの主軸赤ワイン。白の”Bianco Auroraビアンコ・アウローラ)”も好評。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ロッソ・ザサン‘1998 ★★ ★★ 14/20
DOC ビアンコ・アウローラ‘2000 - ★★(86/100) 13/20


SCARLINO(スカルリーノ)
BOTRONA(ボトローナ)


MONTEREGIO DI MASSA MARITTIMA ROSSO

(モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ・ロッソ)

 少しずつ力を上げているDOCワイン”モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ”の代表的な一本。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC モンテレッジョ‘1999 - (91/100) 13/20


ROCCATEDERIGHI(ロッカテデリーヒ)
MELETA(メレータ)


MASSAIO(マッサイオ)
 リヴォルノ、グロッセート間の山岳地帯にある美しき村を眺める、スイス人女性「エリカ・シューター女史」の所有するワイナリー。この主軸ワインはメルロー種100%によるもの。他、サンジョベーゼ、カヴェルネット・ソーヴィニョン、メルロー種による”Rosso della Rocca(ロッソ・デッラ・ロッカ)”、サンジョベーゼ種の”Pietrello d`Oro(ピエトレッロ・ドーロ)”、そして”Vin Santo(ヴィン・サント)”などが知られている。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT マッサイオ‘1998 ★★ ★★ 15,5/20
IGT ロッソ・デッラ・ロッカ‘1998 ★★ 14,5/20
IGT ピエトレッロ・ド・オーロ‘1999 - ★★ 12/20
DOC ヴィン・サント‘1996 ★★ 13,5/20


ROCCASTRADA(ロッカストラーダ)
I CAMPETTI(イ・カンペッティ)


ALMABRUNA
(アルマブルーナ)
 近年静かなブームを起こしているフランス品種”ヴィオニエー”によるアロマに溢れた白ワイン。他、DOCワイン”モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ”の赤”(ロッソ・バッチョ)”と白の”(ビアンコ・ネッビアイエ)”などが注目。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT アルマブルーナ‘2000 ★★ ★★(87/100) -/20
DOC ロッソ・バッチョ‘1999 ★★(84/100) 13,5/20
DOC ビアンコ・ネッビアイエ‘1999 - ★★(84/100) 13/20


MONTEROTONDO(モンテロトンド)
SUVERAIA(スヴェライア)


MONTEREGIO DI MASSA MARITTIMA ROSSO BACUCCO DI SUVERAIA

(モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ・ロッソ・バクッコ・ディ・スヴェライア)

 地域のDOCワイン”モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ”の中で最も評価の高いものはこの一本。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC スヴェライア‘1999 ★★ ☆☆☆(92/100) 14,5/20
DOC モンテレッジョ2000 ★★(85/100) 14,5/20


MONTEROTONDO MARITTIMO(モンテロトンド・マリッティモ)
SERRAIOLA(セッライオーラ)


CAMPO MONTECRISO
(カンポ・モンテクリスト)
 メルロー、シラー、サンジョベーゼという組合せのIGT赤ワイン。他に、DOCの”Monteregio di Massa Marittima(モンテレッジョ・ディ・マッサ・マリッティマ・レンティスコ)”も評価が高い。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT カンポ・モンテクリスト‘1999 ★★ ★★★(90/100) 14/20
DOC ロッソ・レンティスコ‘1999 ★★(87/100) 13/20


PARI(パーリ)
FATTORIA CAPANNACCE(ファットリア・カパンナッチェ)


POGGIO CROCINO(ポッジョ・クロチーノ)
 マレンマ北東部のほぼモンタルチーノのと境に近い大地に位置するワイナリー。主に有名リストランテにしか見つからぬ、業界では有名なワイン。品種はサンジョベーゼ、シラー、グルナッシュ種。セカンド・ワインの”(ロッソ・デッラ・マレンマ)”も美味しい。エノロゴはスターファノ・キョッチョリ氏。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT ポッジョ・クロチーノ‘1999 - ☆☆☆(92/100) -/20
IGT ロッソ・デッラ・マレンマ‘1999 - ★★(87/100) -/20


GROSSETO(グロッセート)
BELGUARDO(ベルグアルド)


MORELLINO DI SCANZANO BELGUARDO
(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・ベルグアルド)
 
”カステッリーナ・イン・キャンテイ”の名門「フォンテルートリ」の所有となるワイナリーの「モレッリーノ」。「簡単に良い赤ワインが出来る」と、話題騒然のマレンマに最初に生まれた「名門」ワイナリーの一本として注目を集め、ここ数年の「マレンマ攻略ブーム」の先駆けともなる。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ベルグアルド‘2000 ★★ ★★ 14/20


POGGIO ARGENTIERA(ポッジョ・アルジェンティエラ)


MORELLINO DI SCANZANO CAPATOSTA
(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・カパトスタ)

 今話題のマレンマに近年創設した多くのワイナリーのうちのひとつでありながら、おそらく最も早く”あるレベル”に辿り着いたことを証明する一本。”モレッリーノ”のもうひとつのヴァージョン”Bellamarsilia(ベッラマルシリア)”。女性には”カパトスタ”よりもこちらの方をお薦めします。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC カパトスタ‘1999 ★★ ★★(88/100) 16,5/20
DOC ベッラマルシリア‘2000 ★★(88/100) 15,5/20


VAL DELLE ROSE(ヴァル・デッレ・ローゼ)


MORELLINO DI SCANZANO RISERVA(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・リセルヴァ)
 カステッリーナ・イン・キャンティの大御所、チェッキ一家の所有するワイナリーのモレッリーノ・リセルヴァ。赤ワインを知り尽くしたワイナリーのモレッリーノだから確実。当然、”Morellino di Scansano(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)”も美味しい。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC モレッリーノ・リセルヴァ‘1998 ★★ ★★(87/100) 14,5/20
DOC モレッリーノ‘2000 ★★(83/100) 13/20


ROCCALBENGA(ロッカルベンガ)
VILLA PATRIZIA(ヴィッラ・パトリッツイア)


ORTO DI BOCCIO(オルト・ディ・ボッチョ)

 近年評判を上げてきた赤ワイン。選抜されたサンジョベーゼ種にカヴェルネット・ソーヴィニョン、メルロー種による。ヴィンテージが良かっただけに尚更良い。”Morellino di Scansano Riserva(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・リセルヴァ)”も良い評価。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT オルト。ディ・ボッチョ‘1998 ★★ ★★★ 14/20
DOC モレッリーノ・リセルヴァ‘1998 ★★ ★★ -/20


ISTIA D`OMBRONE(イスティア・ア・オンブローネ)
FATTORIA LE PUPILLE(ファットリア・レ・プピッレ)




SAFFREDI
(サッフレディ)
 マレンマが誇る実力派ワイナリー”プピッレ”のカヴェルネット・ソーヴィニョン、メルロー種によるスーペル・トスカン。そして、あのガンベロ・ロッソ誌における「3ビッキエーリ」を獲得した(2年連続)初めての大衆ワイン”モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ”はこの”Poggio Varente(ポッジョ・ヴァレンテ)”。コスト・マフォーマンスも良いだけにお見事。他にも定番、”Morellino di Scansano(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)”、ソーヴィニョン、トラミネル種の白ワイン”Poggio Argentato(ポッジョ・アルジェンタート)”、そして、同じくソーヴィニョン、トラミネル種、そしてセミリオン種によるデザート・ワイン”Solatio(ソラティオ)”など全てのワインが完璧な出来栄え。2000年より、フランスはシャトー・ラフィットの元エノロゴであったクリスチャン・デ・ソムリエール氏を迎え、イタリアを代表する若きエノロゴ、ルカ・ダットーマ氏とのジョイントに更なる期待が寄せられる。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT サッフレッディ‘1998 ★★ ★★★(91/100) 15,5/20
DOC ポッジョ・ヴァレンテ‘1999 ★★★ ★★★(90/100) 16/20
DOC モレッリーノ‘2000 ★★ ★★(87/100) 14/20
IGT ポッジョ・アルジェンタート‘2000 ★★ - 13,5/20
IGT ソラティオ‘2000 ★★ ★★(88/100) 14/20


SCANSANO(スカンツアーノ)
CANTINA COOPERATIVA DELMORELLINO DI SCANZANO
(カンティーナ・コペラティーヴァ・デル・モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)


MORELLINO DI SCANZANO ROGGIANO RISERVA
(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・ロッジャーノ・リセルヴァ)
 「モレッリーノ・・・」の代名詞とさえ言えるラべルで有名な「地域生産共同体」だが、なかなか良いワインを造る。このリセルヴァが最も美味とは言え、その他格安ワインも馬鹿には出来ない質を誇っている。毎日飲めてしまう「手頃」なワインと言えるでしょう。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC ロッジャーノ・リセルヴァ‘1998 ★★ ★★(89/100) 14/20
DOC ロッジャーノ‘2000 ★★(87/100) 13/20
DOC べネフィツイオ‘2000 ★★(87/100) 13/20


BANTI ERIK(エリック・バンティ)


ANNOSECONDO ROSSO(アンノセコンド・ロッソ)
 今話題のマレンマに古くから活動する老舗のひとつ。このサンジョベーゼ、メルロー種のIGTワインの名G意味するところは「2年目」。「サンダル」という名の”Morellino di Scansano Ciabatta(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・シャバッタ)”も注目。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT アンノセコンド‘1998 - ★★(89/100) 14/20
DOC シャバッタ‘1998 - ★★(84/100) 13,5/20


CASTELLO DI MONTEPO(カステッロ・ディ・モンテポ)


SASSOALLORO
(サッソアッローロ)

 モンタルチーノの名門「ビオンディ・サンティ家」の所有となるワイナリーの主軸ワインで、サンジョベーゼ・グロッソ種による。他、モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・リセルヴァ”Castello di Montepo(カステッロ・ディ・モンテポ)”等がある。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT サッソローロ‘1998 ★★ ★★(85/100) 14/20
DOC モンテポ・リセルヴァ‘98 ★★ - 14/20


PODERE AIA DELLA MACINA(ポデーレ・アイア・デッラ・マチナ)


MORELLINO DI SCANZANO(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)
 本拠地のサン・ジミニャーノ他、トスカーナ各地に畑を所有する”バロンチーニ”のモレッリーノ。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC モレッリーノ‘2000 ★★ -/20 -/20/20



CAMPOMACCIONE(カンポマッチョーネ)


MORELLINO DI SCANZANO CAMPOMACCIONE
(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・カンポマッチョーネ)

 ”チェッキ”に同じく、カステッリーナ・イン・キャンティに大型のワイナリーを有する”ロッカ・デッレ・マチエ”のモレッリーノ。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC カンポマッチョーネ‘2000 - 13/20/20


PROVVEDITORE-BARGAGLI(プロッヴェディトーレ/バルガッリ)


MORELLINO DI SCANZANO(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)
 無難に仕上がっているモレッリーノ。リセルヴァの”Morellino di Scansano Riserva Primo(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・リセルヴァ・プリモ)”も良い評価。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC モレッリーノ‘2000 ★★ - 13,5/20
DOC リセルヴァ‘1998 ★★(86/100) 13/20


MAGLIANO IN TOSCANA(マッリャーノ・イン・トスカーナ)
FATTORIA MANTELLASSI(ファットリア・マンテッラッシ)


MORELLINO DI SCANZANO LE SENTINELLE RISERVA
(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・レ・センティネッレ・リセルヴァ)

 マレンマでは当たり年であった「98年」だけに、充実したボディを披露してくれているワイン。他、”Morellino di Scansano San Giuseppe(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ・サン・ジュゼッペ)”等も無難。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC センティネッレ・リセルヴァ‘1998 ★★ ★★ 14/20
DOC サン・ジュゼッペ‘1999 ★★ 13/20


LOHSA(ロフザ)


MORELLINO DI SCANZANO
(モレッリーノ・ディ・スカンツアーノ)
 モンテプルチャーノの名門”ポリツイアーノ”のモレッリーノ。エノロゴは本拠地同様に名匠、カルロ・フェッリーニ氏。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC モレッリーノ‘2000 - - 14/20


ORBETELLO(オルベテッロ)
RASCIONI CECCONELLO(ラッショーニ・チェッコネッロ)


POGGIO CILIEGIO
(ポッジョ・チリエージョ)
 トスカーナ事情に少し詳しい方ならご存知でしょう。”チリエジョーロ種”という、一般にサンジョベーゼ種の継ぎ足しに使用される伝統的な古典品種100%で醸造されている赤ワイン。ガイドの採点が一切見られませんが、実に美味しいワインです。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
VDT ポッジョ・チリエージョ‘1999 - ★★(89/100) -



LA PARRINA(ラ・パッリーナ)


PALLINA(パッリーナ)
 
”パッリーナ”と名乗る列記としたDOCワインでありながら、実質このワイナリーしか生産していないという珍しいケースのワイン。
このリセルヴァ以外にも、通常タイプの赤”Parrina Rosso Muraccio(パッリーナ・ロッソ・ムラッチョ)”と白”Parrina Bianco(パッリーナ・ビアンコ)”があり、もう一つのDOCワイン”Ansonica Costa dell`Argentario(アンソーニカ・コスタ・デル・アルジェンターリオ)”にも注目。

ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
DOC パッリーナ・リセルヴァ‘1998 ★★ ★★(90/100) 12,5/20
DOC パッリーナ・ロッソ‘2000 ★★(88/100) 12/20
DOC パッリーナ・ビアンコ‘2000 ★★(86/100) -/20
DOC アンソーニカ‘2000 ★★(88/100) 13/20


MANCIANO(マンチャーノ)
LA STELLATA(ラ・ステッラータ)


LUNAIA ROSSO(ルナイアロッソ)
 サンジョベーゼ、チリエジョーロ、モンテプルチャ‐の種によるテーブル・ワイン。同名の白ワインは”(ビアンコ・ピティッリャーノ・ルナイア)”と名乗り、DOCワインに属する。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
VDT ルナイア・ロッソ‘2000 ★★ -/20
DOC ルナイア・ロッソ‘2000 -/20


SOVANA(ソヴァーナ)
SASSOTONDO(サッソトンド)


SAN LORENZO
(サンロレンツオ)

 チリエジョーロ種100%の赤ワイン。”ガンベロ・ロッソ誌”と”エスプレッソ誌”の格差が面白い。サンジョベーゼ種とチリエジョーロ種による”Franze(フランツエ)”、そしてチリエジョーロ、アンソニカ種の赤ワイン”Sassotondo(サッソトンド)”もまずまず。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT サンロレンツオ‘1999 ★★ ★★(87/100) -/20
IGT フランツエ‘1999 ★★ ★★(85/100) -/20
IGT サッソトンド・ロッソ‘2000 ★★(88/100) 14/20
IGT サッソトンド・ビアンコ‘2000 - 12/20


PODERE SOPRA LA RIPA(ポデーレ・ソプラ・ラ・リパ)


EA(エア)
 こちらもチリエジョーロ種のIGTワイン。もう一つの”Ripa(リ−パ)”はサンジョベーゼ、チリエジョーロ種。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT エア‘2000 ★★ - 15/20
IGT リーパ‘2000 ★★ 12/20


TENUTA ROCCACCIA(テヌータ・ロッカッチャ)


FONTENOVA
(フォンテノーヴァ)
 チリエジョーロサンジョベーゼ種によるIGTワイン。この地の伝統的な組合せによるワインである。
ヴィンテージ\ガイド・ブック ガンベロ・ロッソ誌 ヴェロネッリ誌 エスプレッソ誌
IGT フォンテノーヴァ‘1999 ★★ ★★★(91/100) -/20