第4日曜日 [ピーの話]
10月に雄のセキセイインコを貰いました。名前はピー、もともと夫の実家で飼っていたのですが、事情があって我が家で引き取ることになったのです。
実は私、3,4歳の頃、何十羽もの鶏に追いかけられた経験があり、大の動物ギライなのです。でもな、新しい飼い主が見つからないなら、かわいそう。夫が世話するっていうし、まあ、しゃあないか。
ということで、今回はピーの様子をご報告、こういうのはただのペット自慢とも言いますな(笑)
はじめはピヨピヨ |
ピーを飼い始めて2,3日、最初はピヨピヨ鳴くだけ。
あれ〜?夫の実家に行った時には、いろんな言葉を喋ってたのになあ。
でも、数日経つと我が家の環境に馴れたのでしょうか。ピーは次第にブツブツ言うようになりました。喋るのは断片的な単語。「お父さん」(舅のことらしい)とか「おい」(これは姑のことかな?)、「ピーくん」、「また明日」、「どっこいしょ」、「足が痛いの」などなど。それらをランダムに繋げて話すのです。ボキャブラリーを聞くと、年輩者の家で暮らしてたのがわかります。
それから、ピーは好奇心旺盛です。私がデジカメやカメラ付き携帯を持って近づくと、鳥かごの中で近寄ってきて大変。「そんなに近いとピントが合わないでしょぉー」
ん?またデジカメするんですか…的反応 | コチラは携帯で撮ったもの |
『イッテツ』事件 |
今から10日程前のこと。遊びなのかストレスなのか、ピーは鳥かごの中の”水入れ”をひっくり返すようになりました。まるで「巨人の星」の (ノ`o)ノ≡┻┻ みたいに。日に何度もこぼすので、それを見た夫は「一徹、やめろー!」と、叱ってました。
そして今週月曜。ピーのヤツ、「また明日」と喋った後に「イッテツ」だって。それからは毎日イッテツ、イッテツと言うようになっちゃった。
この (ノ`o)ノ≡┻┻ は数日で止めましたが、かくしてピーには「イッテツ」という新語がインプットされたのでした。
ピーと私、そしてピーと夫 |
このページの冒頭にも書いたように、生き物が苦手な私。未だにピーに触ることすらできません。ですからエサを補充するのも勇気がいります(笑) レタスなど生野菜も与えますけどね、手をつつかれると怖いので(-_-;)、割り箸に挟んであげる始末、いやはや。
一応「言葉を教えようかな」と鳥かごに向かって、「ストライク」や「スプリット」(←どうしてボウリング用語かなあ^^;)と言ってみるものの、ピーはまだ覚えてくれません。
一方、動物好きの夫は、夜になるとピーを鳥かごから出して遊んでいます。と言っても、自由に飛び回らせるのではありません。右の写真のように、自分の手にピーを掴んで頭を撫でたり、エサをやったりするってこと。その間、ピーはおとなしくしています。時折目を閉じて気持ち良さそうにすることも。夫の仕草を見ていると、まるでミニ・ムツゴロウさん状態ですよ。 最近は夫が近づくだけで、ピーは籠の中で近寄ってきて…、う〜む、ピーのヤツめ、私とは対応が違うゾ(`ε´) |
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夫にムギューとされてるピー |
大脱走(?) |
2日前、夫がいつものように戯れていると、ピーは突然夫の手から脱走(?)しました。毎晩従順なので、夫は油断していたのかな。窓は閉まっているし、ストーブもついてなかったので、とりあえず安心なものの、焦った、焦った。だって、バタバタ〜って、凄い勢いで家中を飛び回るんだもの。
ピーを我が家で飼い始めて約40日。初めて飛ぶ姿を見たけど…いやあー、ヤツは紛れもなく”鳥”でしたよ。Uの字に弧を描いて旋回するのを見て、2人で「ほおー」
あっ、感心してる場合ではないな。早く掴まえないと。
狭い家の中を飛んでたらケガしちゃう。(幼鳥の頃、夫の実家で足が挟まってケガしたことアリ)でも、どうやって掴まえる?夫が追いかけるけど、意外にすばしっこいのですよ。
そのうち夫は、間続きで使っている奥の部屋にピーを追いつめ、扉を閉めました。私はピーの飛ぶ姿にビビり、扉のこちらで待機。夫は何やら格闘してる様子です。
私が「捕虫網がなければ捕まらないのかしら」と考えてた矢先、「掴まえた〜」と夫の声。扉を開けると、確かに彼の手にはピーがおさまっていました。「どうやって掴まえたの?」と尋ねると、空中キャッチしたって。飛んでる鳥を…? ホ、ホントかよ。
一方、私の手にはスーパー袋が。実の所、網の替わりにこれで掴まえようとしてたのですよ。ピーはゴミじゃないっちゅうの。さすがは動物ギライだ、愛情のカケラもないな、はっはっは。
この騒動の後、鳥かごに戻ったピーは、ゼイゼイ(?)言いながら、水を飲んでいました。たくさん飛んだから、喉渇いたんだね。ちょっと、かわい♪
今週の感想 |
動物ギライを公言してる私ですが、最近はピーに愛着湧いてきたかな。でもやはり触るのはイヤ。だって、あのくちばし、あの足ですよ。おお、こわっ( ̄□ ̄;) トラウマってのは確かに存在するらしいですね。困ったものです。
それにしても、インコは想像以上に頭良いですね。そのうち、我が夫婦の会話を暴露しそうでヤバいぞ(^^;
(update 2004.11.20)