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 玉川大学通信教育情報館 & 教育研究   
このコンテンツは牧場主アムランの玉川大学通信教育についての体験と学習お役立ちコーナーと教育問題の研究をめざして開設いたしました。

        

玉川大学通信教育情報館
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 学校案内
所 在 地 東京都町田市玉川学園6−1−1
郵便番号  194−8611
入学案内 資料請求は入学案内担当直通 042−739−8882 
受付時間 平日 8:30〜17:00 土曜日 8:30〜12:00 日曜日・祝日はお休み。 
        ※その他夏期休暇・冬期休暇・学校行事でお休みすることもありますのでご注意ください。(牧場主注)
 玉川大学通信教育部ホームページ   

 通信教育への想い
 通信教育を始めて4年が過ぎました。2003年の4月に前期生として、既に4年制大学卒業のため3年生に編入。夏のスクーリングも2シーズン参加して参りました。めでたく2007年3月をもって終了いたしました。
 数ある通信教育を手がける大学のなかから何故玉川大学だったのか、そして今、何故教師をめざしているのか、それは社会人として様々な会社の仕事そして人との出会いから、教育と言うものが重要なものなのであるという想いが自分のなかから漲りだしたからです。
 様々な仕事をして今日まで過ごしてまいりましたが、奇妙なことによく学校の先生ですかと言われてしまうことが多いのです。
実をいうと教師というと良い教師との出会いよりもむしろ問題が多い教師との出会いの方が多く、自分自身が教師になるということは想像もしていなかったのです。
最初に教師と誤認されたのは高校2年生のとき、体力作りのために早朝ジョギングに励んでいて、いつものように川の土手で小休止しているときに60代くらいの男性と内容は覚えていないのですが、世間話の最後に「学校の先生かい」と言われておもわずがっくり。
2度目は大学卒業後にたまたま街で顔合わせした高校時代の英語科教師に「おまえ教師でもやってるのか」に苦笑。その後もことあるごとに「学校の先生ですか」の言葉を聞き続けてきました。
 4年前のあるとき、資格をとろうと思ったときに、不思議なことに教師の資格をとって見ようという想いがこみあげて、そのとき脳裏に浮かんだのは大学を卒業して間もない頃に。やはり教師になることを勧められたときに「忙しいなら通信という手もあるんだよ」といってわざわざパンフレットまでもって来てくれたそのパンフレットが玉川大学のものだったのです。自分にとっては通信教育の選択がもうすでに玉川大学だけがインプットされてしまっていたというのが玉川大学通信教育部との御縁のはじまりでした。
 現在教育の荒廃やゆとり教育の歪み、そして理科教育の水準の低下による理系分野の担い手の不足という国家の存続にも関わりかねない状況にあります。
 こうしたことを考えたときに、やはり教育の場に身をおいて活動したいという想いと、やはり生涯教育と繰り返し学習ともいわれるリカレント学習の流れもあり、一生好奇心をもって学習し続けたい。教育者として子供達を育てていきたいという想い。さらに、自ら学び続けたいという両者を両立できるすばらしい仕事が教師であると確信しています。
 ところで、通信教育というのは、なかば自分との戦いです。大学教育の終了したあとに何らかの目的で通信教育にチャレンジする方は、ある程度の勉強方法はわかると思います。
 しかし、高校卒業のみで社会人として社会に出てしまったり様々な理由で進学がままならなかった方が向学心に燃えて通信教育に挑戦している方が多いと思います。
 4年間玉川大学の通信教育を介して様々な方々に出会ってきました。また玉川大学の通信教育は主に教育に関係する資格取得であるためにプライベートにおいても教育関係の施設やイベントに参加して現役の教師や子供達と接したときに、よく耳にした言葉は「勉強の仕方がわからない」でした。
 勉強の方法とか仕方というのは人それぞれなのですが、要領というものも必要だと感じましたので自分のやり方ですが参考までに公開していきたいと思います。

    

 ・通信教育の楽しみと学習テクニック
 はじめに
 玉川大学の通信教育だけに限りませんが、初めて大学課程の通信教育を受ける方は戸惑いが多いと思います。
既にいずれかの大学を卒業したり、あるいは中退された方は大学教育のシステムを了解していると思います。
 しかし、中学・高校・専門学校とは異なり一種独特だと思います。
今では単位制の高校も珍しくなくなってきておりますが、大学教育の特徴は単位制であり、自らも学生でありながら研究者でもあるという立場です。
基本的に大学とは教育機関でもあるけれども研究機関であるというのが本来の姿です。
 そんなわけで、研究はすごいのだけれども教える講義は下手な方も当然多いのは公然の秘密ですね(苦笑)。
小学校や中学校や高校の教師のほうがよほど講義のプロでわかりやすいのも事実です。
予備校の講師にいたっては教えるという一点にしぼれば、まさに小学校・中学校・高校教師が束になったってかなわないベテランです。
 というわけで大学教育というのは学ぶ場でもあるのですが、自分自身で研究しなくてはならないのです。
ここで「勉強」とは「学習」とは何かという本質が問われてくるわけです。
 普通、勉強や学習というと暗記と繰り返し練習が主役であり、いかに覚えていかに早く答えを導けるかということが学習の本質のようになってしまっています。
このこと自体は悪いとか問題があるというものではありません。
最初に必要なのは基本的な情報としての知識を確実に覚えることと、再現能力をトレーニングすることなのです。
 ここでいう再現能力というのは、覚えた基本知識を確実に脳に焼き付ける。
いってみればコンピュータにOSをインストールするのと同じことです。
人間の応用力と思考能力は、基本的な概念が記号化されて、その記号の意味を間違えないで使用してコミュニケーションができるかということが基本になっていて。
そこから複雑な論理概念や感情が発達して社会性とより高度なコミュニケーション能力を駆使できて人間となるわけです。
 コンピュータにOSインストールしないで、データとアプリケーションソフトをインストールしたところで。
データとコマンドだけがはいっているだけで、存在しているだけで役に立たないのと一緒です。
人間の学習も基本的な概念をしっかり覚えて、さらなる情報と知識を理解して使うためのトレーニングをしないと、知識はあるけど応用がきかないということになります。
 現在の教育の学力低下の問題は、ゆとりで学習内容が少なくなっただけではなくて。
知識や情報を再現するトレーニングをおざなりにしているのも一因があると考えます。
 話しはそれますが、そういう意味では陰山メソッドで知られる百マス計算と百マス書き取りは効果的だと思います。
単純な計算と書き取りですが、瞬間的に考えながら知識や情報を応用再現するトレーニングとしては最適だからです。
 勉強の本質の話しに戻りますが、暗記と繰り返し練習はみなさん得意だと思います。
というより日本の勉強方法のほとんどが暗記と繰り返し練習と予備校などで教わる。
与えられた一部の問題に対する解答方法のトリビアを仕込むという方法です。
 したがって、教師もそれ以外の勉強といいますか学習方法が教えられないでいるのが現状です。
ぶっちゃけたはなし、知識と情報は教えることができるけれども、学習のための学習方法というものが教えられないと言うことです。
ここで大学や通信教育に進学してから、勉強のやり方がわからないという問題が生じるわけです。
 よく大学教員からきかれる言葉で「最近の学生は学力が無い」そのために大学で高校の補修のようなカリキュラムを組んでいるところもあるようですが、学力自体は低いとは思えないのですね。
 ただし、受験戦争の歪みとでもいうのか、より入りやすいレベルの高い大学を志望するということで。
大学入学後に必要とする科目の知識を欠いている優秀な学生が、単に試験をとれる学力だけで学校を選択するものだから、医学部に必要なはずの生物を学ばないで医学部に進学してきたとか。
国語の読解力を高度に必要とする法学部の学生が国語力が無いに等しいというしゃれにならない現象が大学のいろいろな学部の教授達を悩ましています。
 大学に入った途端に勉強しなくなると言う言葉はもうかなり前から聞かれる言葉ですが、正確には勉強の仕方を教わらないで大学生になるものだから勉強できるわけがないのです。
 勉強と学習とは何かというと、暗記と繰り返し練習と同じだけの研究と探求能力の総体なのです。
小学校低学年では暗記と繰り返し練習は必要であり、効果的だと思います。
 高学年からは研究と探求する学習方法を教えていかなくてはならないと考えます。
「えっそんなこと総合学習でやってるだろう」と言うでしょうけれど、総合学習は追跡学習というか単なる体験学習です。もっとも、自分自身が勉強方法に熟知している、ごく少数の教師が指導者の場合は効果絶大ですけれども、ほとんどの教師の場合は、総合学習では四苦八苦していると思います。
本屋へ行って教師用の総合学習のハウツー本の出版数をみただけでも教師の悪戦苦闘ぶりがわかります。
 繰り返しますが、勉強と学習の本質は研究です、研究とは難しいことではありません。
疑問を解決するために知識や情報とコミュニケーションして、友人や知り合いになることなのですから。
研究とは、ようは友達をつくるのと一緒なんです。
といっても日本人の一番苦手なのが対人コミュニケーションだからねえ。
できているようでいてできていないのがコミュニケーション。
 そんなわけで実社会でも、販売はできても営業ができないわけですよ。
ちなみに日本の会社で営業とは何かがわかっている会社はほとんどありません。営業部とか営業マンという言葉は存在しますが、全て販売部であり、販売宣伝マンです。
個人レベルでは営業の本質を理解して実践している方もいますので、全く営業マンがいないわけではありませんけれどもね。
 話しが脱線しすぎていますが、研究は対象とする知識や情報を納得理解した上で、他へ説明できるようになって、はじめて研究であり、学習であり、勉強の本質を究められると言えます。
 難しいことを説明しようとするのではなく、簡単なことを他人に伝えることが大事です。
簡単なことでも、なかなか他へ説明することは難しいことであることを理解できれば、勉強方法とは何かということが理解できると思います。

    

 学習準備
 入学が許可されましたら、必修科目以外の選択科目の履修登録をします。
履修登録については、入学時に履修登録で登録できるのは各コースに定められた科目単位のみであり。
それを上回る履修登録はできません。
 ただし、年間40単位の登録内であれば、自分の興味のある科目を増加履修として、後日、手続きをすることは可能になっています。
これには、別途費用が必要となり、一部科目制限もありますので注意が必要です。
正科生の年間登録単位の上限は40単位が原則となっていますが、各自の学歴や目的により初年度に限り40単位を超えて登録される場合がありますので、自分の履修状況表を確認してください。
 実際の学習
 履修登録後、学校から届いた教科書をそれぞれ通読して、レポートの課題を研究して論文にまとめるわけです。
レポートというのは学習したことのまとめの論文です。
教科によっては問題の設問の解答だけでよい場合や野外での観察記録の報告と分析の場合もあります。
 教科書だけでの学習では限界がありますので、やはり他の資料での研究は必要です。
研究資料は図書館の活用が一番便利です。
また、図書館ではレファレンスサービスといって研究資料調査のアドバイスもしてくれますので、積極的に活用してください。
アムランの場合は近所の大学図書館も閲覧サービスを利用して資料の確保をしていますが、けっこう書店やブックオフも活用していたりします。
資料代というか本代も決してバカになりませんから工夫が必要です。
 レポートの提出
各科目には所定の単位数が決まっています。
 ほとんどが1科目につき2単位になっています。
 科目ごとの単位数は各自で学生便覧などを見て確認してください。
 レポートは1単位につき1冊提出しますのでほとんどの科目では2冊書くことになると思います。
 レポート用紙は学校指定のものを購入してください。最低五冊組での注文となります。
   
学習プランの立て方
 学習プランの立て方は人それぞれですし、前期入学と後期入学など時期によっても変わってくると思います。
学習コースでも大きく変わります。
基本的には履修科目が科目試験のときに何時間目に行われるのか調べて分類します。
8回ある年間の科目試験の日時に割り振って学習していくのが効率的な学習プランの立て方になります。
 入学後、履修登録の後テキストが大量に届くと思います。
自分のできそうな科目からとりあえずやってみようというのが普通だと思います。
 よく聞くのは、難しい科目が後回しになってしまい、ずるずると何年も通信教育を続けて挫折するというパターンがけっこう多いようです。
人間は楽な生き方に流れがちです。
強制的にプランを立てて消化していくというやり方をしないと目標は達成できないものです。
 ましてや通信教育は働きながら個人で学習していくわけで、監督者がいるわけではありません。
日々の生活に追われてレポートができなかったり、科目試験を受けるためのレポートの締め切りに追われて内容的に不充分なまま提出して、試験は受けれたけれどもレポートは評価Dでもどって来てしまったとか。
締め切りまでにレポートができなくて試験が受けられないようと嘆く方も多いと思います。
 コースによっても違いますし、スクーリングで取得の単位もありますので、大雑把に年間40単位として一科目2単位として計算した場合。
年間20科目で科目試験は年間8回あり、一回に5時限5科目受験できます。
単純に20科目を5時限で割れば4回の試験でめでたく単位取得ということになるわけです。
 ところが一回一日で5科目受験するとなると、流石にレポート提出もですし、科目試験の勉強自体も大変です。
根性のある方はやってみるのもいいと思います。
 ところが科目試験の各時限には受験可能な科目が指定されていますので、同じ時限に受験したい科目が重複するために4回の試験で終わらせるということが無理な場合がほとんどです。
 どんなに効率よくやっても年間4回で全単位取得は無理です。
5〜6回の試験は覚悟したほうがよいです。
それと一日5科目受験はきついですよ。
牧場主は2回やりましたが、5科目中一科目づつ試験不合格という結果でした。10科目受けて8科目しか合格しなかったということです。
 一日の受験科目は3科目、頑張っても4科目にとどめたほうが無難です。
年間20科目の場合(実際にはもっと少ないと思います)、年間8回ある試験のうち3科目づつ4回受験して、2回は4科目受験して、6回の試験で終わらせるパターンにするか。
3科目で6回受験して、残りの2科目を7回目の試験で頑張るというパターンのプランも考えられます。
 万が一、不合格の科目があっても、再受験するための余裕もできる年間学習プランになると思います。
試験を受けるためのレポートの締め切りも3科目づつ6冊のレポート製作であれば、一年365日として。
科目試験の間隔はおよそ45日周期(時期によっては異なります)と考えたときに、45日をレポート6冊で割ると1冊仕上げるための勉強時間は約7日あります。
 一日1時間しか勉強時間が取れなかったとしても、一冊のレポートを製作するために7時間はあるということです。
ついでに教科書テキストも厚いものもありますけれども、300ページ程度であり。
1冊で2単位分であることがほとんどですから、1冊のレポートを仕上げるのに読み込むのは150ページ程度です。
 7時間の内、一時間はレポートを書くのに使うとして、6時間で150ページ読むというのは、1時間で25ページ読むということです。
実際はもっと少ないページ数になると思います。
 どうでしょうか、一見大変そうな学習でも、ここまで細かく考えてみるとできると思いませんか。
たくさんの教科書とテキストの山と難しそうなレポート課題を読んで「大変だ」と思うよりも。
無理やり細かく割り振って、3科目なら3科目だけのことを科目試験にあわせて取り組めば、あれこれ思い悩む必要も無くなると思います。
 全部を考えるのではなく、分割して小さくして完全に消化するというやり方が、途中で挫折しないためにも大事なのではないでしょうか。
途中て目移りすることが一番の挫折の元です。
  
学習計画立案資料と例
 以下試験科目の科目の各時限配分一覧表と平成17年度の科目試験日とレポート提出締切日一覧表を利用して学習計画の事例を示しておきます。
 学習計画を立てるための履修登録科目のコースは、小学校や中学校や司書などの単位を混ぜた20科目40単位の架空のコースで説明いたします。
  
 実際に一つのコースでこんな内容の履修登録はありえませんが、2005年度に以下の20科目40単位を履修登録したと仮定して説明します

 ・日本国憲法 ・教師論  ・社会科指導法 ・教科教育法(社会)
 ・図書館資料論 ・専門資料論 ・ (教科)理科 ・(教科)生活
 ・社会科公民科指導法T ・社会科公民科指導法U ・英語T ・英語U
 ・社会科指導法T(中学) ・社会科指導法U(中学) ・国語科指導法 ・教科教育法(国語)
 ・幼児理解と教育相談 ・生徒理解と教育相談 ・学習心理学 ・(コア)科学史

 

試験科目各時限配分一覧表で履修登録した20科目を平成17年度科目試験日・レポート提出締切日一覧を利用して短い試験回数での年間学習計画を立てると以下のようなものになります。
  第1回 第2回 第3回 第4回
1時限 日本国憲法 教師論 社会科指導法 教科教育法(社会)
2時限 図書館資料論 専門資料論 (教科)理科 (教科)生活
3時限 社会科公民科指導法T 社会科公民科指導法U 英語T 英語U
4時限 社会科指導法T(中学) 社会科指導法U(中学) 国語科指導法 教科教育法(国語)
5時限 幼児理解と教育相談 生徒理解と教育相談 学習心理学 (コア)科学史
単なる計画では上記のこんな学習計画も可能ですし、根性のある方は一ヶ月間隔で締切日までに10冊のレポートを書いて一日5科目の科目試験を4回でやってみる方は凄いと思います。普通は無理だと思います。

 

上の学習計画はあまりにも余裕がなくきつい計画の例でしたが、下記の計画例は一回の試験で2日間受験可能でも、一日だけの日程で受験する計画で8回目まで受験するという計画で履修科目を割り振った、かなり余裕のある計画です。万一どの科目か試験で不合格があっても再受験の申込みが容易に可能な計画だと思います。
  第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回
1時限 日本国憲法   教師論   社会科指導法   教科教育法(社会)  
2時限   図書館資料論   専門資料論   (教科)理科   (教科)生活
3時限 社会科公民科指導法T   社会科公民科指導法U   英語T   英語U  
4時限   社会科指導法T(中学)   社会科指導法U(中学)   国語科指導法   教科教育法(国語)
5時限 幼児理解と教育相談   生徒理解と教育相談   学習心理学   (コア)科学史  
 実際の各コースの一年間の履修科目はスクーリングの科目もありますので16〜18科目程度の科目試験受験ではないかと思います。
 年次によっては10回程度になる場合もあると思いますので、3科目づつ5〜6回の試験で年間の履修登録の科目の単位は取得できるのではないかと思います。
 試験と試験の間の短い第1回から第3回までは無理せず2科目4冊のレポートを締切までに作成して提出し。
 比較的試験と試験の間隔の長い第4回から第6回で頑張って3科目かいけたら4科目のレポート作成して。
 第7回で2日連続頑張って、第8回の試験は不覚にも不合格の試験を頑張るという風に計画していけば気分的にも気楽に学習できるのではないでしょうか。
 前期入学者と後期入学者とでは学習計画は変わりますので、試験と試験の間隔の長いときは多目の受験をめざし、試験と試験の間隔の短い時期は無理せずに2科目と+αの1科目程度調整して頑張ってみようという気持ちでやったほうが挫折しないと思います。

 

学習計画と単位についてのミニコラム
 年間の科目試験の日程と、一回に行われる各時限の科目の配分による学習計画表を見本として極端な例ですが、上では示してあります。
実際には一年生から入学と三年生から編入という形で入学したり、司書や学芸員といった資格取得のために通信教育を始めた場合、それぞれ総取得単位数は違いますし。
スクーリングでしか取得できない単位もあるために、科目試験を受験して単位を取得する科目は、年間では少なくなるわけですから3科目づつ科目試験を受けても十分、こなせると思います。
 一年生から入学と三年生から編入または二年生からの編入の場合は、初年度は40単位を超えての履修登録が許可される場合もあるために、スクーリング認定の科目は別としても科目としては年間に20近い試験を受けなくてはならないケースもあると思います。
初年度頑張ると、二年目以降は、結構年間で一回の試験で2科目くらいの受験でも単位認定で、学習達成できちゃうかもしれません。
 初年度からそんなに「頑張れないよう」とおなげきの方もプランニングのアドバイスがあります。
トータルで見るのです、1年生から入学のケースで説明すると、卒業までの取得総単位数は125〜130あります。
 130の方で説明すると一科目2単位と計算すると65科目になりますね。
スクーリングの科目はちょっと無視して65科目を4年間で割ります。端数がでてしまいますが、一年で16科目になりますね。
 16を8回の科目試験で割ると2科目ですね、どうでしょう2科目ですよ、締切までにレポートは4冊書けばいいんですよ。
実際にはスクーリングの科目もありますので、余裕で2科目づつ科目試験毎にチャレンジしていけば単位はとれるし、目標の資格も卒業もみえてきますよね。
 履修登録の後どっさり届く教科書とテキストの山、難しいレポート課題。
それだけで挫折感がでてきてしまうと思います。
でも毎回の試験で2科目頑張ればいいんだとなれば、どうです、ゴールが見えてきませんか。
大事なことは計画をたてることとあせらないことです。横着したり目移りすると挫折の元です。
 科目の内容の難易よりも、強制的に計画を割り振ってトライするのが一番早い卒業と資格取得への道かもしれません。
難しいとか易しいとか選り好みしてやっていても結局はやらなくてはならないのですから。
 でも「順番とかないの?」という質問があると思います。
それはあります、学習カリキュラムがあって教科書・テキストは配布されてくるわけですから。
基本的には必修科目を優先的にこなして、番号がついている(T・U・V・W)科目は小さい数字の番号の科目からやるべきです。
 これはレポートについても同じ事がいえます。
第一分冊をこなしてから第二分冊をこなすというのが本来の順番であり、カリキュラムとしても計画されています。
 ところが、第2分冊の方が解るとか書きやすいというケースは結構あります。
自分のわかりやすいところからやるのも要領として当然なので、玉川の先生からはクレームがきそうですが牧場主はできるところから頑張ってくださいと言います。
 他にもわかりやすい、多少横着のできる勉強方法はあります。
まあ、これはあんまり公開しないほうがいいと思っていますけれども。
 教養と実力がちゃんと自分のものになって、結果としてレポートも一気にできちゃうという美味しい、ある意味裏技みたいな勉強方法はあります。
自分が教師になったときに児童・生徒のやる気と自発的な学習意欲を喚起させるテクニックとしても応用可能なので牧場主の企業秘密にしとくかな。
 でも、北海道で札幌の方で牧場主に会うチャンスのある方で、2人だけラッキーなやつがいましたけどね(苦笑)。
04年の夏季スクーリングでも6名に伝授しているし…不公平だという声があちこちから聴こえそうなので、少しはこのコンテンツのどこかに書きます。

 

過去の科目試験時限と日程参考資料  
※科目の変化がありますので平成17年度と18年度の一覧表を掲載してあります

 

平成17年度(2005年度)試験科目各時限配分一覧表
1時限の試験科目
全人教育(体育理論)
全人教育(学生生活U)
(一般)社会学
(コア)社会学
保健衛生
(コア)数学入門
(一般)数学1・2
(コア)芸術と生活
社会教育
社会教育U
生涯健康論
日本国憲法
授業研究
日本史T
日本史U
(教科)図画工作B
教職(体育理論)
情報サービス概説
学校経営と学校図書館
民俗学
教師論
特別活動の指導法
特別活動の研究
環境教育
生涯学習概論
教育行政学T
教育行政学U
社会科指導法
教科教育法(社会)
生活科指導法
教科教育法(生活)
(教科)図画工作
(教科)図画工作A
保育内容の指導法(環境)
保育内容の研究(環境)
日本史
法律学(国際法を含む)
法律学(国際法含む)
国際関係論
哲学概論T
哲学概論1・2
哲学概論U
解析学T
解析学1・2
解析学U
解析学3・4
解析学V
解析学5・6
2時限の試験科目
全人教育研究T
全人教育研究U
(コア)哲学
(一般)哲学1・2
(コア)物理学入門
教育評価
西洋哲学思想史
東洋哲学思想史
社会教育計画
社会教育計画T
余暇生活論
図書館資料論
専門資料論
学校図書館メディアの構成
文化史T
文化史U
考古学
教育の方法と技術
国際理解教育
発達心理学
教育社会学T
教育社会学U
生命と性の教育
幼児指導論T
幼児指導論U
音楽科指導法
教科教育法(音楽)
家庭科指導法
教科教育法(家庭)
(教科)理科
(教科)生活
保育内容の指導法(言葉)
保育内容の研究(言葉)
外国史(西洋)
外国史(西洋)T
社会学T
社会学U
統計学T
統計学1・2
統計学U
統計学3・4
コンピュータ
3時限の試験科目
英語T
英語U
英語V
英語W
ドイツ語T
ドイツ語U
ドイツ語V
ドイツ英W
フランス語T
フランス語U
フランス語V
フランス語W
英語コミュニケーション
(コア)経済学
(コア)生物学入門
(コア)健康スポーツ
教育の原理T
教育の原理U
教育の原理3・4
日本倫理思想史
西洋倫理思想史
人文地理学T
人文地理学U
ボランティア概論
図書館概論
図書館サービス論
児童サービス論
日本美術史
教育の原理
教育心理学T
教育心理学U
日本教育史T
日本教育史U
情報メディアの活用
幼児教育課程論
社会科・公民科指導法T
社会科・公民科指導法U
算数科指導法
教科教育法(算数)
図工科指導法
教科教育法(図工)
(教科)家庭
(教科)体育
(教科)体育A
(教科)体育1・2
保育内容の指導法(表現)
保育内容の研究(表現)
国際政治学
倫理学概論T
倫理学概論U
確率論T
確率論1・2
確率論U
確率論3・4
数学科指導法T
数学科指導法U
4時限の試験科目
(コア)文章表現
(コア)国際関係入門
(コア)比較文化論
(コア)日本史
(一般)日本史
(コア)情報科学入門
(コア)現代家庭論
教育学概論T
教育学概論U
児童の発達と学習T
児童の発達と学習U
児童の発達と学習3・4
青年の発達と学習
比較教育学T
比較教育学U
視聴覚教育メディア論
地誌学
(教科)音楽B
(教科)音楽3・4
社会科教育法
公民科教育法
社会教育方法論
図書及び図書館史
学習指導と学校図書館
自然科学史
人間の発達と学習
児童理解と教育相談
教育哲学T
教育哲学1・2
教育哲学U
学級経営
社会科指導法T(中学)
社会科指導法U(中学)
国語科指導法
教科教育法(国語)
(教科)国語(書写を含む)
(教科)音楽
(教科)音楽A
保育内容の指導法(健康)
保育内容の研究(健康)
地理学(地誌を含む)
経済学T
経済学U
宗教哲学
人間関係論
代数学T
代数学1・2
代数学U
代数学3・4
代数学5・6
数学科指導法V
数学科指導法W
5時限の試験科目
(コア)心理学
(一般)心理学1・2
(コア)外国史
(コア)化学入門
(コア)科学史
(コア)地球科学
(コア)衣食住の科学
学校制度と社会U
児童学
保育学
教育相談とガイダンスT
教育相談とガイダンスU
社会教育特講A
社会教育特講B
図書館経営論
資料組織概説
読書と豊かな人間性
博物館学T
博物館学V
西洋美術史
学校制度と社会
学校制度と社会T
道徳の指導法
道徳教育の研究
幼児理解と教育相談
生徒理解と教育相談
学習心理学
西洋教育史T
西洋教育史U
保育内容総論
理科指導法
教科教育法(理科)
体育科指導法
教科教育法(体育)
(教科)社会
(教科)算数
保育内容の指導法(人間関係)
保育内容の研究(人間関係)
外国史(東洋)
政治学
国際経済学
幾何学T
幾何学1・2
幾何学U
幾何学3・4
幾何学V
幾何学5・6
平成17年度(2005年度)科目試験日・レポート提出締切日一覧
試験回数 試験日 レポート提出締切日 受験申込み受付期間
第1回 5月14日 土曜日 4月21日 木曜日 4月18日月曜日〜4月21日木曜日
5月15日 日曜日
第2回 6月18日 土曜日 5月19日 木曜日 5月16日月曜日〜5月19日木曜日
6月19日 日曜日
第3回 7月16日 土曜日 6月23日 木曜日 6月20日月曜日〜6月23日木曜日
7月17日 日曜日
第4回 9月11日 日曜日 7月22日 金曜日 7月19日火曜日〜7月22日金曜日
第5回 10月29日 土曜日 10月6日 木曜日 10月3日月曜日〜10月6日木曜日
10月30日 日曜日
第6回 12月3日 土曜日 11月4日 金曜日 10月31日月曜〜11日4月日金曜日
12月4日 日曜日
第7回 平成18年1月14日 土曜日 12月8日 木曜日 12月5日月曜日〜12月8日木曜日
平成18年1月15日 日曜日
第8回 平成18年2月19日 日曜日 平成18年1月19日木曜日 平成18年1月16日月曜日〜
1月19日 木曜日
※試験地によっては土曜日のみや日曜日のみの場合がありますので、毎月の玉川通信で確認してください。

 

平成18年度(2006年度)試験科目各時限配分一覧表
1時限の試験科目
全人教育(体育理論)
全人教育(学生生活U)
(一般)社会学
(コア)社会学
保健衛生
(コア)数学入門
(コア)芸術と生活
社会教育
社会教育U
生涯健康論
日本国憲法
授業研究
日本史T
日本史U
(教科)図画工作B
教職(体育理論)
情報サービス概説
学校経営と学校図書館
民俗学
教師論
特別活動の指導法
特別活動の研究
環境教育
生涯学習概論
教育行政学T
教育行政学U
社会科指導法
教科教育法(社会)
生活科指導法
教科教育法(生活)
(教科)図画工作
(教科)図画工作A
保育内容の指導法(環境)
保育内容の研究(環境)
日本史
法律学(国際法を含む)
法律学(国際法含む)
国際関係論
哲学概論T
哲学概論U
解析学T
解析学U
解析学V
2時限の試験科目
全人教育研究T
全人教育研究U
(コア)哲学
(コア)物理学入門
教育評価
西洋哲学思想史
東洋哲学思想史
社会教育計画
社会教育計画T
余暇生活論
図書館資料論
専門資料論
学校図書館メディアの構成
文化史T
文化史U
考古学
教育の方法と技術
国際理解教育
発達心理学
教育社会学T
教育社会学U
生命と性の教育
幼児指導論T
幼児指導論U
音楽科指導法
教科教育法(音楽)
家庭科指導法
教科教育法(家庭)
(教科)理科
(教科)生活
保育内容の指導法(言葉)
保育内容の研究(言葉)
外国史(西洋)
外国史(西洋)T
社会学T
社会学U
統計学T
統計学U
コンピュータ
3時限の試験科目
英語T
英語U
英語V
英語W
ドイツ語T
ドイツ語U
ドイツ語V
ドイツ英W
フランス語T
フランス語U
フランス語V
フランス語W
英語コミュニケーション
(コア)経済学
(コア)生物学入門
(コア)健康スポーツ
教育の原理T
教育の原理U
日本倫理思想史
西洋倫理思想史
人文地理学T
人文地理学U
ボランティア概論
図書館概論
図書館サービス論
児童サービス論
日本美術史
教育の原理
教育心理学T
教育心理学U
日本教育史T
日本教育史U
情報メディアの活用
幼児教育課程論
社会科・公民科指導法T
社会科・公民科指導法U
算数科指導法
教科教育法(算数)
図工科指導法
教科教育法(図工)
(教科)家庭
(教科)体育
(教科)体育A
保育内容の指導法(表現)
保育内容の研究(表現)
国際政治学
倫理学概論T
倫理学概論U
確率論T
確率論U
数学科指導法T
数学科指導法U
4時限の試験科目
(コア)文章表現
(コア)国際関係入門
(コア)比較文化論
(コア)日本史
(一般)日本史
(コア)情報科学入門
(コア)現代家庭論
教育学概論T
教育学概論U
児童の発達と学習T
児童の発達と学習U
青年の発達と学習
比較教育学T
比較教育学U
視聴覚教育メディア論
地誌学
(教科)音楽B
社会科教育法
公民科教育法
社会教育方法論
図書及び図書館史
学習指導と学校図書館
自然科学史
人間の発達と学習
児童理解と教育相談
教育哲学T
教育哲学U
学級経営
社会科指導法T(中学)
社会科指導法U(中学)
国語科指導法
教科教育法(国語)
(教科)国語(書写を含む)
(教科)音楽
(教科)音楽A
保育内容の指導法(健康)
保育内容の研究(健康)
地理学(地誌を含む)
経済学T
経済学U
宗教哲学
人間関係論
代数学T
代数学U
代数学V
数学科指導法V
数学科指導法W
5時限の試験科目
(コア)心理学
(コア)外国史
(コア)化学入門
(コア)科学史
(コア)地球科学
(コア)衣食住の科学
学校制度と社会U
児童学
保育学
教育相談とガイダンスT
教育相談とガイダンスU
社会教育特講A
社会教育特講B
図書館経営論
資料組織概説
読書と豊かな人間性
博物館学T
博物館学V
西洋美術史
学校制度と社会
学校制度と社会T
道徳の指導法
道徳教育の研究
幼児理解と教育相談
生徒理解と教育相談
学習心理学
西洋教育史T
西洋教育史U
保育内容総論
理科指導法
教科教育法(理科)
体育科指導法
教科教育法(体育)
(教科)社会
(教科)算数
保育内容の指導法(人間関係)
保育内容の研究(人間関係)
外国史(東洋)
政治学
国際経済学
幾何学T
幾何学U
幾何学V
平成18年度(2006年度)科目試験日・レポート提出締切日一覧
試験回数 試験日 レポート提出締切日 受験申込み受付期間
第1回 5月13日 土曜日 4月20日 木曜日 4月17日月曜日〜4月20日木曜日
5月14日 日曜日
第2回 6月17日 土曜日 5月18日 木曜日 5月15日月曜日〜5月18日木曜日
6月18日 日曜日
第3回 7月22日 土曜日 6月22日 木曜日 6月19日月曜日〜6月22日木曜日
7月23日 日曜日
第4回 9月17日 日曜日 7月27日 木曜日 7月24日月曜日〜7月27日木曜日
第5回 10月28日 土曜日 10月5日 木曜日 10月2日月曜日〜10月5日木曜日
10月29日 日曜日
第6回 12月2日 土曜日 11月2日 金曜日 10月30日月曜〜11日2月日金曜日
12月3日 日曜日
第7回 平成19年1月13日 土曜日 12月7日 木曜日 12月4日月曜日〜12月7日木曜日
平成19年1月14日 日曜日
第8回 平成19年2月18日 日曜日 平成19年1月18日木曜日 平成19年1月15日月曜日〜
1月18日 木曜日
※試験地によっては土曜日のみや日曜日のみの場合がありますので、毎月の玉川通信で確認してください。

 

 

レポートの学習と作成

 各科目の教科書の内容を要約しただけでは、レポートは通らない(やりなおしのDという判定評価で戻ってきます)と思ってください。
 他人の作成したレポート丸写しという不届き者がどうしても出てきますが、バレます。しっかり処分を受けますのでどんなに稚拙でもよいから自分で理解したことをまとめて提出してください。
 レポートなんて書けないようとおっしゃる方はかなり多く、実をいうと玉川の通信教育のレベルはかなり高いのも事実です。本当はしっかり教科書を通読して参考文献もしっかり読破する。
 参考文献を買わないまでも図書館から借りて要点を自分なりに箇条書きにして。レポートの課題を検討して論文にしあげていくというのがレポートの正しいやり方ですが、どうしてもコツと簡単なやり方ないのというと、あります
 あまりお勧めというか公表したくはないのだけれども、最初にレポート課題をノートでも雑紙でもよいですから書き写します。
 課題はどのようなことを尋ねているのだろうかということを考えて、現在の自分の知識と情報で思いつく限りのことを箇条書きでよいですから書いてみます。
 それから教科書の目次を見ます。目次からレポート課題のヒントと解説がありそうだと目星のついたところから読み始める。
 これが一番のレポート作成の近道なのですが、時間がなくてとにかく早くレポートを書きたい場合と本当に大学の勉強は初めての方にのみ勧めます。
 最初に厚い教科書と、なんだか頭痛くなりそうなレポート課題を読むと、挫折しそうになると思います。
 また、大学の勉強方法に慣れていたり、研究大好きという方であっても、得意不得意はあると思います。こんなときの学習方法は要点というか範囲をしぼって考えるということです。
 本当は教科書を全て通読して、ある程度は理解をしておく必要があるのですが、初心者にいきなり教科書を全部読めとか参考文献を探せというのは酷な気もします。

アドバイス

 ・まず学習科目のレポート課題をノートに書き写してよく検討して理解する。自分の持っている情報を確認する。
 ・教科書の目次や索引を読む、レポート課題の解説が載っていそうなところから取り組む。
 ・順次、課題と関係のある項目を読むようにする。
 ・思いついた疑問は必ずメモしておく、辞書でわかることは調べる、インターネットの情報検索も結構役立つ。
 ・最初から全て理解しようとすると挫折します。用語の意味を一つ一つ確認する事。
 ・最初はレポート課題をテーマに学習をはじめて、疑問を持つことから学習の幅を広げていくことをお勧めします。


 参考文献について

 ・参考文献は必ず読まなくてはいけないわけではないが、読んだほうが学習の幅と奥行きが広がるものである。
 ・読むとあらたな好奇心目覚め、自分自身の知識と学力にプラスになります。
 ・教科書と同様に目次を参考にして自分の興味を惹いた項目だけでも読んでおくと良い。

 順次レポート課題のタイプ別の勉強のしかたやレポート作成の技術的な(文章構成)アドバイスや科目試験に向けての勉強方法についても書いていきたいと思います。
レポート作成の要点と留意点

その1

 レポートを書くときに注意しなくてはいけないことは課題の学習は当然ですが、書式や指定に注意しなくてはなりません。
ほとんどのレポートがワープロ、今はワードが主流と思いますけれども、ワープロあるいはパソコンのプリントアウトで清書して提出可能ですけれども、手書き指定が少なからずあります。
 また、ワープロも含めて縦書き・横書き指定もありますので、注意する必要があります。意外とこの手書きや縦書き・横書き指定は見落としがちですが、評価の重要なポイントになっています。
手書きのところをワープロ清書にしたり、縦書きを横書きにしてしまったがために、内容としては合格していてもDあるいは不備レポートとして、むざむざ戻ってきてしまうことがあります。レポートの書式の指定は厳守しましょう。
 筆記用具の指定でペンを指定している科目(倫理学概論Uなど)もあります。また、通常同じ科目のレポートで一分冊と二分冊では指定は同じですが、教師論と教育の原理は一分冊が横書きで、二分冊が縦書き指定になっていますので要注意です。

その2

 レポートの字数は一冊、つまり1単位につき2000〜2400字で、手書き清書の場合は10〜12ページになり。
ワープロの指定書式の(フォントは明朝体10〜12ポイント)25文字32行(800字)だと3ページとなります。
 理数系のレポートと外国語の科目のレポートはマス目などにこだわらなくてもよいことになっていますが、見やすい表記が大事です。レポート課題によっては設問があったり、文字数の指定がされている場合がありますので、指定は厳守することが大事です。
 指導案を書くレポート、屋外や屋内において幼児・児童を観察した行動観察表を提出する必要のある科目の場合は、書式的にはB5サイズに表を作成しますので、レイアウトが相当ゆがみます。
ゆがみますけれども表を作成して指導案や行動観察表を作成して提出するようにしてください。
 指導案について言いますと、実際にはB4クラスの大きな用紙に作成しますが、レポートの場合はB5サイズですのでかなり窮屈になります。
 字のポイントを若干小さくするなどして工夫してください。
 指導案を作成する科目は社会科指導法や小学校の各教科の指導法でいくつか作成するレポート課題があります。
 教科書にも指導案の例が掲載されていますが、「教育実習の手引」の中学校・高等学校編にも指導案の作成例が載っていますので参考になります。
 ただし丸写しはしないでください、あくまでも自分自身がこうやって授業を展開するというシミュレーションを書いてください。指導案を作成するレポートのコツについては別枠で書く予定です。


 その3

 参考文献については、学習の下地になるものですので多いにこしたことはありませんけれども、通常i2〜3点程度書誌的事項(書名・著者・出版社・出版年)を併記してレポート末尾に記載するにとどめた方がよいようです。
 引用文献など直接用いたものがはっきり示されていれば参考文献の明記は不要になります。学習の参考や確認のための文献は基本的には挙げない。
 また、参考文献と引用文献は性格が異なりますので書き方も注意が必要です。
 引用文献はレポート本文中に引用した文章を括弧「」で括り、引用文献の書誌的事項(書名・著者・出版社・出版年)を明記します。
 かなり長くなりますので、引用は極力避けて、自分自身の考察を論説文体にまとめることがよいレポート作成のポイントです。教科書テキストを読み込み、テキストの論じているポイントや主張や理論をとらえます。そして、自分の考えた、思った感想をレポート課題の指定にのっとって理論的に文章化する作業がレポート作成といえます。
 レポート課題は様々な表現で課題が設定されています。
理数系と外国語のように試験の解答を求めるタイプの課題は解答を書けばよいわけですが、ほとんどのレポートが教科書の理論展開に対して、自分自身がどのように感じたか、考えたかということを感想文ではなく理論的に表現しなさいという課題になっています。
「〜について考察せよ」とか「〜ついてあなたの考えを述べよ」という課題設定が多いと思います。レポート文章例はカンニングの手助けにしかなりませんので、記載いたしません。


 その4

 普段から文章や社内文書の営業日誌等を書きなれている方は文章構成に悩まないと思います。簡単に言ってしまえば、文章というのは英語の基本と同じく主語と述語に目的語や修飾語がついて結論を単純明快に説明できていれば良いわけです。
 文章というのは結論とその説明が書いてあれば文章として成立します。ここでは、文章の構成の仕方についてのパターンとコツを書きます。


 頭括型

 結論を最初に書き、その結論に至った根拠と自分の考えを書いていき、最後にもう一度、確認的に結論を求められている課題の要点を短くまとめて結論を再提示して、締めくくる文章の構成の仕方です。

 尾括型

 最初に結論を求められている課題の要点の分析と、結論を出すための根拠と自分の考えを書いていき、結論を最後にまとめて締めくくる文章の構成のしかたです。


 レポートは理論的な内容を読まれることを前提に書くものです。したがって日記やエッセイではありませんので、感想文になってはいけません。理論と結論を必ず書き込むことが大事です。文体も「思う」とか「感じた」という曖昧なフィーリング表現ではなく。「〜です」・「〜である」といった確定性のある表現を用いるようにする。
   
文章の書き方ミニコラム

 いざ文章を書くとなるとなかなか書けないものです。特によい文章を書こうとすると、あれもこれもと詰め込んで結局何を言いたいのかわからない文章に陥ります。一つあるいは二つに自分の論じたいポイントを絞って書き出すと思ったより書けるものです。論点と問題点の単純化が良い文章を書く出発点といえます。文章に沢山の論点を手際よく押し込んでまとめあげるというのは文章の上級者のテクニックです。通信教育のレポートの場合はマトを絞った方がより様々な事を理解できますし、文章の上達の早道でもあります。
 ちよっと上級テクニックですが、課題を先に読んでテキストは読まないで、自分の知っていることや想像だけで、ある程度文章を書いてしまいます。その後でテキストを読み込んで新たにレポートを書いて見ます。こうすると自分が何がわかっていて何がわかっていなかったのかが良く判ります。ここで判っていなかった事をポイントとして、テキストをさらに読み込みレポートを仕上げるとかなり内容の濃いレポートが出来ます。テキストを読まなくても書けそうなレポート課題があった場合、是非お試しください。勉強も楽しくなります。
   
レポート課題の系統と傾向の分析

 傾向の分析の前にレポートの書き方ですが、教科書の単語や用語を単にまとめただけでは学習した事にはなりません。求められている問いかけを掴む事が重要です。求められている問いかけのポイントは、一分冊につき、必ず一つか二つ、最大三つしかありません。というのはレポートの字数は2000〜2400字しかありません。字数が多いように感じますが、ポイントを考察したり分析する文章を書く場合は、一つのポイントや問題点の分析と自分の考えや感想をまとめて文章化すると誰がやっても800〜1000字は使用します。
 この範囲でレポート課題のポイントを絞りきれないということは、学習内容が充分に理解できていないからまとめきれないということです。レポート課題集を自分の履修科目だけではなく、他の科目も読むと分かりますが、一分冊につき2つの設問が課せられているレポートが多いのがわかると思います。また、一見一分冊につきレポート課題を読むと一つの問題について問うようにみえても実は2つのことを問う課題がほとんどです。
 科目によっては、3つや5つものポイントを問うレポートもあります。外国語や理数系の科目レポートのように直接解答を求めるタイプのレポートや観察を行った結果の分析や指導案作成レポート以外は、2つの要点について一つ一つを800〜1000字程度で教科書の理論をふまえて、自分が研究理解した結論を述べた上で最後に二つ分のポイントの総まとめと感想をつけて総括するという書き方ができれば合格点のCは楽に突破できます。
 レポートを書くときに挫折するのは、2000字を一気に書かなくてはならないと思うからです。まず、課題のポイントを2つないし3つ箇条書きにして、800字程度で結論とポイントに対する分析や自分の感想と、どのように自分がポイントをとらえたかということを書きます。これを2回繰り返すと意外と2000字分くらい書けてしまうものです。あとは2つの文章をつなげて最後にまとめるだけです。
 レポートに限らず、なんでもそうですが、細かくわけて作業すると早いですし、集中できます。実はこの800字でポイントを絞って結論と分析を書くというやり方は科目試験のときに役に立ちます。科目試験の問題は、レポートでまとめた結論が答えであることが往々にしてあります。こまめに理路整然とした文章を書くトレーニングができていると科目試験も、おのずと良い成績がとれます。




 ・直接的な設問に対する解答を求めるタイプの課題

   外国語と理科や数学などの科目  

誰がやっても同じ答えになりますが、外国語の文章作成(手紙)は個人の個性がでますし、個性が必要なレポートです。数学も解が必ずしも一つとは限らない場合があり、途中の公式・定理と理論的な数式操作の過程の自己表現が重要です。穴埋め式の課題はそのまま空欄に解答を記入して作成していきます。


 ・教科書・テキストの論述に対する考察を求める課題

 テキストの内容を踏まえてレポート課題が設定されていて、「〜について考察せよ」 ・ 「論ぜよ」 ・ 「説明せよ」 ・「例をあげて説明せよ」・ 「述べなさい」といったパターンが多いタイプです。いずれの課題にしても例を挙げる場合は、現実の具体的な事例を挙げることが重要であり、抽象的で自分の想像のフィクションの事例は使わない事です。
 
 ・ 「〜について考察せよ」 テキストの理論を踏まえて、一定の自分の結論を理論的に説明する。
 ・ 「論ぜよ」         テキストの内容を吟味して、自分自身の意見を整理して文章をまとめる。
 ・ 「説明せよ」        課題とされた事柄をわかりやすく解説するように文章を展開する。
 ・ 「例をあげて説明せよ」 具体的な身近な例や自分がよく理解できている例を引き合いにだして論理的に説明。
 ・ 「述べなさい」       課題に対する自分の自由な意見を論理的に説明するように文章をまとめる。

※ 特殊な場合として小説のように説明させる指定のある課題があります、一人称(僕・私)をもちいて自分が体験したかのように説明せよというレポートがあります。この場合は指定に従い日記風でありながらも、事実と理論ははっきり明記する必要性があります。

※ レポート課題自体が抽象的で自分の体験をもとに論ぜよというような場合でも、テキストに書かれている理論と結論的なまとめの内容のポイントを意識して、自分の体験や意見をテキストの理論を用いて分析する。そのうえで結論や自分の意見をまとめると論点が絞り込める。あれもこれもと欲張らない事がこのようなタイプのレポートを書く場合の秘訣です。



 ・教科書・テキストの理論にのっとり経験や事例をもとに分析を求める課題


 図書館司書関連の科目のレポートや地理学系統と教育相談系統の科目のレポートです。具体的な統計資料や事例を分析して、テキストの理論にのっとって論理的に自分の意見や持論を展開し、結論としてのまとめを明記する文章展開が必要になります。具体的な数字や事例を元にしてフィクション的な仮想の展開を文章化する必要もあるレポートです。


 ・教科書・テキストの指導に基づき演習をおこなう課題

   各教科における指導案を作成する科目

 指導案の例を参考にして標準的な書式の枠を作成してレポートを作成します。

 これも指導案の場合はパターンが存在しますが、教師として日常的に展開していかなくてはならない重要な過程です。
単なる要領ではすませずに、きっちり基本を自分の骨肉にする必要があります。
基本的な技術と知識のほかに、かなりの想像力と空想力も必要です。
授業のシミュレーションを誰にでもわかるように文章化することが重要です。
たとえレポートの採点がAでも油断してはいけません。あなたが現実の児童・生徒とどう向き合うかという姿勢が問われるレポートです。

 ・図工と音楽の課題

図工の場合は実際に指定作品を製作し、簡潔にして要を得る説明文を考える。音楽の場合は楽譜の製作と論理的な説明を簡潔に文章化するものである。

    

レポート用紙について
レポート用紙は上下が開いた封筒の形になるようになっています。通信教育のため第四種郵便の扱いで、現在は15円です。大学からの返送用の面にも必ず自分で住所氏名を記入し、15円切手を貼付してください。
   提出するときの表書き面    大学からの返送用の面
レポートの課題名と年度の記入欄です。チェック欄もありますので利用してください。この欄の左上に提出票を添付します。
 最初に提出する時は再提出用の提出票を抜いて、学校から届くバーコードを貼りこの提出票だけ添付します。
 再提出のレポートの場合この提出票を添付します。この上に最初のバーコードを貼った提出票も重ねて添付します。
:※ 掲載画像は転用と悪用防止のために電子透かしを入れてあります

 

 科目試験の受験

 玉川大学通信教育部の場合は、年間8回科目試験が日本全国の会場で定期試験として行われます。
1日に5科目受験可能ですが、履修科目によっては受験時間が重なる場合がありますので、綿密な学習計画が必要となります。
科目試験の受験のためには受験希望科目のレポートが単位分、2単位なら2冊1単位なら1冊。
希望受験科目のある科目試験日の約一ヶ月前の申し込み日の締切日までに通信教育部の事務局に提出して受理されていなくてはなりません。
 以下科目試験受験までの必要書類実例です。

 

科目試験申し込みはがき
    科目試験申し込みはがき
 毎月送られてくる玉側通信に綴じ込まれています。玉川大学通信教育部のホームページからもweb申し込みができますが、確実に申し込むのはこちらをお勧めします。科目の番号を間違いなく記入し、控えをとるようにしてください。 50円切手も忘れずに貼付してください。
  科目試験受験許可証
 科目試験の申し込み後試験前1週間前までに許可・不許可に関わらず来ますので確認してください。見本では5科目申し込んだうち1科目が不許可になっていますが、この場合はEになっていますので。レポートが提出されていないか必要な分のレポートが提出されていないことを意味します。(1科目につき2冊レポートが提出されていなければならないのに1冊だけしか提出されていない場合)
 整理番号は試験場で配布される答案用紙に記入するための整理番号ですので、答案用紙の所定の欄に記入してください。
   試験結果通知
 3週間前後で科目試験の結果が届きます。
見本の場合は、合格している科目に保留がありますが、提出されたレポートが合格していないか、レポートの採点が済んでいないことを意味します。
  科目試験受験許可証見本
   試験結果通知見本
※ 掲載画像は転用と悪用防止のために電子透かしを入れてあります

   

スクーリング参加
スクーリングは夏季スクーリング、夜間スクーリングと春季や冬期などの休暇期に短期間開講されるものもありますが、玉川大学の町田キャンパスにて行われる夏季スクーリングが年間を通して最大のものです。
ここでは夏季スクーリングについてとりあげます。
 毎年5月の玉川通信に開講内容や申し込み方法が掲載されますので参考にして学習計画を立ててください。
 スクーリングの準備の注意
 ・交通手段の手配(航空券などの手配)
 ・宿舎の手配 (株式会社学生情報センターやレオパレスなどのウィークリーマンションの利用)
 ・テキストの購入(市販のテキストを指定される場合もありますので早めに準備が必要です)
 ・受講科目の申し込みと受講費の期日までの振込み
 ・寝具や日常生活道具の準備(持っていくよりも結構100円ショップも便利)

   

           玉川大学キャンパス訪問記 スクーリング参加記 

 
2003年夏
毎日雨続きで東京の夏とは思えない寒さでした、ある意味過ごしやすかったともいえます。
玉川大学のキャンパスは予想外に広く、講義中の風景も含めて80枚近く写真は撮っていますが、取り合えず10枚掲載。

   

玉川大学正門 正門の後ろにある玉川池 チャペルへの入り口 玉川大学構内通路(大グラウンド横)
教育学部校舎 玉川大学内通路(大体育館付近) 大体育館前 工学部ロビーに展示のソーラーカー
通信教育部事務棟(左)と工学部校舎(正面奥) 小学部校舎とグラウンド

     

2004年夏
学生時代以来の久しぶりの東京の夏で、通信教育部の事務棟の前の坂を下るときに熱風が吹き上がってきました。
宿舎は2年連続玉川学園のとなりの鶴川にある学生用のアパートの同じ部屋にお世話になりました。
03年は雨に祟られたのとT期間1週間の滞在だったので公共交通機関を利用しました。
04年はU期とV期にまたがる半月におよぶ滞在のために運動不足解消もかねて徒歩通学いたしました。
玉川大学に通うための宿舎の住所が鶴川駅を利用する大蔵というところだったのですが、実は鶴川駅まで行くのと玉川大学に行くのとは地図で見ると歩く距離が15分(約3キロ)と変わらないわけです。
鶴川駅から小田急に乗って玉川大学に行くのと直接いくのとでは下手すると歩いたほうが早いと言うとんでもない事実が発覚したわけです。
初日早起きして地図を片手に登校したわけですが、ほとんど探検に近かったなあ。
まあ遅刻もせずに学校にはたどりついたわけですが、より近道を探すということを毎日やっているうちにとんでもない抜け道が3ヵ所も玉川大学の正面とは逆の裏側の鶴川・金井・大倉方面にはあるということがわかりました。
たぶん知っている人は知っているのだろうけれども、03年に知り合った通信の友人に学食で会ったときに抜け道の話しをすると「えーっ俺6年スクーリングに来てるけどしらんぞぉ」と驚かれました。
でも農学部の学生は多分知っているだろうなあ、大蔵から一番近いルートは住宅街をつきぬけて小さな小田急の踏み切りを渡って農学部をつっきるとすぐ工学部付近まで抜けれるんですね。
そのほかにもソーラーカー工房付近と小学部の裏に素敵な抜け道が存在しました。
写真は120枚近く撮りましたが14枚掲載です。

   

工学部前から玉川大学正面方向 チャペル正面です  農学部牛舎なかなか小奇麗 隠し通路(玉川学園内からの入り口、どこでしょう)
隠し通路(学園内からちょっと入ったところ) 隠し通路途中(狭いんです) 隠し通路
(結構長い)
隠し通路
(鶴川・金井・大蔵方面石段)
隠し通路より鶴川・金井・大蔵方面遠望(結構坂) 牛舎の牛さん、暑くてだるそうでした 農学部農場遠景
(ここの労作したかったな)
農学部農場裏の隠し踏み切り
(狭いです、車は通れません)
小田急トンネル玉川学園駅方向
(隠し踏み切り内から)
玉川大学裏手の高台より鶴川・金井・大蔵方面遠望

   

玉川大学キャンパスマップ

                 

 ・マイ教育論とエッセイ
 教師論  
教師の嫉妬は犯罪だ
 教師がやってはいけないことは、社会倫理にもとる行為や違法行為はいうまでもありませんが、嫉妬これだけは絶対してはいけません。
けっこういるんですね、自分の教え子の才能に嫉妬してつぶすバカ者が、教師というか教育者としての責務は優れた才能を理解し育むことです。
教え子の才能に嫉妬してつぶす話しは、漫画にも小説にも結構題材として取り上げられておりますけれども。
現実はもっと悲惨であり、ひきこもりや自殺の原因は必ずしも学習障害やいじめだけではないということです。
人間の人生に対して良くも悪くも教師の存在は、直接間接問わず多大な影響があると言うことを肝に銘じて欲しいものだと思います。
 アムランには尊敬する直接と間接を含む恩師が12名もいますが、逆に直接間接に絶対許せない、そもそも人間として許せない教師が149人もいます。自分自身に直接関係する許しがたい教師というのは3人しかいませんが、自殺未遂者の社会復帰支援のボランティアのカウンセラーを16年間やってきた過程で、教師の言動が原因で自殺に追い込まれたケースが59名おりました。
直接カウンセリングを担当したのは2人だけですが、実態はひどいもので、罪にならないものなら必殺仕事人したくなるような教師を名乗るのもおこがましい輩に身も心もズタズタにされてしまっています。
 教師の教え子に対する扱いの問題に「えこひいき」があります。
「えこひいき」には「プラス」と「マイナス」の2種類があります。
「えこひいき」はプラスのひいきもあまりよいものではありませんが、マイナスの「えこひいき」は最悪です。
この「えこひいき」の原因はいろいろありますが、マイナスの場合。俗に確たる理由はないけれどもウマがあわないという理由ともうひとつは嫉妬です。
 教師の使命は、心と学力と才能を総合的に育むことであり、教師自身の能力を超えて成長してもらわないと困るのです。
ここではっきり言っておくことがありますが、躾は教育の役割ではありません。
家庭と社会の役割です。
勘違いしている親や社会人が多いのですけれども、家庭と社会の重要な役割は躾です。
そのかわり教育者の教師が責任もって心と学力と才能を総合的に育む義務があると考えています。
 それゆえに教育者としての教師の嫉妬は、その罪は死刑にも値する犯罪だと言えます。
本当に教師の姿勢ひとつで多くの人生が変わるのだという自覚をもって教師たりたいと思っています。
  
 エッセイ
  
レポート中心の単位取得チャレンジ
 通信教育ではレポートの添削指導が中心の学習ですが、スクーリングとよばれる面接授業があります。
実際レポート添削よりもスクーリングの方がお金はかかっても単位が取得しやすいということで、スクーリングで単位を取得する方が多いようです。
 確かに提出しても提出してもD評価で何度も帰ってくるレポートを見ていると嫌になりますし、ため息も出るし、手っ取り早くスクーリング参加したくもなります。
書くことが苦手な方が多いのは仕方ないわけですから。
 もっとも必修のスクーリングもありますし、1人で机に向かいっぱなしよりも、仲間と会う楽しみは格別です。
アムランの場合は、スクーリングに行くこと自体が大変ということもありましたのと、書く事が苦にならないのでレポート中心の学習となりました。
 結果ですが、登録した総単位数82単位のうち、教育実習3単位、スクーリング必修分8単位を除く71単位を全てレポートのみで取得いたしました。
しかし、没のDレポートの屍は39冊分ですから、やっぱり苦労しました。
 約40冊のレポート用紙の購入価格が2400円で切手代が1200円になりますので、合計3600円のロスというところです。
成績内訳はA評価が21単位、B評価が26単位、C評価が34単位という結果でした。
科目試験は不合格が2回と合格試験の有効期間切れによる再受験が2回あったほかは順調に合格させていただきました。
 どうにかレポートを中心に教員免状と図書館司書の資格取得が2007年3月をもって無事終了いたしました。