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 初アップロード日 2005,07,08
最 新 更 新 日 2005,07,30

 

 

 

占い研究所                          影の城御案内へ戻る  ホームページトップページへ戻る
  
タロットカード
占いは、いろいろあるけれど最もポピュラーな占いはタロットカードではないでしょうか。合許78枚、大アルカナカード22枚、小アルカナカード56枚からなり、小アルカナカードは現代のトランプの先祖原形でもあります。1200年から1300年代の中世ヨーロッパの頃に現在の大アルカナカードと小アルカナカードのパターンが、ほぼかたまったといわれています。タロットカードの起源については諸説入り乱れており、下記のエジプシャン・タロットカードが起源のようにいわれているので、エジプトが起源のように言われています。しかし、カードの絵柄と占いの意味的なことがらについてはエジプトのみならず東洋思想も若干はいっていますし、聖書の内容も反映しており。15世紀の北イタリア付近が起源という研究が支持されています。
 おおまかに、デザインから分類すると、大小アルカナカードが全て絵札になっているカードと大アルカナカードと小アルカナカードの一部のみ絵札となり小アルカナカードの数字札はデザインパターンになっているカードの2種類に大別されます。前者はエジプシャンタロットカードでありエジプトに起源があるとされます。後者は大アルカナカードのみエジプト起源で小アルカナカードの教字札は東洋の中国起源とされ、小アルカナカードの絵札の部分もエジプト起源と中東起源のチェスゲームが原形となったデザインが混合しています。トランプの中にチェスの要素があるわけですが、タロットカードの中に西洋、中東、東洋のさまざまなエッセンスがはいりこんでミステリアスさをかもしだしているように思います。いずれにしても占いに関していえば解釈は共通です。ただ、占い師のセンスによって、より的中するかしないかということはあると思います。
 タロットカードのデザインというのは歴史的な研究成果と伝統的パターンが決まっていて。絵の中に様々な意味を抽象的に込めていますので解説すると一枚の力一ドの説明に本一冊は書けてしまうしろものなので個別のおおまかな意味を記して代表的なデザインを紹介するにとどめます。タロットカードのセットのことをデッキといい、世界各国で百以上のデッキが存在し。デザインはエッティラ版、ライダー版、アクエリアン版、ダグラス版等特定のパターンに多少の変化があるのと研究者の解釈の違いで、大アルカナカードの各カードの名前が違っていたり順番が違っていたりしますが(正義と力のカードのいれ違いが多い)、大アルカナカードに限っては以下の順番と名称で統一してご紹介いたします。
 小アルカナカードは一つのデッキの中にセットとしてあるものの、占いに使う人はプロでもあまりいませんので馴染みがないと思いますが、トランブの先祖というだけあって、1から10までの数字札と絵札には意味がちりばめられており、縦横斜めいずれから計算しても同じになる魔法陣の神秘からも理解いただけるかと思いますが、学問としての科学以前に不思議さあふれる教、数学もまた魔術であり占いのカードの中に抽象的な意味が込められています。絵札の人物のキング、クイーン、ナイト、ペイジは家族をあらわし、ワンドとコインとカップとソードは地水火風の自然の運行原理を象徴しています。トランプにおいてはペイジはジョーカーとしてトランプカードのセットのなかには入っていませんけれども、大アルカナカードのフールがトランプのジョーカーという説もありますが、このフールのカードは謎のカードでペイジとフールとジョーカーは同一人吻であり、本当は万能の賢者で魔術師で王であり真のこの世をつかさどる強大な存在であるゆえに正体を愚かさという名の衣で隠しているのだといわれています。いましめとして、おごることなかれ謙虚たれ、明るさと愛をつねに忘れることなかれと占い師と人聞達に向かって警鐘をならしているのです。
カード解説
  タロットカードの持つ意味
◎大アルカナカード
 名称   (別名)      代表的な意味
 1 魔術師          ものごとの蛤まり、希望、創造
 2 女教皇  (女法皇)    ものごとのはじまり、秩序
 3 女帝           ふくよかさ 豊かな女性原理
 4 皇帝           権威、厳しい男性原理
 5 教皇   (法王)     教え導く、指導者、よき理艘者
 6 恋人   (恋人違)    結びつき、二者択一
 7 戦車           激しさ、自立
 8 正義   (裁判の女神)  公平、バランス
 9 隠者           真理の探求者
 10 運命  (運命の輪)   変化
 11 力            精神力のコントロール
 12 吊し人 (吊られた男)  忍耐、計画を練る
 13 死神           やり直し、リセット
 14 節制           物賢的な欲望を押さえる、知恵
 15 デビル  (悪魔)    欲望、束縛、ごうまんさ
 16 塔            破壊、困難
 17 星            ひらめき、理想
 18 月            危険、隠されたもの
 19 太陽           未来、育てる
 20 審判           復活、チャンス、決断
 21 世界           成功、完成
 22 フール (愚者)      新たなる旅立ち、本来番号はなく0が通説


 小アルカナカード

 部分的な意昧するところのみ

 ワンド 杖             クローバー         春  火  
 カップ 聖杯            ハート            夏  水  
 ソード 剣             スペード           秋  風  
 コイン 金貨(ペンタクルス)  ダイヤ            冬  地 
 
 各カードの共通項目

    キング 父親
    クイーン 母親
    ナイト 成年男女
    ペイジ 未成年 少年 少女

 1  男性原理 物事の始まり
 2  女性原理 二面性 
 3  家族 調和 
 4  精神的 自立
 5  肉体的 生命 物質的
 6  性的 
 7  霊的 信仰 幸運
 8  時間の経過 忍耐
 9  目的の達成 絶頂
 10 過去 忘却 再生
占い方法
 
エジプシャン・タロットカード
占いの意味自体はタロットカードとあまりかわらないと言えますが、カードの絵柄がエジプト神話をモチーフとしています。これもエジプト起源のようにいわれていますが、タロットカード同様ヨーロッパの産物ではないかと考えられます。ただ、思想的なことは中近東の影響が色濃いと思います。
カード解説
占い方法
ファラオ・カルトッシュカード
あまり聞き慣れないカードだと思います。こちらはれっきとしたエジプト起源であり。タロットカードが大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚で占うのに対して25枚のカードを使用して占います。
ファラオ・カルトッシュカードのファラオはエジプトの王のことでありカルトッシュとはエジプトの象形文字ヒエログリフで王の名前を長方形の楕円で囲んだデザインのことであり、王であるファラオしか使用することが許されていませんでした。エジプトの碑文でこのカルトッシュで表現されている部分はすべてファラオの名前です。このカルトッシュのおかげでロゼッタストーンからシャンポリオンがヒエログリフを解読する糸口がつかめたといわれています。
カード解説
占い方法