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 初アップロード日 2005,04,20
最 新 更 新 日 2006,04,20

 

   暗黒神話攻略資料    ホームページトップページへ戻る
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 ゲーム案内
 日本神話をモチーフとし、世界の神話伝承を盛り込んだハイレベルな知的アドベンチャーゲームである。事の起こりは1600年前ヤマトタケルが九州のクマソ一族征伐によるクマソ一族のヤマトタケルへの呪いからはじまる。このゲームの主人公は山門武(ヤマトタケシ)で10年前に父が殺された事からスタートし、13歳になった武は父の部屋で古い本を見つけ、その本の中には一枚のハガキがはさまっていて、差出人は長野県の考古館の館長で消印は武の父の死ぬ1ヶ月前になっている。
暗黒神話は諸星大二郎氏の同名漫画が原作であり、原作を読まなくても楽しめるが、原作を読むとストーリーの奥行きと醍醐味が増しますので読んでみることをお勧めします。

 

詳細攻略

   
第一章 考古館
長野県の考古館の館長で考古学者の武内老人に会うと、武の父に遺跡の場所を教えてもらうために手紙を出し、武の父は蓼科の山奥で殺されたと教えてくれる。次に考古館の武内老人と共に出て蓼科の山奥の武の父が死んでいた三体の仏像の前へ行く。真中の小さな石仏が動かせる、動かすと岩穴になっていて、進むと突き当たりに、土器、石、土偶がある。土偶にはアートマンと書いてあり、8匹の蛇と古代文字が彫られていて取ることができる。岩穴の突き当たりの左側には牙で噛み砕かれた骸骨がつるぎを持っている。このつるぎを取ると岩穴に閉じ込められるが、奥に入口の戸があり、ここには古代文字が書かれていて、武の持っている本を使うと、「アートマンとなるものによってひらかれる」と読めて戸が開く。アートマンとは古代インドの最高神。第一章の知識ポイントは本一冊分たまる、8ポイント確保。暗黒神の最初の使い幻獣「タケミナカタ」と闘う。闘うコツはやたら動くより、ふところに飛び込んで闘う。勝つと右肩に聖痕がつく、形は蛇の形。
    
第二章 古代出雲
 聖痕が8つそろうとアートマンとなるとブラフマンが言う。ブラフマンは全てのものの支配者。壁画によると1600年前から武が来る事がきまっていたという。そして再び1600年前へタイムスリップする。そこは古代の出雲大社で、武はヤマトタケルとなり、妻の弟橘姫と景行天皇の使いの武内宿禰と語り、武内の持ってきたトッカのつるぎを取ってヤマタノオロチと闘うように言われる。知識ポイントは本三冊半たまり7ポイント確保。暗黒神の使いの幻獣は「ヤマタノオロチ」闘うコツはやたら動くより、ふところに飛び込んで闘う。勝つと右ヒザに聖痕がつく。ここで武の使命は暗黒神の復活を防ぐ事とブラフマンに言われる。
    
第三章 国東半島 
 気がつくと古代から戻り、国東半島の林の中に倒れていて背後に考古学者の大神美弥がいる。この女性学者は古代ヤマタイ国の研究をしている。まわりには、コウジントウと馬頭観音の石塚がある。主人公の今いる場所は国東半島の宇佐でかつて邪馬台国があったという。その女王は不老不死だったという。馬頭観音のまわりには数多くの石仏が彫ってあり、4体の仏像には古代文字でヤマタイと彫られている。馬頭観音の目は穴になっている。コウジントウは馬の形をしていて、右手に月を左手に太陽を持っている。馬の目が光っていて、取ると古代人が装飾として使っていたヒスイである。大神美弥に本を使うと古代文字を「小さな馬の目を抜き大きな馬の目を射よヤマタイコクにいずる」と解読してくれる。そこで馬頭観音の目にヒスイをはめると穴が開く、奥に進むとヒツギがあり、美しい模様がほどこされていて、身分の高い人のものとわかる。ヒツギのふたを開けるとツルギと金印があり取れる。ツルギは古代人の武器で、金印はシンギと書かれヒミコが中国のギの国からもらった金印であるが半分しかない。ヒツギの中には遺体はない。さらに奥に進むと扉があり、古代文字が書かれていて解読すると、ヒミコ暗黒神につかえ泉にて不老不死を得ると書かれている。扉が開くと中にはどす黒くにごった泉がある。大神美弥は泉に入り餓鬼になってしまう、武はツルギを使って逃げる。すると、施餓鬼寺に出る。武内が居て、この寺は不老不死を求めて餓鬼になった人間を封じておく寺と教えてくれる。寺の中に入ると床が壊れて大穴があいている。これは、封じてあった餓鬼が逃げてしまったと武内老人が言う。再び外にでると、武内が手に地図を持っていて、クマソゆかりの古墳群の地図で暗黒神の手がかりと言う。ともかくクマソの血を引く者が暗黒神の使いで。暗黒神はこの世に破滅をもたらす破壊神だという。次に武内と熊本の古墳へ行く、正確にはクマソの一族がいたという菊池群へ行く。そこには三体の岩があり、地獄岩と言われ人々から恐れられている。真中のしめ縄をしてある岩からしめ縄を取ると字が書かれ、參は猛悪にして血を好み羅候は災害を呼ぶと書いてある。次にチブサン古墳へ行くと美しい絵が壁に描かれている土器、火炎土器があり、これは蓼科で見たものに似ている。中に何か入っていて、これは絵のきれはしで、人の頭と蛇が描かれていて、美しいがどこか毒を含んだ感じのものである。土偶は8匹の蛇が描かれた不気味なもの。この古墳では絵以外は何も取れない。次に竹原古墳に行く、ここの壁画は馬の絵で赤いまだらの馬が暴れまわっている絵で伝説の天の縞駒と言う。日ノ岡古墳に最後に行くが、ここの壁画3つの輪が描かれ、何かの呪文を表すという、ここでは泉までで知識ポイントは本三冊たまり6ポイント確保。最終的には五冊半の11ポイントの知識ポイントをかせぎ、暗黒神の使いの幻獣の餓鬼と闘う。闘うコツはやはりふところに飛び込み、餓鬼が口から吐き出す小餓鬼、俗に餓鬼虫に当たらないようにして闘う。勝つと左の足首に3つ目の聖痕が与えられる。
    
第四章 白鳥陵
 飛鳥の白鳥陵の近くにいて、ここからは1人で冒険する事になる。飛鳥の白鳥陵はヤマトタケルを祭った場所といわれる。陵の入口は近づくと破壊されている。入ると弟橘姫の壁画があり、クシ、髪飾り、桃の実を差し出している絵である。左の方へ行くと古代人が楽器として使用していたという銅鐸が落ちている。さらに奥へ進むと穴の開いている場所があり、この穴にツルギを使って石を落として深さを確かめるとあまり深くなさそうなので飛び降りると石室に行ける。壁には不気味な文様が描かれ、チブサン古墳の絵と似ている。中心に帽子を被った人のようなものが描かれ、古代も字が書かれている。石室内には兜やハニワがあり、兜は呪術に使われていたものらしく取る事ができる。ハニワの中には古文書があり、それには暗黒神に仕えし菊池彦ここに封ずと書かれている。壁画の文字は、この世の全ての絶望し暗黒の力を呼び起こさんとするもの金を鳴らしヨミの国へいねと書かれており、そこで銅鐸を壁にぶつけると大きな音がこだまして壁が崩れて入口が現れる。入口を入ると菊池一彦という考古学者がいて話しかけてくる。いきなり態度がかわり襲われる。ついでに半分の金印も奪われてしまう。ここで本三冊6ポイントの知識ポイントがかせげる。6ポイントないとここで終わってしまう。この後暗黒神の使いのヨミノシコメに追われる。弟橘姫の声の助言で呪的逃走をする。髪飾りを拾いヨミノシコメに投げ、次にクシを拾い投げる、最後に桃の実を拾い投げる。このとき橘の飾りも拾う。そして白鳥陵の入口に戻る。ここで知識ポイントは本五冊たまり10ポイント確保。ここではじめて暗黒神の使いの幻獣のヨミノシコメと闘う。勝つと脇腹に4つ目の聖痕を受ける。
    
第五章 興福寺
 ブラフマンと対話し、金印を奪われたと言うと「やむおえない」と言われ、奈良の興福寺に行く。ここの宝物殿に入ると右に水墨画が掛かっていて、説明にイザナギノミコトはヨミの国を出て川で穢れた体を洗うと3人の神が生まれ、俗に三鬼神と言われている。左には掛け軸があり、三鬼神、アマテラス、ツキヨミ、スサノオの絵が描かれている。奥にも戸があり、良く見るとツルギを刺したような傷があり、傷にツルギを差し込むと戸が開く。さらに奥に戸があり、頑丈そうな戸である、後ろの戸は閉まってしまう。右に3体の仏像の絵が掛かっている。頭が馬で腕が8本の馬頭観音。右は月光菩薩でツクヨミは月の神、左は日光菩薩でアマテラスは太陽の神。左にも不気味な絵が描かれている。これは羅候の絵で右上の部分が切り取られている。そこに文字が書かれていて、8匹の蛇をまとう土偶によりトビラが開くと書いてある。チブサン古墳で拾った絵をはめると音がしてトビラが開くかと思いきや一部が壊れるだけだが、土偶を向けると戸が開く。また、部屋がありさらに奥に戸がある。入ってきた戸は閉まる。右に掛け軸が掛かっていて、冬の有名な星座に人が重ねて描かれた絵である。左にも掛軸が掛かり、文字が書かれているが一部が抜けている。文章は地獄岩と同じく神は猛悪にしての文である。本を使い抜けている文字が羅候とわかると、武が叫んだことで羅候の文字が浮かびあがり閉まっていた戸が開く。最後の奥の部屋の正面には胎蔵界曼荼羅が描かれている。曼荼羅は空間の構造と原理をあらわす。中心が輝いていて、近づくと曼荼羅の中心で輝いているのが阿修羅の絵で、普通は曼荼羅の中心は大日如来であるが、この曼荼羅は違う。中心の絵をはずすと、3の顔と6本の腕を持つ阿修羅像があり、腰にツルギを持ち、首飾りや腕輪をしている。ここでツルギを取ると戦いの化身の幻獣アシュラと闘う。勝つと腹に5つ目の聖痕が与えられる。ここの知識ポイントは本六冊たまり12ポイント確保。
    
第六章
 前の章の幻獣アシュラはアートマンのなりそこねで、冬の星座はオリオンで、オリオンと重なる人はアートマンひいては武をもさす。また、古代大和で栄えた都、飛鳥、京、奈良はオリオンの三星をさす。ブラフマンの指示で京へ行き、占い師に会う、占い方法は28の宿で占う古代インドから伝わる宿曜教で武に深い業があるという。武は羅候の宿に生まれ、参から強い影響を受けている。羅候とは暗黒星、現れると災害を起こすという。参とはオリオンの三星、宿曜教では猛悪な星と恐れられている。大変危険な旅をしているということで、これから行く道は北で、妙見山に向かうと良いと教えてくれる。そして、北の守り神玄武のカメをくれる。妙見山に行くと玄武のカメが何かに共鳴して音をたてる。近くに道祖神があり、人が集まり菊池彦がいる。金印を菊池彦が道祖神の上に置こうとするので、金印を取り戻すために前に出ると菊池彦の部下に取り押さえられてしまう。ここで菊池彦が4世紀に大和に滅ぼされたクマソの子孫だと言う。大和の一族を倒すために暗黒神を復活させて、この世を暗黒の世に変えようとしているという。暗黒神はクマソ一族の守護神で、金印で復活し、この世に死と破壊をもたらそうという。菊池彦が道祖神の右手に金印を置くと大地が揺れ、後ろからすさまじい音がする。振り向くと、巨大な馬の像が現れ、口からツルギを吐く。菊池彦は馬の像はスサノオの像と言う。ここまでで、知識ポイントは本三冊半たまり7ポイント確保。暗黒神の使いの幻獣はスサノオで。勝つと腹に聖痕を受け6つ目となる。
   
第七章
武内老人と合流し、焼津へ行く、そこで馬の首は古代人が暗黒神を祭って作ったスサノオの像であり。菊池彦は大和に滅ぼされたクマソの子孫であり、クマソの怨念が、暗黒神を復活させようとしていると教えてくれる。焼津には神社があり。ここの祠には丸い石を祭ってあり、昔からお石様といって、静岡では丸石信仰が盛んであると言う。ここの祠は閉じていて、土偶の絵が描かれているので、土偶を向けると開く。中には3つの丸い石があり、奥の石のみしめ縄が張られている。武内がこの卵のような石は古代のタイムカプセルで、石が祭られるのは、石から人間が現れたのを古代人が見たからだと言う。自分もカプセルで生き延びた人間で、古代の出雲で会ったのも自分だと言い、石をツルギで割るように言う。また、300年以上生きたという武内宿禰は自分のことで、そんなに寿命があるのではなく、カプセルを使って何度もこの世に現れたと言う。この丸石のカプセルを使って歴史の間を飛び飛びに生きて来た歴史の証人で人々に神の言葉を伝えるのが自分の役目だと言う。手前の2つのカプセルは失敗で中でとけてしまっていた。最後の石の前で、武内はヤマトタケルと武は同じ存在でアートマンであるという。そして、最後の石は橘姫のものと教える。アートマンは世が乱れ、暗黒神がよみがえる時8の聖痕を持つ男が現れる。暗黒神と闘う運命の下にあるという。光と闇、これも世の定め、菊池彦がいただく暗黒神とは闇のアートマンであるという。弟橘姫に話しかけると、あわれ姫はカプセルが不完全だったためにとけてしまう。あとにはツルギが残されこれを取る。ツルギに鏡、暗黒神を倒すための3種の神器で残るのは曲玉のみという。次に武内老人に急かされて比叡山延暦寺に行く。ここで暗黒神の正体を見せようと武内老人は言う。中に入ると曼荼羅があり、以前に興福寺で見たのは闇曼荼羅といい、阿修羅の怨念が暗黒神と結びついたもので、この胎蔵界曼荼羅はこの鏡を使うと暗黒神の正体を映してくれるという。鏡を使うと曼荼羅が輝き、輝いた所が不気味な馬の絵に変わる。武内の言うには、オリオンの暗黒星雲が暗黒神の正体で菊池彦は、地上に暗黒星雲を招こうとしていて、アマテラスとスサノオ、ヤマトタケルとクマソ、武と菊池彦の全てが光と闇の闘いと言う。馬の絵に土偶を投げると、絵が輝いて暗黒神の使いの幻獣のオオナムチが現れる。ここでの闘いのコツは、やはりふところに飛び込んで闘う。知識ポイントは本五冊たまり10ポイント確保。闘って勝つと聖痕は左肩に7つ目が与えられる。
    
第八章 武蔵野
 
 スサノオ、羅候、馬頭観音は全てオリオン座の暗黒星雲の象徴で、菊池彦は暗黒神となり、この世を破滅に導こうとしているとブラフマンは言う。最後の聖痕は武蔵野の武の家で与えられると言う、武は武蔵野の三高駅で菊池一族の尾形に会い、家に帰るなら母親も菊池彦の仲間だから気をつけるように警告される。また、武の父を殺したのも菊池彦だと言う。武の家の茶の間には写真があり、母と武と男の子が写っているが、男の子は菊池彦で母の弟である。菊池彦は武の叔父であり、父がアートマンになろうとしたので殺したという。アートマンとは大和一族がいただき、暗黒神は菊池一族が祭った神で、1600年前にクマソがヤマトタケルに滅ぼされたときにクマソはヤマト一族に呪いをかけた。「暗黒神よ、大和一族に闇の血が流れし時、この世に死と破壊わもたらせと」菊池一族はクマソの末裔で、闇の血とは菊池一族の事。父の部屋に母がいて曲玉がある。父は大和一族の最期の血を引く者で、母が菊池一族の人間だと知って、クマソの呪いが復活したと恐れていた。菊池彦は曲玉さえ渡せば武には手を出さないと言う。しかし、曲玉を取って公園に行こうとすると尾形が出口に立ちふさがる。尾形を母が取り押さえ。そのすきに母の部屋に行きコートとスカーフを取り、母になりすまして公園の菊池彦に近づき菊池彦をツルギで刺す。菊地彦は曲玉を渡そうと渡すまいと、武と母を殺そうとしていた事がわかる。このあと暗黒神と闘う。闘うコツは、中心で飛び跳ねながら闘う。勝つと8つ目の聖痕が頭に刻まれる。知識ポイントは本五冊たまり10ポイント確保。
   
結末はゲームクリアのお楽しみということでここまでです。