2005年度 法学部 行政学演習 概要

                                             2005年3月28日


1.概要

 現在、日本の地方自治制度は大きく変わりつつある。厳しい財政状況の下で、新たな地方自治の姿が模索されている。この演習では、特定の自治体を素材として定点観測を行い、自治体の現場における行政課題、それへの対応、政策形成のあり方等を考察する。
 千葉県の佐原市をフィールドして予定している。まず佐原市の概要を学んだ後、一定の政策分野を選んで、現地での聞き取りや関連する県、各省の調査、合宿等を行って、課題の全体像を把握する。
 制度についての教科書的な理解よりも、実態についての観察と分析を重視し、授業では討論を中心とする。好奇心と柔軟な思考力を持つ者を歓迎する。
 募集予定は、10から15名。

2.授業の進め方

 1)日本の地方自治制度とその今日的課題について基礎知識を修得する。
   2回  事務とその執行の仕方/地方分権改革・・・講義
       財政制度/地方税・地方交付税制度/三位一体改革

 2)佐原市について、その概況を知る
   2回  現地見学を含む。歴史、産業、人口、事務事業、財政、政策課題

 3)テーマを決めて、それぞれのテーマについて問題状況を把握する。
   6回  課題:地域振興(観光)/環境(廃棄物)/福祉
       それぞれについて、@課題、A取り組み、B制約、C解決策 を分析。

 4)分析結果の発表と討論
   2回 総括討論を行い、政策提言をする。

   この間合宿も含め、3回の現地調査を予定。

3.成績評価

 1)各自最低1回は報告

 2)テーマ分析においては、グループで調査代表が報告

 3)テーマについて政策提言となりうるようなレポートを作成
    → できれば本として出版する

 4)この演習では、知識の習得だけではなく、現実の問題を素材として、分析し、解決策の提言を試みる。

4.スケジュール

    1)4/18・・・ガイダンス(COE運営諮問会議)
    2)4/25 地方自治制度の勉強
    3)5/ 2 同上
    4)5/ 9 佐原市について学習
    5)5/16 同上
    6)5/23 テーマ別討議@
    7)5/30 同上A
    8)6/ 6 同上B
    *) 6/13・・・休講(公共政策大学院運営諮問会議)
    9)6/20 同上C
   10)6/27 同上D
   11)7/ 4 同上E
   12)7/11 総括討論
    * 合宿    総括討論

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