2007. 4. 28. Sat ちゃっかりしてんなぁ〜! 久しぶりに母が電話をかけてきた。  父が入院したりしてたみたいなので、母がまた我がままに振り回されて具合を悪くしてるのではないかと心配してたけど、どうやらそんな様子もなく、けっこう調子良さそう。  「そっちは?何か変わったことない?」  何もない…と言いかけて、そうだ、そういえば部屋の蛍光灯が切れてたんだった!  近いうちに近所の電気屋さんにでも頼もうかと思っていたのだが、何せこの散らかった部屋。先に片付けないと呼べないなぁ…なんて考えてずいぶん日が経っていた。  それを母に言うと、今から実家でよく利用している電気屋さんに電話してみるから待ってなさいと言う。  5分かそこらで折り返しかかってきた。  2時間後に来てくれるとのこと。  急いで部屋を掃除し、待っていると、電気屋さんと母が一緒にやってきた。  おかげで電気も取り替えたし、エアコンの掃除もしていってくれた。  電気やさんが作業をする間、母は郵便物をチェックしてくれたり、ベランダを掃除してくれたり。自分からこういうことをしてくれるってのは、けっこう調子がいい証拠だ。  しばらくして、伝記屋さんが、作業が終わりましたと告げた。  すると母は  「あ、終わりました。じゃぁ私も帰るわ。」  と、ベランダのデッキブラシを放り出して、とっとと電気屋さんの後をついて帰り始めた。  どうやら車に乗っけてもらうつもりみたい。  昔は自分からこんなことするなんてできない人だったけど、どうやら性格が本当に変わったようだ。  ちゃっかりしてんなぁ〜!  2007. 4. 23. Mon 大出血 病院へ行って、無事治療を終えて、9時前に回終。  透析患者の場合、針を刺す血管は動脈と同じ勢いで血液が流れているので、血お止めるのにけっこう時間がかかる。  それでもこのごろは10分押さえていればだいたいいい感じに止血できるのである。  で、いつものように10分押さえて、看護師さんが見てみるときれいに停まっていたので、四角い絆創膏みたいなのを貼り、その上から、硬い綿球をぎゅっとテープで固定しておしまい。  その後血圧を測って終了&帰宅となるのだが…  血も止まって、安心して血圧を測ってもらっていたら、何やら違和感が!  今テープを貼ったところがもこもこもこって感じになってきた。  おや?血がちゃんと止まらなかったのかな?  たまにそういうことはある。あまりいいことじゃないけど、ときには、翌日の朝テープをはずしたとたんにたら〜っと出血してきたり。  なので、またまた〜とは思ったけどあまりあわてもしなかったのだが、もこもこした感じの後、今度はどびゃぁ〜っと噴出。テープも押さえの綿球も何のその、噴水なみのすごさである。  「あ!たいへん。血が!」  大声お出したが、看護師さんは、眼が血圧計、耳が聴診器に集中していたため、気づくのに2秒か3秒かかったかな?  あわてて血圧計も何も放り出して処置にかかってくれたけど、ベッドもパジャマもべちょべちょ。  こんなひどい出血はおそらく産まれて初めてだ。  貧血で赤血球が減っているからよけい停まりが悪いのか?ただでさえ血が少ないのに、えらくもったいないことしたなぁ。  家に帰り、夜の夜中に洗濯をする私であった。  2007. 4. 20. Fri 動物園再び 歓迎遠足で、2年ぶりに動物園へ行った。  このごろ貧血がきついので、歩いていけるか心配だったけど、どうにか往路は歩き通した。  中学生を担当してたころは、生徒に張り付き、でも張り付きになってなくて自分が迷子になったりしてたけど、高校生はさすがに、教師がくっついて回らなくても、適当に友達と遊んでいる。  というわけで、思わず私も自分のペースで楽しんでしまった。  しかし一つ残念なことが…  盲導犬への対応が昔に戻ってしまってたのだ。  ノエルが来たころは、広場の外には連れていかないようにと言われて、若くて経験の少ないノエるはすっかりパニックしたものだった。  それが2年前に訪れたときには、キリンなど特に敏感な動物のエリア以外は自由に回れるようになっていたのだが…  今日入場してみると、何とまたしても「盲導犬は広場の中だけ」という指示が出されたのだった。  いったいこの2年の間に何があったのか分からない。  たんなる職員間の連絡不行き届きなのかも知れない。  前回行ったときに何事もなかったのに、いったいどうしたんだろう?ちょっと調べてみる必要がありそう。  本部に残る先生にノエルを見ててもらって、社会のH先生と園内を回った。  午後から暑くなってきたので、ペンギンなどは完璧にぐんにゃりしていた。  山羊に餌をあげたりしながら、次は遊具のコーナーへ。  高校生二人と観覧車に乗ったら、強風のため何やら揺れが激しい。  下を見下ろしたH先生は「気分が悪い」と言い出すしまつ。  ゴーカートに乗ってみようと思ったら、誰も乗る人がいないのか、動いてない!係りの人に言ったら  「乗ります?」とか言って、入り口を開けてくれた。  当然H先生が運転するものと思ったら、いきなり  「誰も他に走ってないんだし、Amiさん運転してみなよ」  (ええ〜?)  H先生の指示のままにハンドルを持ち、アクセルを踏んでみた。ビュンビュン進むのではらはらする。  「あと10mくらい進んだら右に曲がる」  そうは言われても、どれくらいで10m進むのかさえ分からない。  完全暴走、途中でエンスト(さすが誰も乗ってなかっただけのことはある)。通りかかった人に後ろを押してもらったりなどしながら、はちゃめちゃ走行でどうにかスタート地点に戻ってきた。  実はこれが今日一番の思い出だったりして。  そういえば昔、アメリカの学校のグラウンドで、本物の車を運転させてもらったという視覚障害の友達がいたっけ。  さすがに日本ではそんなわけにいかないけど。  というわけで、楽しいことあり、がっかりなことありの1日。けっこう疲れたなぁ。  2007. 4. 18. Wed 桜の後にこの寒さ?! どうしちゃったのか、今日はやたらに寒かった。  朝から雨ザーザー。  ここまで冷えるとは思わずに、いつもとそれほど変わらない服装で外に出たら、学校に着くまでに、寒さと濡れるのとで、凍えそうだった。  それでもこのあたりは12度だか13度だかまでは上がったようだけど、山間部では雪、それもかなりちゃんとした銀世界だったらしい。  桜の花も散ってしまうかと思われる時期にこんな冬みたいになるなんて、まったくどうかしてる!  学校でも、  「ストーブがほしいクラスは倉庫から出して今日だけ使っていいですよ」  という許可が出た。  とはいえ、ストーブをえっさえっさと1階の倉庫から2回の教室へ運び、灯油を入れて…という作業が面倒なせいか、どこのクラスもストーブを使った気配はなかった。  教室のドアを締め切り、何とか授業をやっていた。  人数の多い学校なら、みんなの熱気で寒さもへっちゃらだけど、うちの学校みたいだと、スペースばかり広くてどうも保温効果がない。  あちらでもこちらでも「さむ〜〜い!」の声。  風邪など流行らなければいいのだが。  明日は暖かくなるかな?  2007. 4. 14. Sat 嫌いな言葉 あまり人前でこういうことを言わないように努めているつもりだけど… 正直、調子が悪いとか、精神的に辛いとか、さりげなく言葉にできる人が羨ましい。  私は、くだらない雑談は得意なくせに、心の中(特にマイナスの気持ち)を人に伝えるのがとても苦手なのだ。  それに、一見元気そうで、飄々と生きていそうなイメージを漂わせているらしい。   いよいよ耐え切れなくなって仕事を休んだり、みんなの前で感情を爆発させるまでに追い込まれて、ようやく   「そんなにしんどい思いしてたの?」   とか言われてみたり。下手すれば「何だあれは?!」と、唖然とされたり…     今年も既に4分の1過ぎたわけだけど、実はこの3ヶ月あまりの間に、「今日はすっきり調子がいいなぁ!」と言えるひは数えるほどしかなかった。   毎日のようにどこかしら具合が悪い。   血圧暴走→頭が痛い。   眼圧上焦→目が痛い→残り少ない視力がさらにダウン。   耳鳴りがひどい→仕事が手につかない。   透析のアレルギーで体中がチクチクかゆい→不眠、いらいら…   同じ透析仲間でも、まったく何もなく健康人と変わらないほどのQOLを保っている人もいるのに、いったい私のこの状態は何だ?   透析の主治医も「僕では限界だから、専門の先生に見てもらいなさい」   なんて、時間を割いて書いてくれた紹介状お持って眼科、耳鼻科、皮膚科と渡り歩く日々。   まるで、各パーツ担当の流れ作業のルートの上を転がされるみたいだ。   しかしどうせ言われることは決まっている。   「透析してたら、いろんなことが起きてくるんですよ。うまく付き合っていくしか、しかたがないですねぇ。」   それぞれの先生は、自分一人の言葉として言っているのだろうけど、「いろんなこと」を一人で背負い込んだ私は、いいかげんつぶれそう。   本当に打つ手がなくて「しかたがない」のだとしても、誰か一人くらい   「何とかしたいけど、難しすぎてねぇ。ほんとに辛いよなぁ?」   ってな言葉をかけてくれないものかしら?   今日もまた同じ言葉を言われ、ストレスのいっぱい詰まった心の底が抜けた。   何をしても涙が出る。何をやっても楽しくない。   「頑張れ」の次に嫌いな言葉   「しかたがない」   大嫌い!   何かを諦めることはもうたくさん。   頑張ってもどうにもならなくて、我慢するにはしんど過ぎて。心から理解してくれる人もいなくて。     私は何を言ってるのかな?   まぁ、つまらないぼやきです。   自分が幸せでないなんて思っちゃいないのですよ。   たまにはこんな日もあります。  2007. 4. 10. Tue 高校進学(?) 入学式。これでようやく、学校にもとの活気が戻ってくる。  式の後、進入生のクラスの担任発表が行われた(その他のクラスには昨日の始業式のときに知らされている)。  高校1年入学のK君は、発表を聞いて思わずクスッと笑った。  笑いたい気持ちも分かるというもの。だって、中学時代2年間担任をしてきたこの私が、高校までくっついてきたんだからね。  今月1日の校内人事を聞いたとき、私自身も苦笑していた。  高等部普通科1年の副担任のところに、私の名前があったからだ。  K君と、中学生活の思い出を語り合い、しっかりとお別れをしたところが、新学期始まってみればこれだ。  中学部の生徒数の減少で、ひょっとすると私は高校のほうに移動かな?という気はしていた。けど、なぜに1年生?  まぁ、その理由も何となく分かってはいるんだけど、ここでは省略するとしよう。  K君にはクスッと笑われ、他のクラスの子たちには  「K君と一緒に高校に上がってきたんですねぇ」  などと言われて、何だか新鮮なような、そうでもないようなスタートである。  2007. 4. 4. Wed 花見か我慢大会か(苦笑) グラウンドの桜が綺麗に咲いている。満開とはいかないが、まぁ、花見ができる程度には咲いているようだ。  例年この時期になると、お弁当を持ってグラウンドに集まりお昼の一時を過ごすことになっている。  春休みが終わって生徒がやってくれば、その日から給食なので、こうしてお弁当お広げるチャンスは今だけ。  というわけで、花見をするにはちょっと寒そうだけど、天気がいいのでとりあえずやりましょうということになった。  ブルーシートを敷いて、みんなで輪になって座る。  お弁当を広げ、桜を見ながら楽しく歓談…となるはずだったのだが…  予想以上に風が強く、寒さに体が震える。  風が止まっている間は何とか、ぽかぽか陽気を楽しめるものの、あっという間にまた「びゅ〜〜っ」と吹き始めるので、皆お弁当が飛ばないか、お茶のカップが倒れないかを気にしながら  「うぅ〜さむ〜い!」なんて言っている。  楽しく歓談どころではない。言葉少なに、もくもくと食事をしている。  「花見だか我慢大会だか分からないね。」と苦笑いしながら、まぁこれも思い出になるかななどと慰め合っている。  やがてある先生が言った。  「こんな思いしたことなんて、来年になれば忘れてるんだってば。そしてまた花見するんだよ。」  それもそうかもね。  2007. 4. 2. Mon 新年度スタート 新しい職員がやってきて、新しい年度がスタートした。  小中学生が減少していることが、職員の数にも響いている。14人も転出したのに、9人しか新たに迎えることができず、何だか寂しい。  校内の持ち場も変わったりして、やはり今までとは違う感じ。  このノートを生徒が読んでくれてる可能性があるので、詳しくは、まだ内緒にしておくとしよう。  やはり新学期「どうなってるかな?」ってわくわく(ひやひや?)しながら登校するほうがスリルがあってよろしいかと。  ああ、それにしても会議やら、時間割配分やら、教室の移動やら、やるべき仕事が多くて疲れる。  年度ごとに部屋が大幅に配置換えするので、今回もまたかなりの肉体労働をすることになりそうだ。  2007. 4. 1. Sun またしても宅配便トラブル 通販でドッグフードを買って、今日の18時以降の指定で配達を申し込んでおいた。2ヶ月ほど前に同じ宅配業者を利用した際、不在表の伝票番号が読めないために連絡がうまくいかず、なかなか荷物を受け取れなかったというトラブるを経験していたからだ。  昼間用事で出かけていたが、夕方には帰宅。やがて18時になったので、そろそろ宅配の人が荷物を届けてくれるのではないかと思っていたが、まるで現れない。  まあ、18〜20時なので遅れているのかも知れないけど、念のため下のポストを見にいってみると、しっかり不在表が!つまり、時間指定していたにも関わらず昼間に持ってきていたのだ。  日曜だし、ひょっとして在宅なら早いほうがいいだろうと思ったのだろうか。そのお気使いはいいけど、それにしてもこちらが時間指定してるんだから、改めてその時間に持ってくるのが、業者としての責任ではないのかな?  部屋へ上がり、宅配のセンターへでんわすると、当然ながら伝票番号を聞かれた。  「それをお答えするのが難しいからわざわざ時間指定にしてるわけですよ。」  と、少々不快感を声に表しながら言うと、申し訳ございませんと、あまり気持ちのこもらない口調で返ってきた(まあ、配達した本人ではないのだからしかたないが)。  その後電話に出た係りの人が、配達員に連絡を取ってくれて、結局荷物は9時前に届けられた。  よほど会社のほうからお叱りがあったのか、配達員は何度も何度も「申し訳ございませんでした」と繰り返していた。  思えば前回もこんなだったっけなぁ。  ぺこぺこするのはほどほどでいいから、荷物をきちんと届けていただきたいものだ。 

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