2007年4月













2006. 4. 29. Sat
見てるほうが辛いよ
二日ほど巻いたままにしておいてと言われたノエルの包帯は、あっけなく1日足らずですっかりとれてしまった。 
私が傍にいるときはかろうじて我慢しているのだけど、私が見ていないときは、包帯を口で引っ張って少しずつ破いてしまう。 
昨日の透析中、ノエルは私の隣の空きベッドの下で寝ていたが、1時間ほど過ぎたあたりでぱっちりと目を覚まし、破壊活動に入った。 
力任せに、包帯と、それを留めているテープを引きちぎっているようだ。 
バリッバリッと派手に音を立てる。 
「こら、止めなさい。ノー。」 
何を言っても聞こえないふり。 
今は私が手を出せないことを知っているのだ。 
病院のスタッフに、ちょっと止めさせてくれない?と頼んだが、結局何もしてもらえなかった。 
いらいらして血圧が上がりそうなので、ノエルのいないほうを向いて、耳にテレビ用のイヤホンを突っ込んで聞かないようにした。 
透析終了後ノエるをベッド下から出してみると、包帯は傷の上だけ見事に穴が開き、よだれでべちょべちょだった。 
こうなってしまっては、どうしようもない。はずすしかない。 
家に帰って、はずそうとするが、よだれまみれのテープがべっちょりと毛にくっついて剥がれない。一部は傷の端っこにもくっついてるみたいで、剥がそうとするとノエルはぴぃぴぃ鳴いて、ときどき私の手に歯を当ててきた。 
よほど痛いんだな。可愛そうに。 
今日の午前中までかかって、ようやく包帯の残骸を取り除けた。 
相変わらず傷を舐めるノエル。 
痛いのか、痒いのか、分からないだけに、こちらが辛くなる。 
3年ほど前、体調が悪く、痒みが強かった私は、透析中に取り乱し、大騒ぎして叱られたことがある。 
「大人なんだから我慢しなさい」 
と言われた。 
我慢にも限度があり、思い出すだけでたまらない。 
が、ノエルに「舐めちゃだめ」と言っている私は、あのとき私に我慢しなさいと言った人と同じだ。 
ノエルは私に隠れて傷を舐める。私が現れると、あわてて舐めるのを止めて左手を隠す。 
私を恐れているみたいだ。 
とても元気がない。 
急に悲しくなってきた。 
あとどれほど一緒にいられるかも分からないのに、こんな思いをさせるなんて! 
まじで涙が出た。 
早く治りますように!せめて、痛くも痒くもない状態になりますように! 
 


2006. 4. 27. Thu
ついに包帯ぐるぐる巻き
ノエルが前足に傷をこしらえてから、既に半月以上が過ぎた。 
が、傷は良くならず、かえって悪化しているようだ。 
とにかく私が注意していなければひっきりなしに舐めるのだから治るはずもない。 
「大丈夫かなぁ?ばい菌が入ったらたいへんだよ。壊疽を起こして足を失うことにでもなったら…」 
同僚が、まじな口調で言い出したので、これはただならぬ自体と、私も恐怖を感じてきた。 
土曜日は休みだから、病院へ連れていくなら今日しかない。 
狂犬病の予防注射もしてもらわなくちゃいけないので、夕方6時過ぎに動物病院へ行ってみた。 
傷を見るなり先生が 
「うわぁこれはひどいねぇ。」 
消毒をしたら、しみるらしく、ノエルは体をよじっていやがった。 
その上に薬を塗って、ガーゼを当て包帯を巻く。 
「何を巻いてもかじってとっちゃうんですよねぇ」 
と言ったら、厳重にテープをいくつも使って固定してくれた。 
まるでギプスをされてるみたいだ。 
さすがのノエルもお手上げ(お口上げ?)みたいで、今もしっかり巻かれている。 
もしかしたら薬が効いて違和感が少ないから口でいじるのを止めたのかな?それだといいんだけど。 
二日ほど巻いたままにして、その後薬をつけるように言われた。 
今度こそ、治るといいな。 
体重も計ってもらった。18.25キロ。少し回復したみたい。良かった! 


2006. 4. 26. Wed
盲導犬の日
今日は盲導犬の日なんだそうだ。 
知らなかった! 
1992年に、国際盲導犬学校連盟というのができて、それを記念して、4月の最終水曜日が盲導犬の日に決まったらしい。 
でも、この日があるからって、何か特別なイベントとかがある様子もないし、誰も知らなそう。 
せっかく作ったなら、何かやればいいのにね。 



2006. 4. 23. Sun
パーティーとエスカルゴ
朝から教会へ行き、礼拝後2006年度の定期総会。 
熱心な話し合いが続き、3時になってもまだ終わらない。 
夕方から親戚の結婚披露パーティに出ることになっていたので、途中で失礼する。 
 
パーティの主役は、私の姉の子、つまり甥っ子だ。 
甥といっても歳は私と5歳しか変わらない。 
本人は普段は東京で暮らしていて、結婚相手の彼女のほうは香川県出身の人らしい。 
結婚式は既に香川で挙げていて、今回は、家族や、本人の友達を招いての食事会のようなのだった。 
私は、両家の家族、それに私の両親と一緒にテーブルを囲んだ。 
花嫁のお母様と会話が盛り上がる。 
聞いてみれば、自分と同じ英語教師をされているとのこと。 
 
会場はホテルのレストランだったが、そこのシェフはフランスで何年も料理の勉強をしてきたという人である。 
美味しい料理が次々登場するうち、 
「エスカルゴできました」 
と聞こえた。 
エスカルゴって、いわゆる「カタツムリ」だよね? 
姪(花婿の妹)が 
「姉ちゃんにも持ってきてやるわ。もちろん食べるやろう?」 
と私に言う。 
…ちょっと躊躇いつつも、せっかくの貴重な経験だもんなぁ、カタツムリは昆虫ではないから大丈夫だよね!と、勇気を出して、いただくことに。 
熱々のバター焼きで、殻から取り出したそれは、まるで貝だった。 
味も貝そのもの。素晴らしい腕前を持つシェフが料理したんだし、熱いうちにいただけば、どうということはない。まぁ、積極的に食べたいというようなものでもないが。 
みんな食べていたが、うちの父は手をつけなかった。 
蜂の子だの、マムシの骨だのは食べるくせに、エスカルゴは「気持ちわりい」とか言っている。変な人! 
 
こうしてパーティは盛り上がり、和やかに、楽しく過ぎた。 
お二人どうぞお幸せに! 
 


2006. 4. 21. Fri
遠足
学校の歓迎行事。 
まずは学校で、生徒全員そろって自己紹介とゲームをした後、小学部から高校普通科までの生徒だけで、こどもの国へ遠足に行った。 
今日は天気も良く、昨日吹き荒れていた強風も収まったので、遠足にはもってこいの1日だった。 
前回は電車で行き、他校の遠足集団とガッチャンコしてたいへんだったので、今回はスクールバスを利用。 
おかげで現地に着いてから、たっぷりと遊ぶ時間があり、生徒たちは大いに楽しんでいた。 
が、みんなと同じようには楽しめなかった生徒が一人。我がクラスのK君である。 
こどもの国には、遊園地のように乗り物が幾つかあるのだが、K君がジェットコースターに乗ろうとしたところ、係りの人から拒否されてしまったのだ。 
このごろ全国で、いくつかの事故が起きているので、遊園地の管理が厳しく言われるようである。 
係りの人の言い分は 
「何か起きたときに責任が取れない。空中を動く乗り物は、途中で万一止まってしまったときなどに救出するのがたいへんなので。」 
とのこと。 
しかしそれは、健常者であっても同じではないのか?K君が全盲だからといって、そういう理由で乗せてもらえないというのは、どうも納得しがたい。 
しかも、弱視の生徒は、K君より小さい小学生でも、知的障害を合わせている子たちでもOKなのだ。 
彼らがOKで、K君だけ、見えないという理由でだめだなんて、どう考えてもおかしい。 
上のほうにモノレールみたいにレールがあって、自転車のようなのをこいでその上を走る乗り物もあるのだが、それも断られた。 
屋根やドアのついてない乗り物で、空中を動くものは、ことごとくだめなのだ。 
しかし、このモノレールについては、かれとに付き添っていた先生が 
「何かあったら私が責任持ちます」 
と言い、ようやく乗せてもらえたのである。 
また、水の上を行く急流滑りという乗り物では、二人の先生が付き添い、両側から彼を見守るので、どうか乗せてくださいと頼み込み、これも乗せてもらっていた。 
視覚障害者に対する理不尽な対応に憤る私に比べると(別に自分が乗り物に乗りたいわけでもないのだが)、K君は実に冷静かつ前向きである。 
不平の一つも言わず、何とか乗れるように努めてくれる先生たちに感謝しつつ、許される範囲のことを、最大限に楽しんでいる。 
また、園内を歩いていると、私はときどきみんなを見失い、迷子になりそうになる。 
そんなとき「Ami先生は、ついてきてますか?」 
と、他の先生たちに聞いてくれたりもする。 
学校では分からないけど、K君すごく大人だなぁ!と、心の中で感動する私であった。
K君と、私と他の先生二人とで、観覧車に乗った。 
ずっと前、盲導犬も乗せていいと言っていたのに、今日はことわられかけた。これも管理体制が厳しいせいなのだろうか? 
するとK君についていた先生が 
「盲導犬はよほどの事情がない限りユーザーと一緒にいるのが当然でしょ?観覧車にはドアもあるし、乗せて何の問題もないじゃないですか?」 
と抗議してくださった。おかげでノエルを一人待たせることもなく、一緒に空中の散歩を楽しむことができた。 
私はK君の担任でありながら、5月の修学旅行に同行することができない。 
申し訳ないとは思うが、通院しながら引率ってわけにもいかないから、しかたがない。 
なのでその分の替わりの思い出を残すために、観覧車の中でK君と並んで写真を撮った。 
金網張りの窓から入る風がとてもさわやかだった。 

2006. 4. 17. Mon
一瞬の恐怖
午前10時頃、学校のある地域の警察から電話が入った。 
何でも、学校からわりと近いお宅で飼っている土佐犬が、首輪がはずれて逃げ出したというのだ。 
土佐犬なんて恐ろしい。土佐犬といえば、大きくて、強くて、けっこう凶暴な犬だ。 
歩行者が土佐犬から襲われたとか、ときには自分の飼い主に噛み付くことさえあるなんて話も聞いている。 
土佐犬のことなんて詳しくないし、どこまで本当か知らないけど、逃げ出したから注意するようにと警察から言ってくるぐらいだから、やはり獰猛には違いないらしい。 
今日は3時に病院へ行く日。それまでに土佐犬君が見つからなかったらどうしよう? 
それこそ、もうどう犬と、どうもう犬の遭遇なんてことになったら笑い話にもなりゃしない。 
あるいは、開け放しのドアから学校に入ってきたら…? 
なんてことを考え、とりあえず土佐犬がどんなものかインターネットで調べてみたり(そこまでやるか?)落ち着きなく過ごした。 
ようやくお昼前になって、土佐犬が見つかり、無事飼い主のところに帰ったと連絡があり、ようやくほっとした。 
その後の話。 
3時に学校を出てバス停で立っていたら、何やら背後に犬の気配。思わず、どきっとして、ぞぉっとして、まさかねと思って振り返ったら、近所に住むSさんの盲導犬だった。 
盛んにノエルのお尻をくんくんしている。 
ノエルはいやがりながら、負けずにくんくんし返している。 
思わず独り笑ってしまった。タイミング良過ぎるよ、まったく! 



2006. 4. 16. Sun
予定変更の情けない理由
昨夜、半開きのドアの角におもいっきりおでこをぶつけてしまった。 
「あっいたぁ!」 
すごい声で叫んだので、このごろお手手なめなめで叱られてばかりのノエルが、あわててハウスに逃げ込んだ。きっと本当にそのときぺろぺろしてたんだろう。 
おでこに触ってみた。 
このまえも、同じところをどこかに(どこだったか憶えていられないくらい、私は頻繁にあちこちぶつける)ぶつけて、ちっちゃいたんこぶができてたのだ。 
それがようやく治ってきたところだったのに、衝撃で、もとの倍もありそうなたんこぶになってしまった。 
まぁ、たんこぶができただけ安心というものである。 
しかし問題が一つ。 
今日の午後から、美容室に行こうと思っていたのだ。 
前髪が伸びてぼさぼさになってきたから。 
でも、この状態で前髪を触れば、必然的にたんこぶにも触れられ、痛いこと、このうえなさそう。 
伸びた前髪で、1週間我慢することにした。 
それにしても、美容室に行かない理由としては、どうも情けない。 
 
県立視覚障害者センターに用事で出かけたら、なぜか昨年3月まで盲学校に臨時で来てた先生がいる! 
どこか別の学校で教えているのかと思っていたが、この春からセンターに就職したらしい。 
図書の担当みたいなので、何となく、センターが身近になりそう。 
 
美容室に行くはずだった時間、家で読書をして過ごした。 
交通事故で上半身全部にレベル三度のやけどを負った女子大生、い・チソンさんの手記。 
彼女が受けた傷はものすごいものだった。 
周りの人が「そんな姿になって生きていかれるのか?」と思うほどに。 
想像を絶する治療の苦痛、周囲からの好機の目… 
それでも彼女は、生きていることを喜ぶ。 
失ったものを悲しまず、残されたものを感謝する。 
「こんな目に合わせなくたって、私は一生あなたを信じて歩んだはずなのに」 
と神様へ不平を言いつつも、心にはいつも平安が、讃美がある。 
こんな言い方が正しいか分からないけど、人間いくら強くても、信仰があっても、それぞれ耐えられるきゃぱしてぃは違うようだ。 
彼女にはこんなすさまじい状況に耐えうる力が与えられ、特別に選ばれたのかもしれない。 
彼女の100分の1も忍耐力のない私には、私に耐えられるだけの荷が渡されているのかな? 
何かうまく言えないけど、ものすごく心をゆすぶられる思いがした。もっと喜ぶことを、感謝することを学ばなくては! 
 


2006. 4. 13. Thu
かわいそうだけど
ノエルの前足の傷が治らない。治らないどころか、ますます悪くなってるみたい。血がにじんで、生々しく肉が向きだしになってきたようだ。 
このままではいけない。ぺろぺろしさえしなければ、傷口が乾くのでよくなるだろうとのことだったので、なんとか乾かす方法を考えなくては。 
ガーゼをあてて、外からビニールでまいてみた。 
私が自分の用をしている間ニビニールを比企ちぎってしまった。 
もう一度やってみたが、またちぎってしまった。 
あまりの早業に、つい強く叱ってしまった。 
痛いのか痒いのか、とにかくなめずにはいられないのだろうから、かわいそうである。 
かわいそうではあるが、なんとか、ここは辛抱してもらわないと! 
ビニールがだめなら次の手ヲ考えり必要がある。 
ハンドタオルでまいてみることに。 
透析をはじめたころに病院からもらってきた幅の広井テープがあったので、それをぐるぐるまきつけた。 
ここまでやれば、そう簡単にはとれそうにないが、ノエルは諦めることなくはがそうとする。 
ノエルが若井ころに、いたずらをやめさせるために使っていたビターアップルがあったのを思いだした。これをスプレーしておくと、犬の嫌いな苦み成分がついて、なめたりかじったりしないのだ。 
タオルの巻かれた前足を握ってシュッとスプレーした。ものすごい拒否反応。ダッシュで逃げる。 
1時間あまり、ビターアップルは効果を発揮し、ノエルはなめることを止めていた。 
だが、しばらくするとまた、苦いのもおかまいなしに、テープをちぎり、タオルをはずしにかかる。 
よほど辛いんだろう。本当にかわいそうだ。 
どうしたら、痛み・痒みも無く、きちんと乾かしてあげられるのかなぁ? 
誰か、お知恵を貸してください。 
アイディアのある方は耳よりのテーブルへお願いします。 

2006. 4. 12. Wed
自立支援法恐るべし!
病院の受付の人が、診療費の集金袋を持ってきて、今月からその価格が上がりましたと告げた。 
障害者自立支援法が施行されて、おそらくそんなことになるだろうとは思っていたが、何と新しい金額は、これまでの2.5倍!さすがにぶったまげた。 
こんなことで、いったい何が「自立支援」なのだろう? 
何があっても仕事を手放したら大変だ。それはまったくそのとおりだ。 
お金が無かったらまともに医療もサービスも受けられなくなるかも知れない。ある程度救済措置があるらしいけど、今までに比べてしんどさ倍増なことは間違いない。 
自立支援だとか、仕事をしているからだとかいって、受けられなくなったサービスが重なりまくり、気がつけば毎月収入の中の、かなりの部分を病院に通うために使っている感じ。 
やはり視覚と腎臓に障害のある他見の友達は、自治体独自の取り組みで、重度の障害が二つ以上ある人には特別な補助が受けられるシステムになっていると言ってた。 
私のところにはそんなものは無い。何もかも「仕事をしている人にはあげられません」で片付けられる。 
友達の多くが、ヘルパーさんなどをうまく活用して、かなり自由というか、自分の理想とする暮らしを実現している。 
とりあえず私はそういうのを利用してないけど、興味はある。 
サポートが受けられたらもっと生活し易いだろうと思うこともある。 
でも、こんなに通院関係にお金がかかるんだったら、とても他の支援まで受ける気にならないだろう。 
そうして無理をして、かえって自立した生活から離れていく人がいないとも限らないではないか。(考え過ぎかな?) 
でも私の場合はありえそうな気がする。 
いったい何が「自立支援」なんだか、わけが分からん。 
自立を支援するっていったら、本来は、障害者が仕事に就き易くなるようにとか、社会参加し易くなるように大作を立ててくれることじゃないんですかねぇ? 
あまりにごたごたしてるので、法律の詳しいことはまだ勉強不足だけど、どうも気の滅入る話である。 
 

2006. 4. 10. Mon
始業式
いよいよ新学期がスタートした。 
生徒たちが学校に戻ってきたが、人数の減少で、何だかさびしい。 
明日になれば1年生もやってくるから、少しは活気がでるのだろうか。 
朝のホームルーム。旧担任が、旧学年の教室で行うことになっていたので、中2の教室へ行き、元副担任の先生と朝の挨拶などしていたら、元中3担任の先生が「あれぇ?」とか言いながら廊下をうろうろしている。 
どうしたんですかと尋ねたら、真剣な顔で 
「3年生が来てないんですよねぇ」 
…??(一同、し〜ん) 
「3年生が来るわけないじゃないですか?」 
と、うちの副担任が言ったけど、まだピンとこないらしい。 
「3年生は卒業したんですよ。明日高校生になって入学してくるんですよ。」 
そこまで言われてようやく 
「あ、そうか。」 
朝からすっとぼけた先生に、皆で爆笑してしまった。 
 
始業式の後全校の学級担任等の発表があった。 
生徒たちの反応を見るのが面白い。 
昨年度まで中学部にいた先生が小学部へ移動し、6年生の担任になった。 
その名まえを聞いたときの6年生の反応がとてもおかしかった。 
男の子と女の子二人のクラスなのだが、お互いに顔を見合わせ、非常に大うけしてるのだ。 
さらに面白かったのは、大人のクラス。 
専攻3年生が、まるで子供みたいに手をたたいて喜び、はしゃいでいるのだ。 
中学部は実質全クラス持ち上がりだったので、たんたんとしていた。 
午前中は学級活動をして、さっそく午後は授業。 
なんだかあわただしいスタートだった。 

2006. 4. 8. Sat
不安
ノエルが盛んに左前足を舐める。 
毛が抜けて真っ赤になり、血がにじんでいる。 
おなかや足にかさぶたやプツプツができてるのを見つけたりもする。 
脂肪腫らしき塊も、あちこちにできている。 
高齢だからしかたないと言ってしまえばそれまでだけど、何か、ここへきて急に体力が落ちてきてるのではないかという気がしてならない。 
病院から帰るとき、5時間近くベッド下で寝ていたにもかかわらず、まだ動きたくなさそうな様子をしていることが多い。 
以前なら、待ってましたとばかり出てきて喜んでいたのに。 
私の生活パターンが不規則で夜型だから、それがノエルに悪影響を及ぼしているのだろうか? 
 
フィラリア予防薬をもらいにいくことになってたので、ついでに健康チェックもしてもらった。 
前回連れていってから、まだ1ヶ月くらいしか経ってないのに、またまた体重が600g減って18.0kgになっていた! 
このまえハーネスが緩すぎて、胸当てベルトをきつくしたのだが、まさかこんなに痩せていたとは! 
獣医さんも、体重減少が気になるのでまた近いうちに来るようにと言われた。 
いろいろ話ているうちに、先生のところに来る、1匹のワンちゃんのことが話題になった。 
どんどん痩せていくのだが原因が分からず、ようやく病気が見つかったときには手遅れだったらしい。 
消化器性リンパ腫という悪性のガンだったとか。 
もちろんノエルがガンにかかっているという意味ではないけど、免疫力が落ちれば、いつそういう病気にかからないとも限らない。 
ノエルの健康のためには、できる限りの努力をしてきたつもりだから、それでもなお病気になるのなら、本当にそれはしかたのないことなのかも知れないけど、苦しい思いだけはさせたくないと思う。 
免疫力を揚げるサプリメントをいただき、前足の傷の手当てをしてもらって帰ってきた。 
足取りは軽く、家に入ってからもご機嫌だ。 
まだまだずっと、こんな元気なるんるん状態のノエちゃんでいてほしい。 
 

2006. 4. 7. Fri
やっと週末!
「もう金曜日かぁ!速いなぁ!」 
と言い続けてきたが、今週はまったく逆のことを思ってしまった。 
ゆっくりと時間が流れ、1日が長く、ようやく週末という感じ。仕事上のいろいろなことが、かなり堪えている。 
なぜこんなにきついのか、自分でもよく分からないけど、何だか、この状態で1年無事乗り切れるのか心配だ。 
おまけに学校は、こんな忙しいときに、清掃業者を入れ、学校中を磨きまくっている。 
日替わり、時間替わりで通行禁止の場所ができ、どこをどう歩けばいいかも分からない状態。 
さらに、自分が担当している公務文章に関連して一騒動持ち上がっているし、何だかしんどいことが山盛りで、今週はほんとに疲れてしまった。 
まぁ、公の場なので、あまり詳しく書くこともできないけど、ときどき「ああ、何かがおかしい。このままではいけないよ!」って思ってしまう。それなのに、ほとんど私自らは意見が言えない。 
そんな自分にもいらいらして、とてもいやな感じ。 
なんだか、訳の分からないノートになってしまっってごめんなさい。 
 

2006. 4. 3. Mon
新年度スタート
今回は月始めが土日に当たったので、実質今日からのスタートになった。 
新しい先生たちがみえ、新しい仕事の割当てが発表される。 
毎年繰り返してることなのに、なんだかまったく新しい場所に来たような錯覚を感じてしまう。 
今年も学級担任が回ってきた。 
 
昼休みに、毎年恒例のお花見をした。 
みんなでお弁当を持ってグラウンドに出る。 
桜の下で、新入りの先生たちを囲んでおしゃべりしながらご飯を食べる。 
数年前に、ほんの4・5人の先生が始めたことなんだけど、いつの間にか前項の職員が集うイベントになっている。 
今年は親交会の担当者が音頭を取るほどの大々的なものになっていた。 
さぁ、お花見もやったし、今年も頑張りますか! 

2006. 4. 2. Sun
大荒れ
 久しぶりに、ほとんど眠れない夜を過ごしてしまった。 
 昨夜はいつものようにチャットをした後、眠いなぁと思っていたはずなのに、いざベッドに入ったらぜんぜん眠れない。 
 本を読んだら内容にのめりこんで、よけいに冴えてしまった。 
 既に明るくなりかけたころようやく眠りに入る。 
 次に目覚めたのがいったい何時だったのか、窓の外をうかがうと、酷く雨が降っていた。 
 頭が重い。 
 午前中いっぱい無気力に、だらだらと過ごす。 
 午後になり、しばらくして雨は上がったけど、今度はすごい強風が吹き始めた。 
 ノエルにせがまれて外へ出てみたが、あまりの風の強さに恐ろしくなり引き換えした。 
 こんな天気では、満開の桜も散ってしまうかも知れない。 
 入学式のお祝いには桜が定番だけど、宮崎では入学式の頃にはたいていピークは過ぎているのだ。 
 いよいよ明日から新年度が動き出す。 
 どんな1年になるのかな? 
 
 
 




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