このページの背景はピンクのハートです。 2月27日(日) またまたドライブ 週末にこうして妹の車で走り回るのも、これで終わりかな。 綾町の雛山祭りを見にいった。 昔からこの町に伝わっている風習で、初めての女の子が生まれると、自宅に綺麗な雛山を作るらしい。 5年前、入院していたときに同室になったおばあちゃんが綾町の方で、この雛山の美しさのことを、うっとりと話してくれたのだが、私は今まで実際に行ってみたことはなかった。 雛山というのは、簡単に言うと、お雛様を真ん中に置いた、ミニチュア日本庭園とでも言ったらいいだろうか? コケや草花、石や水等を使って綺麗に飾りつけする。 ずいぶんとお金もかかるんだろうな。 町の中のあちこちに雛山を作って公開しているお宅があり、出店などもあって、みんなでお祭りしている雰囲気。宮崎市の形ばかりの祭りとはやっぱり違うよね。 雛山はすごく綺麗みたいだったけど、傍に行って触るわけにもいかないのでよく分からなかった。 妹が写真撮ってくれたから、ご紹介しますね。 ![]() 2月26日(土) 妹のバースデー ついに宮崎でHARUの誕生日まで迎えてしまった。 とりあえず妹親子が京都に帰る目処はついたものの、やはりとんでもなく長い時間だったなと思う。 妹へのプレゼントは二つ。 ふわふわのモール糸で編んだマフラー。それから午後一緒に本屋へ行って、このごろ彼女がはまっているビーズ手芸の本を3冊買った。 私が編み物nはまったのと同じくらい、AHRUはビーズに夢中。このあいだからいったい幾つアクセサリーを作ったことやら。 夜、実家へ行き、両親と妹と姪っ子でケーキなど食べて過ごした。 2月24日(木) 進路学習 中学部の進路学習で、卒業生のお話をしてもらった。 卒業生Nさんは、私の友人でもある。 とにかく話が上手なのだ。私よりよほど教師に向いていそうな感じ。 友達である私も知らなかったような学生時代の体験談などが飛び出して、生徒たちはすっかり聞き入っていた。 その後生徒たちと話をしたり、彼女のピアノ演奏をやってもらったり、最後は給食も一緒に食べて、生徒たちはすっかり打ち解けて盛り上がっていた。 私はといえば、今回の講話の計画から今日の授業の進行までを担当したのだが、配慮不測やミスだらけで迷惑かけまくってしまった。 なんだか自分にがっかりだな。 2月22日(火) 公演 宮崎市立H小学校で盲導犬のお話をした。 今年は個人的に仕事が多忙なので、公演はあまり頻繁には行っていない。年度内は今日で最後になりそうだ。 児童は3年生約120人。体育館に集まって、熱心に話しを聴いてくれた。 宮崎市内と言ってもかなり南のほうで、盲導犬使用者の住んでいない地域だからだろう、 「今までに街で盲導犬を見かけたことがある?」 との質問に、はいと答えたのはたったの二人だった(我が家の近所の学校なら半分くらいの子がノエル以外にも見たことがあると言う)。 それでも彼らの盲導犬についての知識は大したものだった。 質問もたくさん飛び出し、45分はあっと言う間に過ぎてしまった。 バスで帰ることになっていたので外に出ると、先ほど話を聞いてくれた子達のうち40人ほどが正門のところに集まっていた。 さらにそのうちの数名がバス停までついてきて、バスが到着するまで一緒に過ごしてくれた。 ほんとに可愛い子供たちだった。 盲導犬についてのお話をするようになって、かれこれ6年ほど経つだろうか?その間、小学生の認識は大きく変わってきていると思う。 マスコミその他の影響も大きいのだろう。 一方、先生方をはじめとする大人の認識は、子供ほどには進歩してないなと思う。 道案内の際に、犬に向かってチチチッと舌打ちとかして呼んだり、いきなりハーネスをつかまれたり。乗り物では盲導犬もお金がかかると考えていたり、「飛行機ではさすがに客室は無理でしょう?」と言われたり。 街ですれ違った人からそういうことを言われるならまぁしかたないけど、子供に盲導犬の学習をさせようと取り組んでいるような立場なら、これくらいの基本的事項は先に学んでおいてほしい。 総合学習は生徒・教師が一体となって学ぶ時間ではあるけれど、やはりそこは考えていただきたかったですね。 2月20日(日) 母退院 退院したのは本当は金曜日だ。 今日はうちの家族、姉の家族、母の姉夫婦と集まって退院祝いとなった。 父が言うには、 「今まで3回入院したけど、過去2回は退院のお祝いをせんかったから、また悪くなったと思う。だから今回は二度と入院せんでいいようにお祝いをする。」 とのこと。真面目にそんな風に考えてるなんて、なんか悪いけど笑ってしまう。お父さんが優しく接してあげれば悪くなんないよ、なんて内心思っている。 とりあえず、皆にこにこしてて平和だった。 ほんとにもう二度と逆戻りしないといいなぁ。 2月19日(土) 郵便局問題再び 昨年6月に、郵便局の点字不在表がきちんと配達されないという話を書いたことがある。 読者さんの協力もあって、無事解決したかに思われたのだが、昨日久しぶりに郵便で荷物を受け取ったところ、またしても不在表は普通のもののみだった。 今日は土曜日で、いつもの担当の方もいらっしゃらないだろうから、窓口で、点字不在表が入ってなかったですよと報告した。 窓口職員の反応は 「ああそうですか。申し訳ありませんね。」 だった。頭も下げるでもない。 「そんな形だけ謝られても何にもなりませんよ。」 思わず言ってしまった。が、その人は、それ以上一言も反応しなかったのだ。 もう、ほとほとうんざりだ。<BR> 権利ばかり振り回すつもりはないけど、あんまりだと思う。 たくさん職員がいて、アルバイトの配達員もいるだろうから、失敗することはあるだろう。 だけど、あんな態度はないよ! それにしても、何とかならないかなぁ? そもそも、何千とある配達先のたった1件に、必要に応じて特別な不在表を入れるというそのシステム自体が無理なんじゃないかな? 日通の不在表には皆一様に点字が印刷してあるし、黒猫さんのには三角の切り込みがある。 郵便局のものにも、そういったユニバーサルな印があれば、問題は解決すると思うのだけど。 2月17日(木) 音楽療法 宮崎女子短大の先生から指導をしていただいた。 中学生たちに混じって音楽活動に参加してみた。 初めは「なんだこりゃ〜〜?」って感じだった。 言っちゃ悪いけど、保育園か老人施設での音楽遊びみたいだなぁ、なんて。 ところが、20分と経たないうちに、完全に嵌ってしまった。 音のイメージに合わせて動作をしたり、ゆっくり寝転んで、リラックスしてみたり。このときは静かな音楽が流れていて、先生たちがふんわりした布を顔や手足に当ててくれたり、シャボン玉を顔に吹きかけてくれたりした。 その後、音楽に乗せて物語をしていただいた。 最後はみんなで楽器を奏でて演奏。 なんだか心が自由に解き放たれるみたいな、不思議な気持ちになった。寒いのに、ぽっかぽかしてきた。 音楽の力ってすごいなぁ。 2月15日(火) 風邪かな? どうにも気分が優れない。個人的にちょっと問題に直面したりしてて精神的な部分もあるとは思うけれど、それにしてもしんどい。 朝からお腹が痛いやら気分が悪いやら。授業をしていても、どうもいつものAMIパワー全快モードになりきれない。 ひょっとして生徒からお腹にくる風邪をもらったのかな? おまけに悪いことは重なるもので、仕事帰りに寄り道して自宅へ向かうのに、バスを1本逃してしまった。 宮崎のバスは行き先のテープ案内がなく、運転手の肉声で「○○行きで〜〜す」なんて言っていたのだけど、先週あたりから急にテープを搭載している車が増えてきた。 聞き取り易くてとてもいいんだけど、せっかくの案内なのにテープが流れ終わらないうちにドアを閉めてしまう運転手や、ドアがきちんと開く前に車内のスピーカーへ流してしまって外には聴こえていない場合などがある。 今日のバスもそういうのの1台だった。 おまけに次に来たバスでは、降りるときにとても親切に 「ここに当てて」と、バスカードを当てる位置を教えてくれたり 「2段ありますからね」と降り方まで説明してくれるので、すっかり信用していたら、肝心の停車位置がずれていた。 ポンと地面に降りたとたん、電柱から延びている線にひっかかって、雨の中すってんころりん! どんな場合でも人を過剰に信じるものではない。本日の教訓であった。 2月13日(日) ノエル復活 やはり昨日1日はなんだか気分が優れないみたいだった。 誰かに声をかけられれば、すぐにもじゃれついていくノエルなのに、ちょっと喜んで見せただけで、ペタンと伏せてしまう。 夜には食事ができたが、カプセル入りの薬を与えるのに一苦労させられた。 フードに入れてもきれいに薬だけ残す。 口を開けて無理やり押し込んでもだめ。 最後の手、パンのかけらに埋め込んでやってみたが、やはりカプセルをみごとに出してしまった。 そうこうしているうちに中身はほとんどこぼれてしまい、残ったのはベチョベチョのカプセルだけになっていた。 今朝はちょっと考えて、カプセルを開けて中の粉を水に溶かしフードに混ぜてみた。 それだけではきっと苦くてフードさえ食べないだろうから、普段与えているサプリメントも一緒に溶かし込んだら、何の躊躇いもなく食べてくれた。 カプセルって、やはり吸収するタイミングとかを考えたらはずさないほうがいいんだろうけど、まったく飲んでくれないよりはいいよね、きっと。 最後まで(薬終了は18日の予定)この方法で行くとしよう。 ちょっと訳ありで、今日は昼ごろまでは大人しくしていたので、ノエルもすっかり元気を取り戻した。 昨夜は一人で玄関から家の中に入るのもできないくらい、まるで何かに怯えているみたいに私にベッタリくっついていたのだ。 ずっとこんな甘えん坊だったらどうしようかと思ったけど、今日はもうもとのノエルになってて一安心だ。 2月12日(土) 無事終了 予定していたノエルの口の手術をしていただいた。 獣医さんが迎えにきてくださったのだけど、動物病院では怖い先生なのに、外では大好きみたいで、ものすごい喜び方だ。 この分なら大丈夫かと思っていたけど、病院に着いたらやっぱり固まってしまった。 体重と熱を計ってから、いよいよ軽い全身麻酔をかける。 注射針を刺されても、それほど痛がる風ではなかったが、眠りに落ちる前に、とてもせつない声で鳴いた。 何だか涙が出そうになった。とにかく大きな病気はしたことないノエルだから、私もこういうのは初めてなのだ。 「ノエちゃん、大丈夫だよ〜。ねんねしてねぇ。」 と言うと、そのまます〜っと静かになった。 腫れた患部は、電気メスであっと言う間に切除された。 この腫れ物のせいで口の中の状態があまり良くない。根が緩くなってる前臼歯を1本抜いて(なんだか飼い主と一緒だなぁ)、手術終了。 床に毛布を敷いてもらって目覚めを 待った。 すぐに目覚めるような話だったけど、軽い麻酔とはいえ意外とかかるものだなぁ。 20分くらい経ったころ、激しい呼吸に変わったが、依然体は動かない。 「ノエちゃ〜ん。おはよ〜。がんばったねぇ。」 耳元で呼んでみる。 さらに20分くらい経って、呼吸が「ピィピィ」という音になり、やがて「きゅ〜んきゅ〜ん」と鳴きだしたので、体を抱きしめると静かになった。 その後徐々に意識が回復していったが、完全に経って歩けるようになるまで100分ほどかかったかな? 無事に終わってとにかくほっとした。 お家にかえろう、と言ったら元気良くハーネスに頭を突っ込んだけど、車で送り届けてもらって家に付くと、またまたハウスに入って眠り込んでしまった。 2月10日(木) 体育館で ゴールボールという視覚障害者用のスポーツがある。 歴史は浅いものの、パラリンピックの正式種目にもなっているこの球技は、硬いゴムでできた大きなボールを3対3の6人でやり取りして行うゲームだ。 バレーのコートを6等分して、両端の2区画がそれぞれのチームのエリア。コートの両エンドはゴールになってて、そこへボールを到達させると点が入るのだ。 私が盲学校に生徒として在籍してたころには、まだ日本では、このスポーツはほとんど知られていなかったので、私はプレーしたことがない。 今日はそのゲームについて教員も研修しようということで、中学生たちとゲームをした。 あんなでっかい、重たい、堅い球では、私はゲームに参加することができないので、試合事態はただ見学&応援ばかりしていたのだが、とにかく体育館は寒いので、最初の準備運動は大いに参加した。 みんなが体育館を走ってぐるぐる回りだしたので、私もノエルと後からついていった。 走るって言っても、ノエルにとっては早歩き程度のことだ。 が、あまり乗り気じゃなかったらしく、出口ドア付近に来ると、みんなの列からはずれてドアへ行こうとする。 何とか軌道修正して戻り、次は準備体操。 飛んだり跳ねたり、二人組でストレッチしたり。見ているノエルはすっかり戸惑っている様子。立ち上がってうろうろ、きょろきょろ。 次にみんなで円くなって手をつなぎ、なぜだか「マイムマイム」のダンスが始まった。 みんなで左へ回る。右へ回る。円を縮めてみんなが真ん中に集まる。そしてまた手を伸ばして大きな円に。 ダンスが始まって以来すっかり弾けてしまったノエルは、私たちの動きに合わせてぐるぐる走ったりしていたのだが、みんなが大きな円に戻ると、いきなり円の中央に乱入してきたではないか! 自分を囲んで「マイムマイム」を踊るみんなを嬉しそうに見ながら尻尾をビュンコビュンコ振って、足はピョンコピョンコジャンプしている。一同爆笑しながら、でも踊り続ける。 再び円が小さくなるときがきた。 「マイムマイムマイムマイム」 中央のダンサーはそのまま、ぎゅ〜っとみんなの体の間に閉じ込められてしまった。 授業終了跡生徒たちは、ゴールボールの話よりも、このノエちゃん事件の話ばかりしていたのであった。 2月9日(水) 宮崎で院内感染 宮崎市内の透析施設で12名の患者がC型肝炎に感染する事故が発生したとニュースで言っていた。 新聞にも大きな記事になって出ているらしいが、病院名は公表されていない。 本来患者一人毎に使い捨てであるはずの消毒綿を、複数の患者に使い回したのが原因ではないかと言っている。 その使いまわした患者の中にC型肝炎に罹っている人がいて、その人の血液が綿にくっついて、そこから広がったとか。 まったくお粗末な話ではないか! 数年に一度くらいの割合で、あちこちでこんな事故が起きる。これでは誰も安心して治療を受けられないだろう。 医療を受けに行って、一生苦しむことになるなんて! 病院名を公表すべきだという声も多数上がっているようだ。 それはそうだろう。食中毒を起こした飲食店は名前が出るし、お湯にばい菌がいて問題になった温泉だってすごい騒ぎだった。 教師が交通事故を起こしたときなんか、県民みんなから大バッシングだ。 なぜに医療機関だけが名前さえ知らされないんだ?患者だって「まさかうちじゃないよねぇ?」とか不安になる。 いつまでもそんな不安と背中合わせに生きていかなきゃならないなんて、ひどい話だ。 私のところは、ドクターがかなり厳しそうなので、うちの病院にいる限りは安心だけど、他所で透析受けることだってあるんだから。とても恐ろしい。 2月6日(日) 困った人 天気がいいので教会まで歩いて行くことにした。 道路を渡り、大通り沿いに来たへ歩いていった。 「ちょっと!すみませ〜ん。犬をつれた方〜!」 中年の女性と思われる声が後ろから呼んでいる。 「その犬、うんちしました。私踏んでしまいましたよ。拾ってください。」 おかしいね。この子がしたと分かっているうんちを、どうして踏んでしまうわけ? そうは思ったものの、ぜったいノエルでないという確信もない。確かに歳をとってから2,3度失敗もしているのだ。朝ちゃんと排泄してきたとはいえ、しっかり出てしまわず後から残りをしてしまったこともある。 つまらないことでゴタゴタを起こすのもばからしいので、とりあえず彼女について100mほど戻った。 でも悪いことにビニル袋を持ってない。必ず予備を持っているべきだし、普段は持っているのに、今日に限ってバッグを変えていたこともあって、持ってないのだった。 ティッシュと紙の封筒があった。これで何とかなる。 「それで拾えます?ビニルの手袋とか持ってらっしゃらないの?」 「ありません。」 だいたい、かわいいわが子のワンツーの始末ぐらい、手袋みたいな大掛かりなものつけなくたって平気だよ!ビニル袋1枚でね。 ティッシュを重ね用意していると、いきなり彼女が言い出した。 「もう、いいんじゃありません?そのままいらっしゃれば。手袋ぐらい持って歩かれたほうがいいですよ。」 自分が拾えと言っておいて何たることか。 「準備できたから、どこに落ちてるのか教えてください。」 と頼んだが返事はなかった。彼女は既にその場から立ち去っていたのだ。 いったいこれはどういうことか? 思うに、彼女はどこかの犬の落し物を踏んでしまったので腹立ちまぎれに前方を見ると私が歩いていたのだろう。 スタスタとかなりのスピードで歩いているから、盲導犬とは気づかなかったのでは? そして何だかんだと言っているうちに盲導犬だと気づいたのだろう。 今更そんなこと私に告げて謝るのもかっこ悪いから、 「もういいんじゃないですか、拾わなくても」 なんて言って、さっさと立ち去ったのだ。 結局落し物はどこにあるのか分からないので、そのまま歩き出した。 まったく、ただの時間の無駄!教会には遅刻しちゃったし、散々だ! 2月5日(土) ドッグドック(?) 今年初、しかも念入りな健康チェックをしてもらいに動物病院へ行った。 人間ドックならぬ「ドッグドック」だ。 年末から同じような食生活なのに、なぜかまたまたpHが高い。 念のため膀胱のエコーを撮ってみたが結砂などは見当たらず、ひとまずOK。 エコー撮りついでに肝臓周辺も写してもらった。 2年ぶりに血液を調べる。 前回は腎機能のデータがぎりぎりセーフのところだったのだ。病気まで飼い主といっしょになったらたいへんだからね。 ラブラドールのくせに毛深いので、血を採るにも毛を刈っている。一連の検査でジョリジョリの剃り跡がいっぱいになってしまった。 肝機能、腎機能、内分泌系、全て正常。 目も耳も良い。 おまけにあちこちポツポツ存在する良性の腫瘍だって大きくはなってない。 「ノエちゃん、もう9歳半なんだねぇ。でもすごく若々しい。」 獣医さんと奥さん(ナース)が口々に言う。確かに、人んちの同い年くらいの犬を見ると、やっぱりノエルのほうが若く見えてしまうんだよね。 引退を考える年だなんて、やっぱり信じられないな。 ただ、口の中の腫れだけが問題だった。 前回よりもさらに大きくなっている。 歯茎の肉が垂れ下がって、歯磨きもできない状態。そろそろ食事に支障が出そうな感じになってるから、次の休みに切除することになった。 本格的な全身麻酔じゃなくて、終わればすぐに目覚める沈静剤みたいなのをやって手術するらしい。 でも起きてしばらくはぼ〜っとしてるそうなので 「それじゃ、私たち家に帰れませんよ。」 と言ったら、 「その日は朝迎えに行くし、終わったら車で家まで送ってあげるよ」 と言ってくださった。 本当にいつも良くしてくださる先生だ。 ノエルが元気に暮らしていけるために考えてくださるのだからね、ノエちゃんちょっと我慢して頑張ろうね。 2月4日(金) 練習代 理療科2年生が臨床実習を始めたので、職員を患者として練習をしたいと言う。 今日はたまたま授業が空いていたので私が練習代になることになった。 実際私はバキバキの肩こりなので、お声がかかればいつでもやってほしいのだけど、なかなかタイミングが合わないのだ。 おそらく2年か3年ぶりだ。 丁寧に問診をしてカルテに書き込んでいる。 おかげで生徒に年までばれちゃったじゃないか。 実習担当の先生が私の背中を触診したり、運動機能のテストをしたりしていろんなコメントを言うが、まったく私の詳しい体調なんて知らないはずなのに、次から次へと言い当てていくのにはまったく驚いてしまう。 私は理療の勉強をしたことがないから、実に不思議でたまらないのだ。 生徒といっても私よりも年上のYさんが治療をしてくれた。 2年生で臨床はまだほんの2,3日やったばかりなのに、とても上手だった。 すっかりリラックスして、なんだか眠い。 ぜひまたよろしくって言いたい感じだな。 2月3日(木) やっとここまで 久しぶりに研修センターへ出張した。 10年経過研修最後の校外研修「研修のまとめ」だ。 思えばずいぶんいろいろなところへ出かけた。 ようやく終了が近い。 あとは校内での研修を少しやって報告書を提出すればOKだ。 この1週間は課題研究のレポート10枚を書き上げるのに没頭した。 たいへんだったけど、いろいろ勉強になった。 講義の資料などを事前にメールで送っていただいたり、たくさんの方にお世話になりました。 学んだことをお返しできるように、これからも頑張ります。 2月2日(水) ジンクス(?) ここ1年くらいの間に、学校で男性の職員が4,5名立て続けに足を負傷している。みなさんそろって肉離れで、松葉杖を使っていた人もいた。 そして昨日、またまた一人。松葉杖にすがって歩くY先生。 「小会議室で給食の後の歯磨きをする人が肉離れになるんだよ。」 と、数ヶ月前に自身も同じ目に合ったM先生が真面目な口調で言う。 なんと恐ろしい部屋! 「そうですか。じゃぁ僕も生徒の教室じゃなくて小会議室で歯を磨いてみようっと。」 チャレンジャーのK先生が言った。 「知らないよ〜。しばらくして怪我するから。」 と皆が言ったが、本当に実行したらしい。 結果は意外に早く表れた。 Kさんは昨日の午後のうちに腹痛を起こして相対したのだ。 今日は元気に復活していたので皆ほっとした。 ちなみに小会議室というのは昔男子更衣室と呼んでいた部屋で、3ヶ月ほどノエルの大気場所になってたところでもある。 2月1日(火) 雪!! 大寒波がやってきて、全国的な大雪なったようだ。 そうは言っても宮崎ではまず降らないだろうと思っていた。天気予報も、見事にこのへんだけ晴れとなっていたし。 ところが、降ったではないか!しかも何十年ぶりの激しい降り方だ。 ふわふわと舞い降りては融ける雪に、どうせこんなものよねと思っていたが、やがてふわふわが、ひらひらに変わり、ぼたぼたに変わった。 ちょうど昼休みの時間帯だった。生徒はもちろん、職員までが大はしゃぎで運動場を駆け回る。 「雪見て大喜びするのって、犬と宮崎人だけですよ。」 ある先生がクールにそんなことを言った。 なるほどね。私も、雪なんて本来好きではない。 県外にいたころは、雪の日は極力出歩かず、部屋を暖かくして閉じこもっていた。 なのに今、それが宮崎で起きていると思えば、珍しくて何だかわくわくしてしまう。寒がりのくせにわざわざ雪を触りに外へ行ってみたりする。すっかり宮崎人してるなぁ。 一方「犬」はどうだろう?と思って、ノエルを雪の中に連れ出してみた。 たちまち雪の塊が毛にくっついた。鼻をピクピクさせている。 が、5秒も経たないうちに後ずさり、校舎の中へ入ってしまった。 その後は、どんなに誘っても引っ張っても外に出ようとしない。 初めての雪に驚いたのだろうか?何とも犬らしくないノエルであった。 「お散歩ノート」のトップへ トップページへ |