2004年8月

 このページは、薄い青色の背景で鴎たちが飛び交っています。

 8月31日(火)
 台風一過の爽やかな青空。
 今朝出勤すると、学校はひどく汚れていた。さっそく大掃除。
 どこをどうすればいいか、私には判断がつきにくいから、とりあえず窓専門でクリーンクリーン。あとは終わってから考えようなんて思っていたけど、窓だけでまるまる2時間かかってしまった。いやもう、朝から疲れました!
 朝の道路には、何やらいろいろ落ちているようで、こんなの自分一人じゃおてあげだな。ノエルが足怪我したりしなきゃいいけど…と心配する私を他所に、彼女は右へ左へくねくねしながら、実にうまいこと二人分の安全を確保して歩いてくれる。嬉しくて、愛しくて、可愛くて、もう何と言ったらいいか分からない気分。若いころは自分だけ水溜り避けて、私をジャボジャボ水の中へ突っ込ませて平然としてたんだからねぇ。
 台風騒ぎですっかり忘れてたけど、昨日は私とノエルの記念日だった。二人が出会った日、別名「結婚記念日」とも云う。
 ノエルにはそんなの知ったこっちゃないんだろうけど、私の気持ちとして、やっぱり何かスペシャルなことしたいんだよね。
 近所のコンビニで、プレーンヨーグルトを買ってきた。いつもゆでたまごだけど、たまには違うものもいいよね。ノエルちょっとお腹調子悪そうだし。

 8月30日(月)
 本当に、台風16号のパワーはものすごい。まだ九州の遥か南の海上にあるうちから、かなりの強風が吹き荒れていた。
 風の音に目を覚ますと、まだ5時前。でももう気になって眠れないので、起き上がって活動開始。
 夜が明けると、いよいよ風雨が激しくなってきた。鹿児島のほうでは、瞬間風速58メートルを記録したとか。12階建てのマンションの建物が揺れるほどすさまじい暴風だ。実家のほうも、かなり被害があったらしい。とにかく家族が無事で何より。
 午前7時前に、学校の緊急連絡網が回ってきて、職員は自宅待機とのこと。少しほっとした(どちらにせよ休むつもりだったんだけど)。
 睡眠不足なので、しばらく横になろうかなと思っていると、いきなりマンションの火災報知器が鳴り出した。
 「火事です、火事です。1階駐車場から火災が発生しました。安全を確認のうえ、避難してください。」
 緊張感あふれる男性音のアナウンスと共に警報が鳴り響く。
 携帯電話をひっつかみ、ノエルにリードなしのハーネスだけつけて階段を駆け下りた。意外と冷静な私だったけど、エントランスで他の住人たちと合流したら力が抜けてしまった。このまま暴雨風雨の中に焼け出されるのかな?悲惨な想像が頭をよぎる。
 男の人が二人、勇敢に駐車場を点検しに行った。
 「誤報じゃないかな。何もなさそうだけど。」
 やれやれと一息ついて、皆それぞれの部屋へ引き上げたが、火災報知器は止まらない。やたらとでかい音だ。管理会社が止めにくるまで停まらないらしい。結局それから2時間にわたって鳴っては停まり、停まっては鳴りを繰り返した。もう誤報と分かっていたから誰もあわてなかったけど、大きな音のため私は耳鳴りが復活してしまったようだ。とんでもない自宅待機だよ、ほんと。
 ふと耳を澄ますと、この荒れ模様の中、お豆腐屋さんの笛の音がする。こんな日でもお豆腐を売って回っているのか。ご苦労様です。

 8月29日(日)
 本当に、今度の台風はものすごいやつらしい。現在夜9時、台風そのものは屋久島の南にあるとのことだが、宮崎では既に暴風に近い風が吹いている。
 例年お手伝いしている盲導犬キャンペーンに行く予定だったけど、この天候では、福岡の訓練師さんも來宮できないし、イベントやってもあまり人も集まらないだろう。9月か10月に改めて実施という電話が昨日のうちに入っていた。
 2時から透析を受けにいく。普段は4時や5時にしか来ない夜間透析の患者さんが、3時前にはほぼせいぞろいだった。昨日針を刺した傷さえ乾ききっていないのに、またまた刺されるなんて。ドクターも
 「二日続けてじゃぁ飽きるねぇ」
と笑っている。いやぁ、二日続けてじゃなくたって飽きてるんですがねぇ…

 8月28日(土)
 ようやく出張続きの1週間が終わった。非常に疲れた!
 金曜日に透析時間が短くなるのは辛いので、今日にまわしてもらって、朝から出かけた。
 それにしても、皆来るのが早い。どんなに早く行っても8時半過ぎなきゃドクターは現れないのに、中には7時前からやってきて、ドアの開くのを待っている人がいるらしい。
 私が病院に到着したのは8時。これでもすごくがんばったのに、ロビーには10人以上の患者さんがおしゃべりに盛り上がっている。結局私は最後のほうで、おまけに人様より透析時間が長いので、帰るころにはだ〜れもいない状態だ。
 台風が接近して、だいぶ風が出てきた。それでもさっさと通り過ぎてくれればまだいい。やたらと速度が遅いのだ。この分では月曜日が一番激しいらしい。
 透析を受けながらおきらくに昼ねなどしていたら、いきなり起こされた。台風が来てちゃんと治療ができないといけないから、月曜の患者は明日臨時に病院を開けるという。
 今日来て、また明日?週末の貴重な時間の10時間近くもとられるのか?
 でも、そうでもしなければ、火曜日と金曜日というパターンになる。週2回ではちょっと、元気で乗り切れる自信もないし、しかたなく、明日3時間透析受けますということになった。いまいましい台風め!こんなときはさすがに、機械の世話にならないと命を維持できないことがもどかしい気持ちになる。

 8月26日(木)
 またまた研修で出張。生徒指導の研修で明日まで続く。
 夜、実家に寄ってみると、入院中の父が外泊で帰っていた。
 妹の作った夕食を皆で食べる。父がなんだかすごく嬉しそうだ。
 100円ショップで妹が見つけてきたという懐かしい紙製おもちゃで姪っ子が遊んでいた。
 太い管状の吹き口にクルクル巻いた紙がついていて、ぷ〜っと吹くとひゅるるるっと伸びるおもちゃだ。昔お祭りとかで売ってたよね。
 父までが面白がって「ひゅる、ひゅるるるる」とやっていると、ノエルがのこのこ近寄ってきた。父がいきなり、ノエルの顔の前で「ひゅるるるるる」っとやった。
 とつぜんぴろ〜んと伸びてまたすぐにくるっと巻いていく紙にノエルはびっくり。猛ダッシュで逃げ出した。皆で大爆笑。写真に残したいものだ。

 8月24日(火)
 宮崎大学で研修会。総合学習の時間についての講義。それにしても難しかった。大学の授業そのものって感じだった。
 おまけに宮崎大学はここから遠いし、キャンパスは広いし、妹が送ってくれたから助かったけど、きっと次回は一人で行かなきゃならないんだろうなぁ。ぜったい迷子になっちゃう!

 8月22日(日)
 日曜出勤日。
 朝からPTAの作業。生徒も一部登校していて、皆で中庭の草をとった。夏休み前にも女装作業したんだけど、既に根をはってずんずん、ぼうぼう、伸びまくりだ。
 草取りの後はレクリエーション。これがまた、水泳か卓球か、音楽室で合唱をするかという選択肢で、究極的に決断を迷ってしまった。だって、ぜんぶ大好きなんだもの。
 まぁ、合唱はどこか別な機会にやるとして、ほんとのところ、この暑さだから泳ぎたい気持ちが一番強かったのだけど、どうもこのごろ、プールの水にも負けてしまうようで、後から痒い思いをするのもいやなので、卓球をやることにした。
 卓球はサウンド・テーブルテニスといって、視覚障害者用にいろいろ工夫されている。
 ボールはガラガラと音がするし、打ったときにカコンって音が響くように、ラケットにはラバーがはってない。
 卓球台は縁に細い枠があって、その枠の中で、ボールはネットの下を転がしてやり取りする。
 プレーヤーはアイマスクをつけ、声を掛け合いながらゲームをする。
 1回目、生徒の保護者とゲームして勝った。2回目、高校1年の全盲の生徒とやって負けた。というか、自爆負け!サーブするたび、ボールが変なほうへ行ってしまい、ボロボロだった。
 だけど、なんだかすごく楽しかった。

 8月21日(土)
 妹と母と姪っ子とでショッピングを楽しんだ。こんななんでもないことが、すごく新鮮で幸せだなぁって思ってしまう。
 実家で夜まで過ごして戻ってきた。

   8月19日(木)
 宮崎出身で小学校からの友達(現在は新潟に住んでいる)が帰省しているので、夜会いにいった。
 今はお互い盲導犬ユーザーになっていて、話題は主に犬のことになった。犬がいなければ、たとえ彼女が帰ってきてもめったに「会おうよ」という話にはならなかったから、やはりこの子たちの存在は大きい。考えてみれば、15年ぶりの再会だった。
 4人の子供たちに囲まれて楽しそう。宮崎駅の中のレストランで食事をしてから、彼女たち一家が滞在中のホテルでしばらく過ごす。私と彼女とは出身訓練所が違うので、ハーネスその他のグッズを見せ合っては「ふ〜ん」とか「へぇ」とか言い合った。彼女のパートナーはラブとゴールデンのF1だが、見た目は黒ラブで、くりくり巻き毛のノエルのほうがよほどゴールデンかかってそうな印象だ。でもとんがり頭やぷるんぷるんのお耳の形がゴールデンかな。あのたくましい体つきを見れば、ノエルとはぜんぜん別種な犬のように思えてしまった。

 8月18日(水)
 研修センターへ出張。
朝乗ったタクシーの運転手は、盲導犬を乗せてもよいということを知らず、さらに私が告げた行き先の所在地も知らず、会社に無線で問い合わせてかなり顰蹙をかっていた。このごろはけっこう俄か運転手が多いので、こういうこともあるのだろう。でも乗客の前でこういう問い合わせをする社員は、会社としては恥ずかしいはず。お気の毒だけど、よく勉強して、立派な運転手になってくだされ。
 さて、1日の研修を終えて午後4時。センターの正面玄関で、迎えにきてくれるはずの妹を待ったが、現れない。
 「緑色の車、そのへんにいませんか?」
と尋ねても、センターの人は
 「見当たりませんねぇ。反対の入り口も見てみますね。」
と、走っていった。でもすぐに戻ってきて、やはりいないと言う。
 3時過ぎに携帯に着信があったと記録されているけど、こちらからは繋がらないし、メールも着ていないみたい。
 姉の店に聞いてみると、うちの父の検査に付き添っていると教えてくれた。
 「おいおい、電話かメールぐらいよこせよなぁ」
とぶつぶつ言いながら、また高いお金をはらってタクシーで病院へ行った。もちろん遅くなってしまい、いつもほど充分には「身体のリセット」はできなかった。
 タクシーに乗る寸前に妹から電話。メールを送ったはずなんだけどと困惑している。でもそんなものは着てないんだからどうしようもない。
 結局真相が分かったのは帰宅してからだった。パソコンのメールチェックをすると、
 「ごめん、お父さんの検査が遅くなったから迎えにいけない」
というメールが届いていた。アドレスの入れ間違い。携帯に送ったつもりが、パソコンに送られていたのだった。
 ちなみに夕方のタクシーの運転手は、やたら犬好きなおじさんだった。信号で停まるたび、振り向いてノエルに声をかける。ついにノエルが「ふ〜〜っ」とため息をついてしまった。ノエルとしては
 「もう、そっとしといてよ。」
と言っていたのだろう。でも運転手さんはそうとは分からず、
 「あら、車にじっと乗ってるの、退屈したっちゃねぇ。」
と笑って、さらに熱心に話かけるのだった。

 8月17日(火)
 朝から激しい雷雨。あまりに大きな雷なので、窓がビリビリと音をたて、マンションの建物が揺れるほどだ。普段雷などへっちゃらなノエルも、さすがに怖いらしく、私の傍にピッタリくっついてきた。それでも仕事に出かけるときにはわりと収まっていたので助かった。
 昨夜、透析仲間のおじさんが、変な話をしていた。
 日曜日の夜、愛犬の散歩中、そのワンちゃんがマムシに噛まれたという。足の付け根を狙われたとかで、足を引きずってはいたものの、キャンとも言わず、以外と平気だったらしい。
 獣医さんに見せると、「犬はマムシには強いんですよ。」と言われたそうで、とりあえず一安心。腎臓の悪いおじさん本人が噛まれなくて良かったな。
 で、そのときに獣医さんが言うには、「フィラリアの虫はマムシの毒に弱いんですよ。で、犬はこれに強いから、フィラリアにかかった犬はマムシに噛まれると病気がなおることがあるんです」だって。
 ほんとかなぁ?けどそりゃちょっと治療としては残酷だよね。

 8月16日(月)
 久々に出勤。
 今日、明日あたりまで夏季休暇の人が多いらしく、学校内は閑散としている。極めて人口密度の低い職員室が、やたらと広く感じられる。
 ぼちぼちと仕事をやりながら、途中一息と、メールチェックやら掲示板のチェックやらをしてみるが、なんだかPHSがつながり難い。
 どういうわけか、冬に比べると夏は電波の状態が悪くなるんだよね。
 とにかく宮崎市とは名ばかりの田舎だからしかたがないんだけど、それでも国道に近い南側の校舎では、いくらか接続が良いみたいだ。
 パソコンを抱えてはるばる図書室へ。やった、接続成功!そこまでやるか?AMI。これじゃちっとも「一息」じゃないね。

 8月15日(日)
 教会の平和学習。
 教会員で75歳のおばあちゃんが、戦時中の体験を話してくださった。15歳の少女だった彼女は、広島の原爆で親友を失ったのだ。
 その後ビデオで戦争孤児を主人公にしたアニメ『蛍の墓』を見た。幼い兄妹が、家を空襲で焼かれ、母は病死、父は戦いで亡くなり、身を寄せた親戚の家では辛く扱われて家を出ていく。夜空の下、何とか生き抜こうとする二人に、飢えと病気が残酷に襲い掛かる。
 心がきゅ〜っとなってつぶれてしまいそうに、重く苦しい物語。
 世界中で、人間はどうしてこんなことを繰り返すのだろう?
 人間には自由意志というものが与えられている。それは神様からの祝福された権利であるのに、人間はなんとそれを誤った方向に用いてしまうことか。平和を乱すことも、動物たちを虐待することも、ときには自分の子供にさえひどいことをするのも、みんな、自由意志を間違った方へ向けてしまうからなのだろう。

 8月12日(木)
 妹に付き合ってもらって、あれやこれやの用事をすませた。
 市の制度で、透析患者の通院にかかる費用(交通費)を一部出してくれるシステムができたので念のため市役所で尋ねてみると、仕事をしている人には出せないと、あっさり言われた。
 どうせそう言われることは分かっていたけど、一言申さずにはいられない私。
 仕事があったって、透析さえ受けていなければ年に何10回とか100何回とか病院に行かなくていいわけじゃない?
 ましてやこちらどうがんばっても車には乗れないし、バスが早々と無くなってしまうから、夜はタクシーに乗ると、それだけで年に何万にもなる。
 いくら収入があってもたいへんなことは、誰にだって明白ではないか
 都会のほうでは、そのへんのサポートがすごくしっかりしてて、こちらでは考えられないくらいだ。
 宮崎市は、福祉の街作りとか、人に優しい都市ナンバーワンを目指してとか、大きなことは言ってるけど、障害が重くなれば、暮らし難いことこのうえない。
 他の例を上げるなら、今どき、音響信号機が午後7時になると一斉に止まってしまう街なんて、信じられる?
 病院や養護学校が沿線にある路線だけ、ノンステップバスを走らせ、メインストリートの停留所だけ英語の車内放送を入れて、いったいどうなるっていうの?
 とにかく言いたいことだけは言って、市役所を出た。
 ノエルの健康チェックに動物病院へ。
 「またお肉がついたねぇ」と、体重を計ると、なんとなんと、また増えている!!
 これからダイエットフードに切り替えるので、来月こそは少しスマートになってるといいけど。
 尿のpHのほうは5.8、かなり良い結果で嬉しかった。
 夜、実家で妹の作った夕食を、妹とその子供、そして私と母とで食べた。母は相変わらず幼児みたいな振る舞いをしてるけど、なんとなく食事の座は和んでてほっとする。


 8月11日(水)
 両親ともに調子が悪いので、京都の妹に帰ってきてしばらく面倒をみてもらうことになった。
 父は入院。母は自宅で過ごしているが、今日は母の調子がけっこう良さそうだ。やはり頼りになる妹が傍にいる安心感からだろうか?つくづく、妹に感謝。

 8月10日(火)
 HPの読者の方二人にノエルの写真を撮ってもらった。
 実家のごたごたがやたら気にかかるけど、私は心配してるばっかり、どうせなんにもできないのだもの。家で悶々としててはこっちの身がもたないので予定決行。
 とにかくどんな場合でも連絡だけはとれるように、携帯をしっかり握って歩く。
 海辺を中心にいっぱい写してもらった。ホームページにのっけるのが楽しみ!
 お昼になったので、こちらではかなりメジャーな某ファミレスに入ったら…なんだか暑い。なんと、エアコンが故障中!!
 「どうする?出る?」
 などとこそこそ言ってるうちに、ウエイトレスがフォークやなんかの入ったトレーを運んできてしまった。あの素早さ、客を逃がさないための作戦か?
 とにかく、汗だらだらの昼食。ある意味思い出に残る一時だった。
 その後、メンバーのうちの一人の方のお宅にいきなりおじゃますることに。
 花々とお人形とワン&ニャンたちでいっぱいの楽しいお家だった。
 久々に充実の1日過ごさせていただいて、ありがとうございました。

 8月9日(月)
 父は昨夜一晩入院しただけで無理やり帰ってきてしまったらしい。大丈夫か?なんか周りにいる人間ばかりが振り回されてるみたいだ。私などはなんにもできないんだけど…

 8月8日(日)
 何やら実家のほうが大変そうだ。両親そろって具合が悪い。心配。

 8月5日(木)
 驚いたことに、パソコンの修理がもうできたとお店から電話があった。
 さっそく受け取りに行き、使い心地を見てみる。
 どうやらキーボードが壊れていたらしい。キーが一部交換されていた。なぜ交換したのが分かるか?手触りが他よりすべすべしてる。矢印のキーに貼ってたシールもない。
 うん、いいじゃない、ばっちりよみがえった!と思ったけど、HP作成ソフトがきちんと動かない。アップロードできないのは古いパソコンが原因ではなかったわけだ。困ったな。

 8月3日(火)
 今週うちの学校では、視覚障害体験という講座が開かれている。毎日あちらこちらから人が集まってきて、点字やアイマスクでの歩行、スポーツなどを体験している。
 日によっては、午前と午後の2部構成で参加者が入れ替わる日もある。
 講座の中にはもちろん「盲導犬の話」というのもあって、毎日毎日同じ話をしに、皆の前に出ていく。
 さすがに5回も6回も連続となると、私もけっこう辛いものがある。昨年まではもう一人ユーザーの先生がいたので良かったけど、今は盲導犬はノエルだけ。
 なんてぶつぶつ言っている私と違って、ノエルはとっても真面目だ。言われるままに皆の前でお行儀良く伏せている。話の後にハーネスをはずして子供に撫でてもらうのがすっかり楽しみになってるんだ。ま、話をするのは私だしね。明日も頑張るとしますか。

 8月2日(月)
 なんだかパソコンのトラブル続きで困ってしまう。どうやら、やはり昔のパソではHP更新は難しいようだ。FTPソフトを変えてやってみようと思うが、いまいち訳が分からなくて、結局原稿ばかりが貯まっていく。まぁ、ある日突然内容が増えるというパターンもたまにはいいか。
 いつものパソコンは修理に出したけど、早くて2週間かかると言われた。前に修理に出したときは2週間かかると言って結局6週間かかった。こりゃ今月いっぱいぐらいは再会できないと見たほうがいいかもね。
 職場でも、せっかく書き上げた書類がなぜか保存できてなくて、また書き直すはめになってしまった。ついてない日はどこまでもついてない。


日記のトップへ戻る

トップページへ