線記号変形とは?

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Jw_cadで同じものを図面に作図する方法は5通りあります。 

それは、「複写」、「コピー」、「選択図形」、「図形」、そして「線記号変形」です。

 

説明: jww1.BMP

 

「複写」、「コピー」?(同じ?)・・・なぜ同じ意味の名称が使われているのかと、疑問に思われるでしょう。

Jw_cadでは「複写」と「コピー」は別で、同じ図面内(同じファイル)には「複写」を使い、違うファイル間では「コピー」を使います。もちろん、同じファイル内でも「コピー」は使えますが、マウス操作が多くなるので通常は「複写」を使います。

「選択図形」は「複写」と違い、次の図形を登録するまで使えることです。・・・では「コピー」と同じでは?と思われるでしょうが、「選択図形」は図形属性を持たせて作図できるところが違います。

いずれにしても、上記の「複写」、「コピー」、「選択図形」は一時的な使用にかぎられますが、「図形」および「線記号変形」はデータとして保存し、それを蓄積することで作図の利用範囲が広がります。では、「図形」と「線記号変形」は、どのように違うのでしょうか?

「図形」は図形属性を持たせて範囲指定で簡単に登録できます。いっぽう「線記号変形」は図面の直線を変形させて記号が作図できます。・・・変形?ここでは、どのような変形をするのか「線記号変形」について、もう少しほり下げて解説します。

 

「線記号変形」は大きく分けて、任意の位置に記号を作図するものと直線を変形させて記号を作図するものとに分けられます。

また、直線は並行線以外の二本を基準に変形させることもでき、文字を記入した変形やマウスによる倍率指定もできます。

具体的には、下図のようなものがあります。

 

 

 

任意の位置に記号を作図し文字を入力する

 

 

直線を変形させて記号を作図する

 

 

二本の直線を変形させて記号を作図する

 

 

直線を指定してマウスによる倍率で作図する