タウトの思惟の径

 群馬県高崎市にある少林山達磨寺内には、昭和8年に来日したドイツの世界的建築工芸家ブルーノ タウトが昭和9年8月から11年10月まで住居としていた洗心亭があります。わずか二部屋のこじんまりした家ですが、日本における著作の多くがここで生まれました。そのタウトが思惟を重ねながら歩いた径が「タウトの思惟の径」として残されています。ナチ政権から逃れたどりついたこの地から、毎日どのような思いで暮らしていたのでしょうか。そのようなタウトの心に思いを馳すことができる径です。

 
少林山達磨寺入口
達磨寺の境内の径