逆コース 将門伝説を探るみち

  埼玉県  第9番

距 離  14.3km

起 点  児玉郡神川町(登仙橋バス停)
       起点までの足;高崎線本庄駅から神泉総合
       支所まで朝日バス。その後徒歩。
終 点  秩父郡皆野町(西門平バス停)
       終点からの足;皆川町町営バスで皆川駅まで
いて
出発日  2015年6月7日


 所要時間 約4時間

 順コースで歩いたときに、埼玉県で最も課題の多かったのがこのコースでした。このコースを歩きとおすために3回も行き来しなければならなかったという事実がこのことを証明しています。そして、その課題の最たるものは、このコースの最終の約2km、順コースで言うと最初の2kmということになります。順コースで歩いたときは入口がとうとうわからずに近隣を歩いただけで終わってしまいました。その理由はその箇所の登山道が草に覆われていて、20cmから30cmくらいの幅しかないことです。このため、みちをそれてしまいそれ以上進めなくなってしまったのでした。このことは今回も同じで、順コースから入ろうとする場合目を凝らしてみちや標識を見ていないとみちをそれてしまう恐れが残っていると思いました。そして、今回は逆コースで歩いたのですが、別の課題も多くありました。一つはバスの便が廃止され、起点まで行くのに徒歩で行くより仕方なかったことでした。2つめは、コースの途中で通行止めの箇所が2箇所あり、舗装道路で歩きやすいのはよかったのですが、正規の登山道よりもずっと長い距離を歩かなければなりませんでした。また、前回のコース同様、熊の目撃情報があり、用心しなければならなかったこと。狩猟のためらしき銃声が響いてくるのも気持ちのいいものではありませんでした。今後地方の過疎化が進むにつれますますこのような歩きにくさを感じなければならないかとも思います。個人で対処するには限界がありますので、各県の担当の方々には歩行者の安全についてお考えいただきたいと思います。