節分の日は、豆の枯茎に挿した塩鰯の頭と、柊の小枝を家の玄関やお勝手口、縁側等の出入口へ挿します。
豆の枯茎は前の年の夏に食べた枝豆の茎を陰干ししておきます。
柊のトゲ、鰯のにおい、そして豆殻の「カラカラ」と鳴る音で、邪気が家に入るのを防ぐという意味があるそうです。

玄関
 

お勝手口




夜には家長が神前仏前に灯りを点してから、桝に入れた豆を近くの神社で豆撒きをしてから、家中の部屋すべてに撒きます。
最近は、その年の恵方に向かって太巻き寿司を食べますが、これは海苔の普及のために考えられたことだとか。