我が家の裏庭に昔から自生している、エビヅルです。 秋には野葡萄のような小さな実をつける、何の変哲もないものですが、どういう訳か子供の頃この植物を忌み嫌っていました。 周りからこれは”ウルシ”なので、触ると湿疹ができると言い聞かされ、極力触れないようにして来ました。 もしふれたら、じゃんけんをして、チョキを出して勝てば大丈夫、ついでに唾を吐きかけろなどと言われたものです。 これまで、竹と藤の蔓で作っていたバラ用の手作りアーバーを、木製にかえようと昨秋思い立ちました。 裏庭にエビヅルが茂り、直径3〜5cm程度になっているので、曲線部分に使えれば良いのにと思う反面、上述の迷信が気になっていました。 そこでネットでいろいろ調べたところ、薬効はあっても害はないように書かれていました。 この”ウルシ”が”本当はエビヅル”という植物であることも、この時初めて知りました。 |
そして、できあがったのが、この手作りアーバーなのです。 バラが成長して、全面を覆うようになることを夢見ています。 |
と、ところがです。 防腐剤を塗って、ペンキまで塗ったのに、ところどころ芽を出して来たではありませんか。 もちろん根など全くありません。 植物の生命力の強さにビックリしているところです。 この生命力を分けてもらいたいものです。 |
これまでのレポート
<バラと藤の競演 2013.5.5>
<五右衛門川散策道 2013.3.29>
<とんどさん 2013.1.13>