馬鹿みたい

平成14年7月22日



 皆さんからは「いい年になってまだこんな事をしてい るの、馬鹿みたい」といわれるんですが。いまだに30 年前のフォークソングが大好きなんです。僕のお気に入 りは西岡たかしさんの率いる「5つの赤い風船」という 関西のグループなんです。
 30年ぐらい前に解散したんですが、つい4年ほど前に 再結成されて、僕は年甲斐もなくファンクラブに入って いるんです。昨年の7月に赤坂のブリッツでコンサート があったので一番前の席を確保して、名曲の「幻の翼と ともに」とか「まるで洪水のように」なんかに酔いしれ たものでした。30年経ってこれらの曲は僕の心には新 鮮な響きを持って伝わってくるようです。人間って10 代の感性の発達している時に出会ったものが何時までも 50歳になっても、60歳になっても心にこびりついて 行くものなのでしょうか?

 コンサートに集まった50前後のオジサン、オバサンが た皆デレーとした顔で昔の音楽に聞き入ってる姿は僕も 含めて「馬鹿みたい」。 でもね、「馬鹿みたい」でい いんです、そういわれるとこの件については何故か心が 落ち着くんです。 「馬鹿みたい」ついでに7月27日 (土)はNHKのBS2で夜2時間「フォーク大集合」とい う番組に「5つの赤い風船」がでるんです。さあ昔のフ ォーク好きのオジサン、オバサンギターを片手にテレビ の前に集合しましょう!なんて本当に馬鹿みたい。