こちらでは、イラストや漫画ではない、 文書による創作物を公開しています。 とは言え、当面「戯曲版「Die off」」のみですが(^_^; 一応、「Die off」について少し解説を。 元々、自作漫画用の設定として描き始め、 しかし、デザイン画に納得行かず頓挫。 その後、頭の中にあったストーリィイメージを元に、 PS「RPGツクール4」でRPG化。 それにより、物語としての土台が固まる。 更にその後、劇団活動をしていた頃、 自分で演出を務める為の脚本を作成するにあたり、 この「RPGツクール版」を利用。 長さを考慮し、かなりざっくり切った 戯曲版「Die off」の初稿を上げる。 しかし、あまりにも短すぎると判断。 改訂版を執筆するも、今度は長すぎorz といった経緯で製作されたものです。 長らく封印していましたが、昔感想を求めた友人に 「同人小説みたい」と評された事を思い出し(笑) 「同人小説なら、むしろネットで需要あんじゃね?」 とか思い至った次第(^_^; 今思えば、パロディ、オマージュ てんこ盛りなところのみを指しての評価だったかも(^_^; 読み返すと恥ずかしくもあるのですが、 基本的に、自分が楽しいと思える作品を創るのが モットーである為、自分の過去作好きだよな、俺(爆) 取り敢えず、仕舞い込んだままじゃ勿体無いって事で。 ただ、戯曲としてはどうかと思うので、 戯曲っぽい書き方のSSだと思って読んで下さい(^_^; zipファイルの中身はWord文書です。 これの作成にあたり、初めてWordに触れたので、 読みづらかったらご勘弁m(_ _)m もちろん、無断転載禁止でお願い致しますが、 もし舞台化したい、なんて奇特な御仁が居られましたら、 是非ご一報下さいませ。
以下に、ネタバレ解説なんかを。 興味のある方は、「Die off」読後に目を通してみて下さい。
パロディ、オマージュ解説 「Die off」のベースは、 日本ファルコムのRPG「ダイナソア」の影響を色濃く受けています。 私、Valhalossは、幼少時に「ドラえもん」が好きで、 将来漫画家になりたいと志しました。 そして中学時分、「北斗の拳」と出逢って 絵柄や物語の方向性が決まりました。 のち、「ダイナソア」を何度も遊んで、 こんな物語が描きたいと、具体性を得たのです。 背景に暗い過去を持つ主人公、を好むのは、 やはり「ダイナソア」の主人公・アッシュの影響です。 更に、舞台であるダイナスの街、森、城などの配置は、 「ダイナソア」のイメージをそのまま反映させています。 主人公が呼ばれ、土地の時間が止まっている事なども、 「ダイナソア」の記憶に従って盛り込みました。 「Die off」と言う物語は、 「ダイナソア」のオマージュ作品であると断言出来ます。 ……パクリじゃないよ(^_^; 各シナリオ部分、設定、神族、魔族などの世界観は、 ちゃんと自分で時間を掛けて構築したものです。 それに、パロディに関しても、決して情報は調べず、 自分の記憶に残っているものを利用しています。 あくまでも、パロディ元の原作を愛し、 そのファン心理からのパロディ化が正しいと思っているので。 それでは、各要素ごとの解説なんかを。 テヘランの街、ってのは、実在しちゃうんですよね(^_^; 「Die off」が生まれた、今から10数年前には、 中東のテヘランなんて聞いた事なかったです。 ログアウト冒険文庫「TRPG100のシナリオ」(細江ひろみ 編著) と言う本に、ランダムに人名、地名を決める要素がありまして。 その中から、語感の良かったテヘランを採用した訳です。 今じゃ、中東関係のニュースで、よく聞く名前ですよねぇ(^_^; 漫画化に際しては、別の名前に変更すると思います。 んで次、ゼフィランサス、サイサリス、ステイメン。 これは、ガンダム好きなら言わずと知れた名前でしょう。 「0083」に登場の、GP−01、GP−02、GP−03の、 ニックネーム?、コードネームかな? さすがに、3人目をデンドロビウムとはしませんでした(^_^; ゼフィランサスやサイサリスは、確か劇中には出て来ない名前。 ステイメンは、あくまでガンダム部分の名前であって、 通常はデンドロビウムと呼称されます。 なので、もしかしたら、ある程度のガンダマニアでなければ、 知らない知識なのかも知れませんね。 自分は、PS「ジオンの系譜」で知りました。 そうして総合的に判断すると、一般的には 認知度の高くないパロディと言えるかも知れません。 皆死んじゃって、以降登場しないキャラでもあるので、 これはこのままでもOKですよね?(^_^; あ、それと、ヴァルハロスの本名であるジャッキーは、 成龍、の方ではなく、「バーチャファイター」の ジャッキー&サラのブライアント兄妹の方です。 初期設定では、エンジエルではなくサラだったんですよ。 でも、設定が固まってエンジエル(本名・エンジェル)となったので、 ジャッキーだけが残っちゃいました(^_^; 今のトコ、ヴァルハロスのイメージは、ツンツン頭です(^_^; 二重人格(実はちょっと違う)の表現は、「ビリー・ミリガン」から。 特に、「スポット」と言う単語を使ったのは、その影響です。 カサンドラの説明で出て来た「グレイ・カーラ」は、 「ロードス島戦記」の灰色の魔女・カーラ。 サークレットじゃそのまますぎるから、 ネックレスやブレスレットなど、他の装飾品にしようかな。 あとは、吸血鬼「O.D.I(オッドアイ)」と、 その力「世界」は、「JOJOの奇妙な冒険」第三部。 オッドアイはDIOのアナグラムで、 左右で目の色が違う猫を指す言葉。 「世界」はまんまDIOのスタンド、ザ・ワールド21。 実際の能力はもちろん違うものにするが、 描写はスタンドそのものにするつもり。 正体は、自我を失った吸血鬼なので、 ビジュアルイメージは「ヴァンパイア」のデミトリ。 多分、意図的なパロディ、オマージュはこんなものかと。 あとは、ファンタジーワールド全般のイメージに対し、 「ソードワールドRPG」の影響が強いくらいかな? ただ、元ネタの著作権者の文句なら聞く耳あるが、 要は、この「Die off」と言う物語が面白いかどうか、な訳です。 こちらで解説したパロディ、オマージュに気付けなくても、 それは大した問題ではないはずです。 あくまで隠し味で、同好の士としてほくそ笑めれば良いだけのもの。 色々な意味で、生暖かい目で見守って下され(^_^; あなたが「Die off」を読んで、楽しんでもらえたら幸いです。 07`06/27 記す Valhaloss |