秋山―三崎戦はノーコンテストに (スポーツニッポン)  「やれんのか!大晦日(みそか)!2007」実行委員会は22日、秋山成勲(32=フリー)と三崎和雄(31=GRABAKA)の一戦について「ノーコンテスト(無効試合)」の裁定を下した。  昨年12月31日に行われた試合は1ラウンド8分12秒、三崎の左フックから右キックを浴びた秋山がKO負け。  だが、秋山サイドが9日に「4点ポジションでの顔面へのキックで、反則ではないか」と同委員会に抗議文を提出。  島田裕二ルールディレクターらが映像などで確認し、三崎のキックは反則行為として無効試合の裁定を下した。  島田ルールディレクターは「一連の攻撃の流れで起きた行為で非常に判断が難しいが、4点ポジションでの蹴りはルールに抵触していると判断した」と説明した。  注目の再戦について同委員会は「再試合を組むことを約束しない」と消極的だった。  勝利を取り消された三崎はこの日、3月5日の戦極で修斗王者バハドゥルサダとの対戦が決定。  その後は海外のリングに上がるため、スケジュール的にも難しい状況だ。  秋山は23日に会見を行う。 [ 2008年1月23日6時00分 ]