浅間山古墳
群馬県は東国の中では古墳が多く残っている県だそうである。
写真は高崎市南部にある浅間山(せんげんやま)古墳の後円部で、
県内では2番目に大きな前方後円墳であり、
全国規模では49番目となっていた。
天皇陵に比べれば及ぶ術もなく質素なものであるが、
地方でこれだけの規模の古墳を作るのは大変な作業だったのではないだろうか。
後円部の直径は105m、高さは14m弱あるそうだが、
見た目にはそれほど大きくは感じられなかった。
手前の蓮華草が咲いている所は水田として利用されているが、
周囲を取り巻いていた堀の跡だそうである。
後円部の頂部にある樹木はかなり大きくなっているが、
野鳥のねぐらも減っているのでいつまでも残しておいて欲しいものである。
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