SL「わかさ」
蒸気機関車、と言うよりSLと呼ぶ方が一般的となりましたね。
SLと言えば通年運行の山口線や大井川鉄道が有名ですが、
夏休みの時期には各地で臨時運行されることも多いようです。
写真のSLは1981年の夏に国鉄時代の小浜線で撮影したものです。
SL「わかさ」は福井県の敦賀駅〜小浜駅間を往復運行されたもので、
当時舞鶴市にいた私は小浜市郊外の鉄橋でこの写真を撮りました。
小浜線もまだ電化されていない時代でしたが、
SLは単線の非電化区間を走っている姿が一番似合いますね。
なおこの写真では煙は出ていませんが、
「やまぐち号」のように排煙を抑える装置は付いていないので、
焚き方によっては左下の写真のように真っ黒な煙が出てしまいます。
小浜駅を出た直後の写真かと思います。
缶の中の石炭の燃焼が安定するまでは、
このような煙が出てしまうようです。