白馬岳
山好きな人なら誰もが知っていると思われる『白馬岳』です。
この写真は山頂から小蓮華山を経て白馬大池へ向かう途中で撮ったものですが、
右のなだらかな斜面は富山県、左の急峻な崖は長野県になります。
この対照的な山容が、白馬岳の魅力の一つであると言えるでしょう。
登ったのは昭和56年7月下旬でしたが、大雪渓は行列となっており、
2時前に着いたキャンプ指定地は超満員、
残っているのは石がゴロゴロした斜面だけでした。
しかし白馬岳への登山者は大雪渓往復が殆どのようで、
白馬大池を過ぎて乗鞍岳を通過する頃には、
霧の影響もあってか、行き交う人は殆どいませんでした。
右手遠方に霞んで見えるのは、
剣岳と立山連峰となります。