いざ!海へ!
進水式の写真は見たことのある人も多いかと思いますが、
その殆どはシャンパンが船首に当たって割れ、
薬球も割れて船が滑り出す瞬間の写真ではないでしょうか。
動画では海に入るまでの映像もありますが、
遠くなるので詳細は分からないことと思います。
この写真は1981年9月に舞鶴で進水した防衛庁の観測艦ですが、
行き足は残っていますが既に安定した状態となっています。
進水は船にとって華やかな一瞬でもありますが、
同時に転覆や船体破損の可能性も潜んだ危険な作業でもあります。
海面が狭い場合には対岸への影響を避けるためにブレーキをかける必要がありますが、
舞鶴湾ではその心配は全くありませんでした。
進水式は船の一生に一度だけのものですから、
やはり晴天の下で行なうのが最高ですね。