波濤を蹴って
しらゆき艦首.161KB  若狭湾で行なった「しらゆき」の速力性能試験時に撮影したもので、 若干のうねりはあったものの風浪は殆どなく、 試験のためには好ましい海面状況だった。
 うねりが小さいとは言っても30kt(≒56km/h)以上の全速力で走っているので、 タイミング良く突っ込むと船体が身震いし、 艦首には派手な水飛沫が発生する。 本艦型はそれほど大きなフレアーもナックルもないが、 凌波性能は悪くはなかったと思う。 なお砲口の前に見える小さな水飛沫は、 錨鎖用のホースパイプから噴き上げたものである。
 手摺の影の長さから夕刻であることが分かるが、 艦は北に向かっているようでまだ帰途には着いていない。 日立造船舞鶴工場では試験海面が近かったので、 殆どの試験が日帰り可能であった。

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