艦長室を出る

11月20日(土)ジャスミン
 ジャスミンの蔓が母屋の電話線に絡まるようになったので、 余分な蔓を切り落とすことにした。 表面は葉が茂って緑豊かであったのだが、 球状になった葉の内部は枯れた古い葉で一杯となっていた。
 蔓植物だから上手く切れば成形も出来るのだろうけれど、 こんがらかっていて手の付けようがない。 まあ何年間か放っておいたのだから、当然のことなのかもしれない。 結局は根元の部分を残すだけで、その殆どを切ってしまう結果となってしまった。 来年も枯れることなく蔓を延ばしてくるだろうけれど、 今度はきちんと手入れをすることにしよう。
 ついでに離れの自分のジャスミンも処理することにしたが、 やはり状況は似たようなものである。 しかし蜂の巣が2つも出てきたのには驚いた。 どちらも古い巣で蜂はいなかったが、 恐らく新しい蔓が伸びてくると蜂も巣に出入りできなくなり、 古い巣は放棄してしまったのだろう。 今年は向かいの物置の屋根裏に巣を作っていたが、 案外この古い巣に住んでいた一団かもしれない。 その蜂も巣を放棄していなくなってしまった。 アシナガバチも若干危険な存在であるとは言え、 居なくなってしまうと寂しいものである。
 
10月2日(土)ぐり茶
 う〜む、どうやら私は本当に日記を書くには向かない人間のようである。 日記代わりにと思って作ったこのコーナーなのだが、 気が付けばもう2ヶ月以上経っている・・・
 昨日、緑茶が切れたのでスーパーで物色していると、 嬉野「玉緑茶」と言う製品が目に付いた。 「たまりょくちゃ」と読むのか「ぎょくりょくちゃ」と読むのかは知らないが、 裏面の説明を読むと「別名『ぐり茶』とも呼ばれる」と書いてある。
 「ぐり茶」に関しては、熱海駅でペットボトル製品を買ったことがある。 かなり渋めのお茶なので印象に残る製品だったが、 自動販売機やスーパー・コンビニで見たことは無い。 「ぐり茶」と言う名前に興味があったので購入して飲んでみたが、 煎れ方が悪かったのか、それ程渋いお茶ではなかった。
 インターネットで「ぐり茶」について調べてみると、 正式名称は「釜炒り玉緑茶」と言い、煎茶とは若干製造過程が違うと言うことだ。 やはり日本では佐賀県の嬉野地方が発祥の地らしいが、 東日本では伊豆半島の名産となっているようである。 しかし私が購入した製品の製造者はどちらでもなく、 大阪府高石市となっている。
 まっ、深いことは考えず、それなりに飲めれば良い。 お茶の味に敏感な訳ではないし、値段的にも普及品なのだから。
 
7月20日(火)
 東京では気温が39.5℃となり、記録更新とかで騒いでいる。 晴天と南方からの高気圧、そしてフェーン現象が重なったことに加え、 コンクリート化された都会構造、ビル等から排出される冷房排気や人いきれにより、 ぐんぐん気温が上昇しました・・・おいおいちょっと待ってくれ、 人いきれより自動車排気の方が遥に影響が大きいんじゃないのかね? NHKは『公共』放送なのだから、 スポンサーに気兼ねすることなく正確に放送してくれよ。
 一方、地球の反対側フランスでは冷夏のようである。 早朝(昨日深夜?)のツール・ド・フランスの放送によれば、 毎日のように落車事故が発生しているようである。 古い石畳のコースも難所かと思われるが、 やはり連日の雨と低温が影響しているのだろう。 有料放送では連日見られるようだが、無料の地上波では、 8月に後半の総集編が放送される予定である。

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