< Xubuntu のライブUSB 作成手順 >
1.Xubuntu 14.04 ISOファイルをダウンロードする。
2.DVD作成ソフトでインストールDVDを作成する。
3.インストールDVDによりXubuntu 14.04 をUSBメモリにインストールする。
4.ライブUSBでXubuntu を実行する。
<概要>
Xubuntu 公式サイトから Xubuntu のisoファイルをダウンロードして、
インストールDVDを作成します。 次に、インストールDVDから Xubuntu のライブUSBを作成します。
今回は、今までWindowsXPで使用してきたPCでも使用できるように
Ubuntu 14.04 よりも必要スペックが軽量な、Xubuntu 14.04の32bit版を使用しました。
1.Xubuntu 公式サイト (ここから Xubuntu のISOファイルをダウンロードする)
Xubuntu 公式サイトからダウンロードする。
@.Get Xubuntu 項の
「Download Now !」 をクリック
↓
A.Mirror downloads 一覧内の
「United States 」 をクリック
↓
B.xubuntu-14.04-desktop-i386.iso
(今回は、xubuntu 14.04 32bit版) を選択して
クリック、ファイルをダウンロードする。
※ここでバージョンを選択できる。
2.ISOファイルからXubuntu のインストールディスク(DVD)を作成する
DVD作成ソフトを使用して、ダウンロードしたXubuntu のISOファイルをDVDに書込み、インストールDVDを作成します。
ここでは、「ISO Workshop」を使用しています。
@.書込む元ファイルの指定:Loadをクリックし
Source
image file:にxubuntu-14.04-desktop-i386.iso
(ダウンロードしたISOファイル)を指定。
A.書込む先のDVDを指定:
Destination:に書込用DVDを入れたDVDドライブを指定。
B.「Burn」ボタン をクリックする。
左図のようにDVDへの書込みが始まります。
3.インストールDVDによりXubuntu 14.04 をUSBメモリにインストールする。
作成したインストールDVDをPCで起動すると次の画面が表示されます。
3−1.ようこそ 画面
インストールDVDを立ち上げると、左図のように、「ようこそ」画面が表示される。
左の窓から
@.「日本語」を選択し、
日本語表示にしてから
A.「Xubuntu をインストール」ボタンをクリックする。
すると、次の画面が表示される。
3−2.Xubutu のインストール準備 画面
Xubuntu のインストール準備 の画面が表示される。
@.Xubuntu をインストールするUSBをPCに挿入する。
A.画面に従い、必要な項目にチェックを入れる。
・ インストール中にアップデートをダウンロードする。
・ サードパーティのソフトウェアをインストールする。
B.
「続ける」ボタンをクリック。
★ここからの設定はとくに注意!間違うとパソコンが動かなくなるかも。。
3−3.インストールの種類 画面 (★設定注意!)
コンピューターにはWindows XX がインストールされています。どのようにしますか?
→ 「それ以外」 を選択
ここからは設定に注意、間違うとPCが動かなくなるかも知れません!
USBにインストールするので、「それ以外」を選択する。
3−4.インストールの種類 画面 → USBのパーティションを編集 (★設定注意!)

USBにスワップ領域を追加。(1GB設定するときの例)

1) ブートローダをインストールするデバイス:を指定
・ USBを指定する。左図では、
/dev/sdb TOSHIBA TransMemory (15.5GB)
2) USBのパーティションの編集をする。
@.USBを指定してハイライトし、
「新しいパーティションテーブル」ボタンをクリック。左図では、
/dev/sdb
A.USBにスワップ領域を追加 (左図参照)
・ 空き領域を指定してハイライトする。
・ 1000MG、基本パーティション、スワップ領域
/dev/sdb1/swap
B.USBにext4領域を追加
・ 空き領域を指定する。
・ 残り全部MB、基本パーティション、ext4
・ マウントポイント「/」、
/dev/sdb2/ext4
注意)PCの構成により /dev/sdx の部分は変わる。
3−5.インストールの種類 画面 → USBにインストール (★設定注意!)
インストールするエリアを指定する。
@.USBのエリアのext4を指定
インストールするエリアをUSBのext4にしハイライトする。左図では、
/dev/sdb2/ext4
A.ブートローダをインストールするデバイス:が
USBになっていることを確認→左図では、
/dev/sdb TOSHIBA TransMemory (15.5GB)
★@ A ともにUSB領域であることを確認する。
B.「インストール」ボタンをクリック
3−6.どこに住んでいますか? 画面
「インストール」時に表示される画面は次のとおり。
会話形式に適時、項目を設定して行く。
□ どこに住んでいますか? →Tokyo
□ キーボードレイアウト →日本語
□ あなたの情報を入力してください →
・あなたの名前
・コンピュータの名前
・ユーザー名の入力
・パスワードの入力
□ ありがとうございます!
3−7.ありがとうございます! 画面。この画面からインストール完了までは下のインジケータを参照
□ ありがとうございます!画面
ここからインストール完了までは、画面下に表示される青いインジケータを参照ください。
結構時間がかかる。
インストールが終了したら。インストールDVDを取り出し、一旦終了させます。
4.ライブUSBでXubuntu を実行する。
4−1.インストールが完了し、USBから立ち上げた時の画面
USBへのインストールが完了し、ライブUSBからXubuntu を起動するときは。
@.PCにライブUSBを挿入。
A.PCの電源をON
B.PC起動後、F12キーを押下
C.boot デバイスに「USB Strage device」を選択
D.USBからXubuntu が起動する。左図参照。
4−2.メインメニュー画面 (ここからいろいろなアプリを選択できる)
左上のねずみアイコンをクリックすると、左図のとおりメインメニューが開き、各種アプリを実行することができる。
@.最初にソフトウェアの更新を行う。
Xubuntu の更新が行われる。→少し時間がかかる。
■Ubuntuソフトウェアセンターで次のアプリをインストールする。無料のものがたくさんある。
A.日本語環境をインストールする。
IBus-Anthy
B.オフィスソフトをインストールする。
LibreOffice
C.ミュージックソフトをインストールする。
Rhythmbox
D.ゲームをインストールする。
これで、日本語でネットワーク検索ができ、
音楽を聴きながらカードゲームができるようになった。
この環境をUSBで持ち歩くことができる。。
以上
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■LinuxをUSBメモリから起動させる。起動PCに変更なし。にこだわってみました。■
Xubuntu 14.04 をUSBメモリにインストールし、USBからXubuntu を起動する手順を紹介します。
使用する備品: DVD-R(またはDVD-RAM) ,USBメモリ16GB以上