大きく分けて、T-Suiteは三つの機能を持っています。
1. オートシフトを無効に。(Block Auto-Shifting)
行頭、文頭で自動的に大文字になるやつですね。
気にならない人は気にならないのですが、気になる人は嫌みたいです。
2. メニューおよびコマンドツールバーのキー操作を可能に。(Wing Menu)
Tungstenは5Wayで、clieはJogでメニューの操作がきますが、コマンドツールバーの操作はできないのでした。
これができると、意外と便利ですよ。
外部接続のキーボードでも操作可能になるので、キーボードから手を離さずに多くの操作ができるようになります。
それから、5-Way、Jogなどの本体装備のキーでメニューおよびコマンドツールバーを呼び出すことができるので、画面をタップする回数が激減という効果も。
※Zire21ではこの機能に制限があります。
※Zireをお使いの方は直接メールにてご連絡ください。用意します。
3. FEPのモード切替を拡張。(FEP Toggle)
主に、日本語版ではない機種向けの機能で、[日/英]、[あア]および[変換]のシルクボタンをタップすることと同様の動作を、コマンドストロークと組み合わせることでできるようになります。
T-Suite を起動し、有効にしたい機能にチェックを入れて、[ON]を選択して[Done]で有効になります。
各機能の操作方法については、
をタップして表示される説明を見てくださいね。
FEPのモード切替のために、コマンドツールバーにボタンを追加する機能があります。設定は
をタップして開くダイアログで行ってください。
※コマンドバーに表示するボタンのリソースがインストールされていない場合、
は表示されません。
ボタンを挿入する場所は選択できるようにしてあります。
例えばDALauncherをお使いの場合は、適宜設定すると、DALauncherで追加されるボタンの位置が変わりませんので、お好みに合わせて設定してください。
Add Btns if Backlit. is
ON
にチェックを入れておくと、バックライトが ON の時だけボタンが追加されます。
※この設定は、OS3.5〜4.xを搭載した機種だけ表示されます。シルクエリアの照明が無い機種で、夜間の文字入力時にのみ使用したいというときにこの設定にしておくと便利かな？
ちょっと目玉機能であるコマンドツールバーのキー操作について説明を。
Toolbar Hwr-Key Control を有効にしていると、
通常は
こんな表示であるのが、
こういうふうに色が変わります。
見た目は色が変わっているだけですが、5-Way、Jog などを操作してみてください。
具合はいかがですか？
Auto Enable after Reset
にチェックを入れておくと、リセット後に自動的に有効になります。
※ホットシンク後、リセットされますが異常ではありません。
OS3.5~4.x 搭載の機種
T-Suite.palm.prc を通常の HotSync でデバイスにインストールしてください。
FEP切換え用のボタンを表示したい場合は、T-Suite.FEPBtn.palmLo.prc もあわせてインストールしてください。
※Zireをお使いの方はご連絡ください。用意します。
OS3.5~4.x 搭載のclie
T-Suite.sony.prc を通常の HotSync でデバイスにインストールしてください。
FEP切換え用のボタンを表示したい場合は、T-Suite.FEPBtn.palmLo.prc もあわせてインストールしてください。
Tungsten|W
T-Suite.TW.prc を通常の HotSync でデバイスにインストールしてください。
FEP切換え用のボタンを表示したい場合は、T-Suite.FEPBtn.palmHi.prc もあわせてインストールしてください。
OS5.x 搭載の機種
T-Suite.Palm5.prc を通常の HotSync でデバイスにインストールしてください。
FEP切換え用のボタンを表示したい場合は、T-Suite.FEPBtn.palmHi.prc もあわせてインストールしてください。
※Zire21はメニュー操作に対応していません。解決策が見つかれば作ります。
OS5.x 搭載のclie
T-Suite.sony5.prc を通常の HotSync でデバイスにインストールしてください。
FEP切換え用のボタンを表示したい場合は、T-Suite.FEPBtn.palmHi.prc もあわせてインストールしてください。