~ 海辺で乗馬体験 Part2 ~
<文責:女王様1号>
伊豆下田での「海辺で乗馬体験(3Qs’Try10参照)」から早3年。 2005年のGWを前に再び初心者でも海岸で外乗OKな乗馬クラブを見つけたので、行ってみることにしました。
他にも「いわしの町・九十九里」(というキャッチコピーらしい (^^;)の体験ポイントを日帰りでいくつか回ったのでご紹介。
★ 菅原工芸硝子(http://www.sugahara.com/) ★
乗馬再びの前に、まずはガラス工芸に挑戦して「女王様の沖縄サミット報告」工芸体験編のリベンジを目論む1号(?)。
体験教室の申し込みは、小綺麗なショップ奧のレジにて。吹きコースとのばしコースがあり、吹きコースはさらに一輪挿し、グラス・小鉢、手付きグラスの3コースに分かれていて、値段も少しずつ違う。 1号は、沖縄での吹きガラス体験の失敗がトラウマとなっていたので(笑)、今回はのばしコース2,100円にチャレンジ。 のばしコースの中でも作れるものは灰皿・お皿など7種類くらいあるのだが、やはりここはコレしかないでしょう!とビールジョッキをチョイスした。受付をしてくれたおばちゃんの案内で工場の2階に連れて行かれる。建物内には「撮影禁止」「ガラス関係者の立ち入り禁止」などの貼り紙が。産業スパイに神経を尖らせているのか?(体験中の写真を撮るのはいいが、関係ない設備とかを撮るのはイカンらしい)
体験客がやって来ると、揃いのTシャツで作業していた職人さんたちが手を休めて対応してくれる。工場内の規模も職人の数も、沖縄でガラス工芸体験をしたところより本格的。ショップの中や工場見学にも予想外にたくさんの客がいたし。
ここで今度は出来上がりサンプルを見ながら7色くらいからガラスの色を決める。1号が選んだ色は薄い水色に見えるが、「銀色」と言われたような…。
そして簡単に説明を受け、腕カバーと軍手を装着したら、いよいよ作業開始。ジョッキの場合は、まず職人さんが熱々のガラスの固まりを薄く丸く整え、それを円筒の上に乗せてくれる。 そうしたら渡されているヘラを使い、ジョッキの側面になる部分をペタペタと下に向かってのばす(右上写真参照)。のばし終わったら職人さんがジョッキを円筒から外し、取っ手をくっつけてくれるので、今度はヘラを丸い棒に持ち替えて、取っ手の内側部分が平らになるように上下させる(左写真参照)。
これにてあっというまに全作業終了。所要時間5分足らず。ガラスはそれほど必死でのばさなくても重力で自然に下に垂れてくるし、職人さんが一緒に作業しながらフォローしてくれるので(というか放っておいたら全部やってくれそうな勢い)簡単です。 吹きガラスに比べて失敗確率も低い(笑)。この後ゆっくり冷却するという工程があるので、作品の受け取りは3時間後。1号は乗馬体験の後に取りに行ったが、送料+梱包料315円で発送もしてくれる。
さて肝心の出来上がりは? もちろん若干の傾きやゆがみはあるが、ヘラのタッチがナチュラルなゴツゴツ感を出していてなかなかGoodではないかと(右下写真参照)。 ただ結構大きくて重量もあるので、中にビールを注いで持ったら手首を痛めるんじゃないかと心配だ(今のところ未使用)。
★ 浜料理かずさ(http://www.internet-ex.com/kazusa/) ★
九十九里の名産は、町のキャッチコピーにもなっている「いわし」。至るところにある街灯にもいわしのオブジェがついていて(左上写真参照)ちょっと怪しい(笑)。
片貝漁港周辺にはいわし料理をメインにしている料理屋も多数あるので、その中の1軒であるこのお店にて昼食を摂ることにした。いわし料理を満喫したい!という方にオススメ(らしい)のがいわしセット 2,650円(下写真左2枚参照)。いわしの刺身・ごま漬け・骨せんべい・天ぷら・さんが焼き・塩焼き・蒲焼きにご飯&お椀が付く超豪華セットである。 お椀の中味はもちろんいわしのつみれ。これでもかこれでもかと心ゆくまでいわし尽くしを堪能できる。
一方、左下写真右2枚はいわし寿司 1,300円とさんが焼き 750円。寿司はネタが新鮮なので美味。セットにも入っていたさんが焼きというのは、いわしのミンチを味噌で味付けして焼いたハンバーグのようなもの。 いわしっぽさはなく、「お魚が嫌いなお子さんも食べれます!」という感じ。なお、この店のホームページにあるクーポン券でソフトドリンク(といってもウーロン茶限定だった)が無料になります。
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★ サンシャインステーブルス(http://www.sunshine-st.com/) ★
午後2時から、いよいよ本日のメイン・イベント「海辺で乗馬」。ビギナーズトレイル(基本レッスン+ミニトレイル)60分10,000円のコースを予約済み。
このサンシャインステーブルスはウェスタン乗馬クラブということで、建物内にテンガロンハットやライフル銃が飾ってあったりして西部劇をイメージしたような雰囲気。 いろんな映画やミュージシャンのPVなどの撮影にも協力しているようで、そのときの模様を撮った写真アルバムが置かれていたりする。
申込書&アンケートを書き終わると、ジーパン&スニーカー姿のままでいきなり乗馬開始。以前「海辺で乗馬」を体験した伊豆下田乗馬クラブはブリティッシュ・スタイルで、ブーツをはいたりヘルメットをかぶったりしたのだが、そういうのは一切ナシ。 格好にこだわらず、ワイルドに乗るのがウェスタン・スタイル(なのか?)。
最初はまず馬場で練習。この回の体験者4名がそれぞれ馬を割り当てられ、並足で歩かせたり、曲がったり、止まったり。1号の乗ったアクセルは、前の馬のすぐ後ろについて歩きたがり、間隔を保つのが難しい。 もうちょっと練習するのかなーと思っていたら、10分足らずで終了して早速海岸に向かうことに。こういった「習うより慣れろ」な感じがウェスタン・スタイル(なのか?)。指導係の女性(もちろん馬に乗っている)の後に1列に続いて、一行は海岸を目指した。途中、両側に雑草の茂みが迫っている箇所を通るのだが、実はここが予想外の難所。 不意にアクセルが首をぐーっと下に向けたので、非力な1号は手綱を引っ張られて前につんのめりそうに。見るとアクセルは文字通り「道草」を食っているではないかー! アクセルの首を上げさせるには渾身の力で手綱を引っ張らなければならず大変だった。 こういうときは腹を蹴って加速させ、とにかく急いで通り抜けるのだそうである(指導係談)。
ようやく海岸に着いて、波打ち際をポクポクと散策。前回の弓ヶ浜では、1号の乗った馬は海の中に入るのがあまり好きではなかったのだが、アクセルは平気で海の中に入っていた。馬の背からは眺めも良く、気分爽快!
ただ、波打ち際を往復したりすることはなく、そのままぐるっと方向転換。あくまでも「1周コースの途中で海岸も通りました」という感じでちょっと物足りない。 草の生えた砂山を上り下りしつつ、乗馬クラブへ戻る。下り坂では、高さがある分、大した傾斜でなくてもかなり前のめりに感じられてスリル満点(?)。 復路では、うまく手綱を操って馬の首を進行方向にキープし、道草を食われることなく無事帰着した。
前回の乗馬体験と比較してみると、今回の方が「お試し体験」という色合いが強かった。前回は結構スパルタ指導だったけど、今回は「厳しいことは言わないから乗馬に親しんでね」的なノリ。 筋肉痛にもそれほどならなかった。だから順序としては、馬場などで引き馬→サンシャインステーブルス→伊豆下田乗馬クラブと体験した方が、充実感を味わえるかも。
あと1つ残念だったのは、「どういうのがウェスタン乗馬なのか」というような説明がまったくなかったこと(あっというまに乗馬開始なので聞いているヒマもなし)。 素人目にもウェスタンっぽいぜ!と思ったのは、指導係の女性の靴のかかとに拍車がついていたことでしょうか。あと、別のスタッフの女性がずーっと口笛を吹き鳴らしていたのもウェスタンっぽかった? そうそう、サンシャインステーブルスのホームページはウェスタン・ミュージックが流れるので、職場からのアクセスにはご注意ください(笑)。
(右写真は乗馬終了後のアクセルと1号。デジカメの電池切れで乗馬中の写真が撮れなかったのも個人的に残念。)
★ オーシャンスパ九十九里(http://www.taiyounosato.co.jp/) ★
いったん菅原工芸硝子に戻ってできあがったジョッキを受け取ってから、九十九里沿いを南下。乗馬で疲れたカラダを癒すため、宿泊もできるスパ施設・オーシャンスパ九十九里へ。 入館料はバスタオル・フェイスタオル・館内着付きで2,100円(ホームページに1割引クーポン券あり)。
まずは1Fの大浴場&露天風呂に入り、いくつもの浴槽を一通り渡り歩いてみたが、露天風呂は周りの樹木の葉っぱなどが湯に浮かんでいるのがイマイチ。温度は熱すぎずぬるすぎずでグー。ひと休みしてから、今度は砂風呂を体験してみる。これは別料金で840円(チェックアウト時に精算すればOK)。 受付で渡された浴衣風の砂風呂着に着替えて、砂が満たされた細長くて浅いプールのようなエリアに行くと、バイトのにーちゃんがスコップでサクサクと穴を掘ってくれる。 穴に横たわると、にーちゃんが今度は首から下全体に砂をかけていって一丁上がり。砂風呂着の背中にはセーラーカラーのようなものがついていて、これを引っ張り上げて敷いた上に頭を乗せるので、髪に砂がつくことはない。 胴体の上にかけられている砂の厚みは5cmくらいでそんなに重くないが、両腕部分の上はもっと厚みがあるので圧力を感じる。
目安の時間は15分(希望者は延長も可能らしい)。最初は暖かくて気持ちよく、眠りそうになるが、10分を過ぎた頃からは汗ダラダラ状態になり、サウナも苦手な1号は早く出たくなる(笑)。 腕も全部埋まっているので、顔の汗を拭けないのがツライ。
15分経ったところで声をかけてくれるので、自力でゆっくり起きあがって、しばらく座ったままの状態でリハビリ(?)。多分、急に立ち上がると貧血を起こしたりする人もいるのだと思われる。 さらに5分くらい経ってから立ち上がり、シャワールームで砂を洗い流して終了。老廃物が汗と共に排出されてツルツルお肌になった…かどうかは定かでない。 (^^;この他、2Fに各種エステ&マッサージコーナー(バリ式・韓国式・タイ式など。もちろん別料金)があったり、屋上には水着着用で入るプールやジャグジーもあるので、地元のおばちゃんたちなどは丸1日のんびりしに来ているようでした。