エジプト観光編

< 第3日(前半) ルクソール東岸観光 >

◆◇◆ ルクソールへ ◆◇◆
 この日は朝1番にルクソールへ移動。ルクソールは1泊のみなので、スーツケースはギザのホテルに預けたまま。 女王様1号はこの時「中荷物用バッグ(「GO GO GREAT BRITAIN!」で言うところのマナーハウスバッグ)」を持っていってなかったので、適当な袋で代用せねばならず苦労した。
 ルクソールまではエジプト航空で1時間弱。出発が30分以上遅れたが、この程度なら上出来らしい。 搭乗券のアバウトさ(チケット用紙に座席番号の書かれたシールが貼られている)と、機内の壁紙が壁画模様(?)でエジプト気分を醸し出しているのが面白かった。

 そうして降り立ったルクソールの印象は…
  ・ガラベーヤ(民族衣装)を着ている人やロバ車の割合が高い
  ・やっぱり暑い
 翌日教えてもらったところでは、この日の最高気温は摂氏45度。ただし、日射しは強いものの、空気がカラッと乾燥しているので、日本の夏のような(ピラミッドの中のような?)辛さはなかった。
 なお、日本人ガイドはカイロから同じ人が同行しているが、エジプト人ガイド兼運転手はカイロとは別の人に交代。


◆◇◆ 柱・柱・柱… ◆◇◆
 宿泊するホテルに立ち寄って中荷物を置いてから、ナイル川東岸観光に出発。見所はなんと言ってもカルナック大神殿。 女王様1号がエジプトで1番見たかったのがここなのだ。
 両側に狛犬ならぬ狛ヒツジがたくさん並んでいる参道を通り抜けて大神殿の敷地内に入り、ガイドさんの解説を聞きながら、メインの大列柱室へ。
参道の狛ヒツジ
開花式パピルス柱  そこはまさに巨大な石柱が林立する空間。1本の高さが十数メートル、直径が2メートル近くか? 柱には←開花式パピルス柱閉花式パピルス柱→の2種類がある(上部を見れば一目瞭然)のだが、どちらにもこれでもかというくらい深々とヒエログリフが刻まれている。 前に彫られていた王様の名前の上から自分の名前を彫ったりした王様もいるらしい。 (^^; 閉花式パピルス柱
大列柱室 色がわかるかな?
 柱の下の方はすっかり石本来の色に戻ってしまっているが、上の方をよく見ると、当時の着色が残っている部分もある。柱ではなく、周囲の壁にはレリーフが施されていたりもした。
ハトシェプスト女王のオベリスク  大列柱室以外のチェックポイントとしては、ハトシェプスト女王のオベリスク(上部が金色)同女王の壁画(女王の死後、彼女にずっと実権を握られっぱなしだった息子が憂さ晴らしに(?)王名を削り取った上、壁で囲って見えなくしてしまった…のだが、そのおかげで後世まで綺麗に残っている。 きっとそれを知ったら彼はとほほなことであろう)、触りながら周囲を7周すると幸運が訪れるというスカラベ像(とりあえず一行全員で回ってみた)など。

 さらにカルナック大神殿の付属神殿であるルクソール神殿を見た後、みやげ購入タイム&名物ハト料理の昼食で午前の部は終了。 このハト料理(正しくは一緒に出てきたサラダ類が真犯人と思われる)が女王様1号の腸デストロイヤーになることをまだ本人も知らない…。 (^^;


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